“BOØWYのレパートリーすべてを演奏する”というコンセプトのもと、
1987年7月31日 神戸ポートアイランド・ワールド記念ホールと8月7日 横浜文化体育館の2会場、2夜限定で行われたライブ。
『“GIGS” CASE OF BOØWY』は、まさしく絶頂期であったBOØWYが、“最強のライブバンド”であることを世の中に知らしめたライブ。初期曲から最新曲までの集大成ともいえる内容は大きな反響を呼んだ。
しかしこのライブの約4カ月半後の12月24日にBOØWYは“解散宣言”をすることとなる。
誰も知らなかった、突然の解散宣言。1987年12月24日。
当時、名実ともに日本No.1のロックバンドとなっていたBOØWYの全国ツアー「DR.FEELMAN’S PSYCHOPATHIC HEARTS CLUB BAND TOUR」の最終公演となった12月24日の東京・渋谷公会堂(現在は改装中)の模様を記録したライヴ映像作品。
この日をもって、日本のトップにのぼりつめたばかりのBOØWYは、その短い歴史に終止符を打った。絶頂と悲しみを同時に体感したこの日、クリスマスイブの渋谷公会堂は日本ロック史で永遠に語り継がれることとなった。