1973年に開催された第1回大会から、50年以上の歴史を誇るフジサンケイクラシック。
戦いの舞台は、富士山を臨む山梨県富士河口湖町の富士桜カントリー倶楽部。
Par71にして総距離7,541ヤード(昨年実績)、圧倒的な距離を誇る世界基準のコースセッティングで、日本が誇る「モンスターコース」と称されている。
フジサンケイクラシック歴代優勝者には尾崎将司、中嶋常幸ら時代を彩ったスーパーヒーローが名を連ねる。
17歳で初優勝、そして連覇を成し遂げた石川遼、ルーキーながら大会を制した松山英樹など、男子ゴルフの新たな時代を担うヒーローの姿もこの大会にはある。
そして、今年の大会も「新時代のヒーロー候補」が多く出場する。
今シーズン賞金ランキング上位には、中島啓太(23)、金谷拓実(25)、
蟬川泰果(22)、星野陸也(27)、平田憲聖(22)と二十代が名を連ねる。
若い力の活躍から目が離せない昨今の日本男子ゴルフ界。
前回大会は、最終日、首位と3打差・3位タイでスタートしたプロ2年目(当時)の大西魁斗(24)が、朴相賢(パクサンヒョン)とのプレーオフを制し、逆転でのツアー初優勝を飾った。
今年はどんなドラマティックな結末が待ち受けているのか。
霊峰富士の麓で繰り広げられる4日間トーナメント。
世界基準のモンスターコースを制しチャンピオンに輝くのは果たして!