1988年に行われた新生ピンク・フロイドの復活ライブを、2000年に、最高技術を駆使したリマスターを行い、ニュー・バージョンとして蘇った作品を放送!
1985年にバンドのメインを担っていたロジャー・ウォーターズが脱退し、その存続が危ぶまれていたピンク・フロイド。
だが、残ったメンバーで新生ピンク・フロイドとして再始動をすると、1987年にアルバム『鬱』を発表。そしてすぐにワールドツアーをスタートさせた。新生フロイドのツアーは世界中で熱狂的に受け入れられ、ソールド・アウトが続出、多数の追加公演が組まれ1989年まで続けられた。本作はこのツアーの模様を収録した新生フロイドの復活ライブとなる。
また、1988年にはこのツアーでの日本公演も実現。そしてこの来日公演が2022年現在では最後の来日公演となっている。
また、1988年に一度ライブ作として発表された本作だが、2020年に当時の考えうる最高の技術を駆使したリマスターを行い、ニュー・バージョンとして蘇らせた。長年眠っていた100個以上ものフィルム缶に収められていたオリジナル35mmネガ・フィルムから、丹念な修復を経て4Kに変換。修復とアップグレードを施された映像はオーブリー・パウエル(ヒプノシス)のクリエイティヴ・ディレクションのもと、ベニー・トリケットが全面的に再編集し、サウンドも同様に、ピンク・フロイドのエンジニアを長年務めるアンディ・ジャクソンがデヴィッド・ギルモアとともに、アシスタントにデイモン・イディンスを迎え、オリジナルのマルチトラック・テープより全面的なリミックスを施された作品。
2025年8月18日 現在