高校生が監督・脚本を担当する「十七歳」に出演が決まった時のお気持ちは?
素直に嬉しかったです。同じ年齢の女の子が監督・脚本と聞いて、どういう現場になるのか想像がつかなかったですし、(ロケ地の)福井県も日本海側に来るのも初めてだったので、とても楽しみでした。
「十七歳」の台本を読まれたご感想は?
初めて読んだ時に一つ一つのシーンが自然と頭に浮かんでくる感じがしました。この気持ちを表現するときに、こういう言葉を使うんだって、勉強になることも多かったですし、言葉の使い方が大人すぎて、私と同い年の女の子が書いたなんて信じられませんでした。
監督・脚本の青山ななみさんの印象は?
初めて監督をやられるのに、アングルとかリアクションの取り方とか、細かい指示の出し方がプロっぽくて、本当に同い年?と思ってしまうほど、すごいなって思いました。
撮影現場の雰囲気はいかがですか?
新しい感じがします。みんなで監督を支えていて、でも監督はみんなに甘える訳でもなく、自分が思っていることをちゃんと言葉にして伝えてくれるから、自分がお休みのカットでも、撮影現場に居たい気持ちになります。
「十七歳」で印象に残ったシーンやセリフはありますか?
音楽室でハジメに「私、ここで待っているから」というシーンが個人的には好きです。先生がいなくなった後のハジメを支えるような「待っているから」という言葉はすごくいいなと思いました。
ドラマやCMなど多方面でご活躍中ですが今後挑戦したいお仕事ってありますか?
今すぐではないですけど、もっとお芝居の力がついたら舞台に挑戦してみたいと思っています。
視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
青山監督の頭の中を、リアルな17歳が見ている景色を見ることができると思います。私も完成がとても楽しみです。是非ご覧ください。