欧州サッカー四大リーグ・セリエA
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前人未踏の10連覇へ!
進撃を止めないイタリアの”絶対王者”
世界でも類を見ない激戦の歴史を紡いできたセリエAにおいて、これほどまでに王位を独占し続けるチームはいなかった。成し遂げたリーグ9連覇という数字は、欧州4大リーグを見回しても史上最高記録として今もなお更新中だ。今のユヴェントスはそれほど別格の強さを誇っている。
チームの最前線には世界最高のストライカーのC.ロナウドが君臨。洗練された守備戦術を誇るセリエAで昨季は33試合出場で31ゴールを量産し、今季もここまでチーム最多得点を記録。ますます研ぎ澄まされる決定力とカリスマ性で絶対王者の顔としてユヴェントスを牽引している。
さらに、今季は新たな「ユヴェントスの顔」に注目だ。新監督に就任したピルロである。2017年の現役引退までサッカー界の”マエストロ”(芸術家)として、イタリア代表やセリエAのビッグクラブで稀代の輝きを魅せた超レジェンドが、古巣の指揮官としてセリエAの舞台に帰還したのだ。
”貴婦人”の愛称で親しまれるユヴェントスが、その力強さと優雅さで前人未踏のリーグ10連覇へ突き進む。
いよいよ覇権奪還か?!
期待高まる”ロッソ・ネロ”の逆襲!
セリエAでNo.1の名門といえば、赤と黒”ロッソ・ネロ”をクラブカラーとする「ACミラン」を思い浮かべる人も多いだろう。
バレージ、ファンバステン、マルディーニ、シェフチェンコ、カカ、ロナウジーニョ…挙げればキリがないほどに歴代のスター選手を擁し、幾度となくヨーロッパチャンピオンにも輝いていたミラン。しかし近年はヨーロッパはおろかセリエAの舞台でもインパクトを残せていない。12/13シーズンの3位を最後に4位以上でシーズンを終えたことはなく、UEFAチャンピオンズリーグの舞台からも遠ざかってしまっているのだ。
だが、この20/21シーズンは復権への期待が高まっている。第6節終了時点で5勝1分の首位を走っているのだ。注目は何と言ってもスウェーデンの生きる伝説イブラヒモヴィッチ。39歳になった今も相手を圧倒する強靭なフィジカルとアクロバティックなプレーは全く衰えを見せず、セリエAの得点ランキングでトップ争いを演じている。
”王様”イブラヒモヴィッチが咆哮をあげ、名門ミランが覇権奪還に名乗りを上げる。
スクデットに飢える名門!
多国籍タレント軍団が捲土重来を期す!
イタリア・ミラノを本拠とし、ミランと双璧をなす欧州屈指の名門といえば「インテルナツィオナーレ・ミラノ」略称インテルだ。
伝統的に世界各国から多くの実力者を集め、強大な戦力を誇ってきた。09/10シーズンには、ポルトガルの名将モウリーニョ、アルゼンチンの鉄人サネッティ、オランダの司令塔スナイデル、カメルーンの点取り屋エトーなどタレントが集結。セリエAの5連覇に加えコッパ・イタリア&UEFAチャンピオンズリーグという3冠をイタリア史上初めて達成した。
しかし、翌年ライバルのミランに頂点を奪われ、その後はユヴェントスの9連覇時代に突入。セリエA三大巨頭で最もスクデットから遠ざかるクラブとなってしまった。
一方で、昨季はリーグ2位でUEFAヨーロッパリーグも準優勝するなど徐々に強さを取り戻しつつもあり、今季はさらなる期待がかかる。エースFWは昨季マンチェスターUから加入したベルギー代表R.ルカク。中盤には経験豊富なチリ代表コンビの A.サンチェス&ヴィダルがいる。アルゼンチン人FW L.マルティネスはメガクラブがこぞって獲得を狙う最注目株だ。
11季ぶりのスクデット獲得に向け準備は整っている。
※データは2020年11月6日現在
冨安健洋(ボローニャ所属)
守備大国イタリアで評価うなぎ上り!
22歳の日本代表DF!
若くして日本代表の最終ラインに欠かせない存在となっている冨安健洋。彼のプレーには今、DFへの評価が最も厳しいとされるイタリア中の熱視線が注がれている。今夏にはあの名門ミランが獲得を狙っていたとされるが、所属クラブのボローニャはチームに欠かせない冨安を簡単に手放すことはしなかった。サイドバックとセンターバックをこなし、3バックにも4バックにも適応し、右足でも左足でも正確なフィードを見せる22歳ディフェンダーの価値は日増しに上がるばかり。その成長から目が離せない。
吉田麻也(サンプドリア所属)
日本が誇る経験豊富なセンターバックの
セリエA本格挑戦!
昨季途中にイングランド・プレミアリーグからセリエAの伝統クラブであるサンプドリアに移籍した吉田麻也。今季はチームでもその実力がしっかりと認められ、本格的なイタリア挑戦のシーズンとなるだろう。長年プレミアリーグで世界トップのアタッカー達と対峙してきたタフな経験と日本代表で培ってきたキャプテンシーに加え、早速イタリア語も習得し周囲と連携するクレバーさも見せており、その期待は高まるばかりだ。高度な駆け引きや守備戦術が求められるセリエAで、守備の要としてさらに成熟する姿を見せてほしい。
※データは2020年11月6日現在