#10 忌野清志郎's GUITARS

初回放送:2005/10/23(sun.) 23:00~24:30

Gibson
J-200(1950)
#A5203

Top:Spruce
Back and Sides:Maple
Bridge:Rosewood
Neck:Maple,20 Fret
Fingerboard:Rosewood
Finish:Vintage Sunburst

Gibson
J-200(1950)
#A5203

スーパー・ジャンボというモデル名で1938年に発売。
その後モデル名が「SJ-200」に変更された。

戦後、ボディ材がローズウッドからメイプルに変更され「J-200」となるがこのギターはその過渡期にあたる。

ピックガードに入った縁取りや透かし彫りの入ったブリッジなどにまだ初期の特徴が残されている。

Gibson
J-200(1950)
#A5203

豊かな低音域とクリアな高音域を併せ持ち
そのデザインは"フラット・トップの王様"の異名を持つ。

独特の丸みを帯びたボディ・シェイプはアーチトップのL-5からアレンジされたもの。

チューナーはクルーソン社のクローズド・タイプが使用されている。

Fender
Esquire(1962~63)
# L07167

テレキャスターの1ピックアップ・モデルとして1950~70年頃まで発売されていたのがエスクワイア。

このギターのモデル名は不明だが削られたデカールのサイズから見てエスクワイアだと思われる。

ピックガードはピンクのマジックで塗られた形跡がある。

かなり色焼けの進んだボディ・カラーはリフィニッシュされている。

フロントにはギブソンの「P-90」ピックアップが取り付けられている。

6個のサドルを持つブリッジは後付けされたもの。

1991年「ブッカー・T&THE MG'S」結成時にメンバーのスティーヴ・クロッパーからもらったサイン。

元々、春日博文氏から手に入れたギターでRC時代にCHABOが弾いていたこともある。

Fernandes
ZO-3
#FG05010896

言わずと知れたミニアンプ内蔵ギター。
「ZO-3」だけに姿・形が象に似ている。

1989年に「花見に使えるエレキ」というコンセプトにもとに誕生。

清志郎がTV出演の際にいつも抱えていたことで一躍ブームを巻き起こした。

これまでに約35万本のセールスを記録している。

Fernandes
ZO-3
#FG05010896

現在では、マルチ・エフェクター搭載、7弦仕様、
ベース・ギター仕様、ウクレレ仕様、更にはテルミン搭載など、多種多様のラインナップへと成長している。

シングル「愛を謳おう」/忌野清志郎 with
井上陽水の収録曲
「教えてジィジ」のレコーディングで使用している。

全てオリジナルのペイント
裏には、愛用自転車「Orange号」のイラストもペイントされている。

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