チェ・ジニョク、ナナ(AFTERSCHOOL)、ソン・ヒョンジュ、パク・ソンフン ほか
華やかな照明、転がっている酒瓶、濁った空気…。記者、検事、警察など、自分のようなクズ人間どもを呼び集め快楽のパーティーを楽しむテギョン。ルームの前で待機していたチェ課長が、テギョンにソン会長からの呼び出しを伝える。…7年前、司法試験の合格発表を控えていたテギョンは弟のテジュが無念の死を遂げると、加害者達に復讐し自ら人生を終えるつもりだった。そんなテギョンの前に現れ、「代わりに残酷な復讐をしてやるから俺の弁護士になってくれ」と提案してきたソン会長。今日の裁判で明らかな加害者を無罪としたのも、ソン会長との取引の一環であった。そして今回は、暴行事件で起訴されているある暴力団組員のヤン・チョルギを刑務所から出せというソン会長の指示。いつの間にか会長に劣らないほどの悪魔の姿になってしまったテギョンは、自信満々で法廷に入る。ところが向こうに立っている検事ソ・ヨナの登場にテギョンが一瞬戸惑う。単なる暴行の加害者だったヤン・チョルギを「5年前のアヒョン洞殺人事件の容疑者」と指名し、当時の目撃者の写真で裁判を圧倒してしまうヨナ。テギョンは写真の中の死んだ弟の姿につい顔がこわばってしまうのだが…。
「ソ・ヨナと再会できて良かったか。」
元恋人のヨナがまだ忘れられないテギョンの気持ちを全部わかっているような表情で、微笑しながら再会の感想を問うソン会長の考えがテギョンは読めた。ソン会長に関わった事件の調査を続けるなら、ヨナは跡形もなく消えてしまうかもしれない。歓楽世界に魂を売り渡して以来、もう守る信念も家族もないテギョンだが、どうしても守りたい唯一の人、ヨナを説得し始める。しかしあまりにも変わってしまったテギョンの姿に、ヨナは酷なことを言うばかりだが…。
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チェ・ジニョク、ナナ(AFTERSCHOOL)、ソン・ヒョンジュ、パク・ソンフン ほか
演出:チョ・ウン
脚本:チョン・チャンミ