「死ぬときも、生きるときもずっと一緒よ！」 名門「私立イェイン中学」の頃から仲良しのエンジェル4人組、ハラ、セリン、ボミ、そしてウンジョ。
彼女たちは真の友情を誓い合った。ウンジョは友達思いで尽くすタイプだった。
彼女はいつも明るい笑顔で東大門を元気よく歩き回った。東大門の伝説とも言え父親の人生にならい、ファッションデザイナーを夢見ていた。
そんなウンジョは一週間後、籍を入れる。それも高校時代から付き合ってきた友人の兄、ソンヒョクと。

思いがけず参加することになった新人デザイナーコンテストの最終審インタビューでばったり出会ったセリン。なぜか自分のポートフォリオを持っていることに気づくが…親友である彼女には何も訊ねなかった。
それと同時に自分がソンヒョクの子供を妊娠したことを知る。しかし、ウンジョは想像もできなかった。それが親友、ハラの嫉妬心に火をつけるとは。

結婚式の前日に行われたブライダルシャワーでウンジョはジュースを飲んだ後、いきなり激しい腹痛に襲われる。確か祝杯をあげた後「子供の頃に埋めておいたタイムカプセルを取りに行こう」と皆と橋を渡っているところだったが…。
実は、全て信じていた友達によって計画されたことであった。ソンヒョクを愛していたハラは「愛」、デザイナーになりたいセリンは「夢」という欲望を実現させるため…ウンジョの祝杯用ジュースに流産を起こす薬を混ぜたのだ。ウンジョはどんどん強くなる苦痛に、お腹の中の子供に問題が起こるのではないか、ハラとセリンに助けを求める。しかし、結局意識を失って橋の下に落ちた彼女は激流に巻き込まれてしまう。

死の間際に目覚めたウンジョ。最後の瞬間、実の姉妹の様に仲の良かった親友の裏切りを思い出し、今まで一度も感じたことのない激しい恨みに包まれる。
彼女はもはや昔の温かみのあるウンジョではなかった。
「香港ファッショングループ」のゴッドファーザー、チン・リーチョン唯一の家族であるチン・ガフンとして生まれ変わったウンジョ。
父親や家族、愛する彼、そして…お腹の子供···。全てを失った。
チン・ガフンとなったウンジョの復讐が今始まる。