#49 丸瀬布森林鉄道
初回放送日:2022/10/14丸瀬布森林鉄道 |
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今回「新・みんなの鉄道」が入線いたしますのは、これまでと趣を少し変えて、北海道「丸瀬布森林公園いこいの森」で今も元気に走るC型タンク蒸気機関車「雨宮21号」にスポットを当てました。
石北本線が平面スイッチバックする駅として有名な「遠軽駅」がある遠軽町は2005年、3町1村(遠軽町・生田原町・丸瀬布町・白滝村)が対等合併した町です。
「いこいの森」は旧丸瀬布町が北海道電力武利(むり)ダム湖畔一帯に整備した町営の森林公園で「雨宮21号」は園内に敷設された、およそ2kmにわたる線路で客車を牽き人々を楽しませてくれます。
レール幅762mm、地元武利意(むりい)森林鉄道用に造られたこの「雨宮21号」は1928年生まれ。煙突の形から一見アメリカ製?と思ってしまいますが国産で、明治末期から昭和初期にかけて鉄道車両を製造していた雨宮製作所が手掛けた蒸気機関車です。
ロケ当日は、ちょうど中秋の名月にあたる日で「お月見列車」を牽引する前に鉄道ファン向けの撮影会が行われました。
小柄な車体にも拘わらず大型蒸気機関車なみの汽笛を鳴らすと四方が山に囲われているため、その音が長く響きわたる幻想的な雰囲気に包まれました。
さて「お月見列車」から美しい“中秋の名月”を観る事は出来たのか?…どうぞ本編でご確認ください!
また、釧路市と鶴居村を結んでいた「鶴居村営軌道」向けに製造された6tディーゼル機関車との競演もお楽しみください。特に「雨宮21号」が通過した直後の素早いポイント切り換えによるディーゼル機関車との併走運転を演出する職人技にもご注目!!
現在94歳の「雨宮21号」を動態保存していくためには、これからも多くの人々の協力が必要不可欠です。
100歳を過ぎても汽笛を鳴らしながら公園内を元気に走り続ける「雨宮21号」の姿を是非見たいものです。
『丸瀬布森林公園「いこいの森」』
開園期間 4月下旬から10月下旬
雨宮21号乗車料金
高校生以上 800円 4歳以上 400円
いこいの森、雨宮21号の運行日などの詳細は遠軽町ホームページ
https://engaru.jp/tourism/page.php?id=431
雨宮21号最新情報は公式Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100064478690891