渡辺裕之/田中美佐子/中尾彬/小川範子/江波杏子/谷本重美/吉村英哉
長塚京三/芦川よしみ/佐藤仁哉/内田朝雄 ほか
86年に放映された昼の連続ドラマの金字塔。「愛の嵐」を見ずして昼ドラは語れない!!
昭和2年、春。甲府西郡、白部村の大地主、三枝伝右衛門(中尾彬)は、商用先の横浜で自分のカバンを盗もうとした孤児(皆川鉄也)を、事の成りゆきで三枝家へ連れて帰った。伝右衛門はその子の風貌が2年前に亡くした次男の猛に似ていると思い、力になろうとするが、妻の絹(江波杏子)は、その子が伝右衛門の隠し子ではないかと心穏やかでない。絹は伝右衛門に横浜の愛人、琴子(奈良富士子)がいることを知っていたのだ。
伝右衛門の二人の子のうち、10歳の文彦(本山真二)は、素性の知れない、名前も名乗ろうとしないその孤児を毛嫌いし、辛くあたった。が、妹のひかる(小泉朋子)はなぜかその子になつき、その子に亡き兄と同じ「猛」という名前をつける。
そんなとき、猛が実は「愛育園」という孤児院を脱走した、「川端捨松」という子どもであることがわかった。自分の素性を知られた猛は、一旦は皆の前から姿を消すが、やはり三枝家へ戻ってきてしまう。伝右衛門とひかるが忘れられなかったのだ。
どうしても猛のことが好きになれない文彦は、猛に泥棒の罪をきせ、追い出そうとした。が、その策略を猛に見破られ、いつまでも三枝家にいられるよう伝右衛門に頼め、と反対に脅迫される。
そんな折、「愛育園」の園長、野村(村上幹夫)が突然猛を引きとりにきた。観念した猛は、孤児院に戻るというが…。
※放送内容、放送時間は予告なく変更される場合がございます。
渡辺裕之/田中美佐子/中尾彬/小川範子/江波杏子/谷本重美/吉村英哉
長塚京三/芦川よしみ/佐藤仁哉/内田朝雄 ほか