待ち合わせをしてラブホテルに向かう高校時代の同級生ジノク、ダルスク、そしてミレ。それはミレの旦那であるジュノの浮気の証拠を押さえるための現場の襲撃！ミレはすぐ離婚を要求するのだが、ジュノもまた切り札を突き出してきた。実はミレはかっとなって高校時代のみんなの憧れの存在で今はレコード店を運営しているベクホと浮気をしていたのだ。結局ミレはジュノと離婚し、息子まで旦那に任せたままベクホと人生の再出発をすることにする。しかし、結婚しようというミレをきっぱり断るベクホ。ジノク、ダルスクと一緒にベクホに復讐してやったが、傷ついたミレは自信を失う。その時、偶然に出会った純情男チャンホと知り合い、真実の恋がはじまる。

一方、ジノクの娘ソヨンは結婚相手としてジノクと同い年の人を連れて来るし、旦那は定年退職を3年残して会社をクビになってしまう。ずっと子供たちの教育と旦那の昇進だけを考えて生きてきたジノクに何の予告もなく訪れた人生の危機。今まで家族を世話するため寂しさや心に負った傷を癒す時間すらなかったジノクは結局、卒婚（結婚卒業）を宣言する。意外な相手から愛で慰められながら新しい恋がはじまるが、心から謝罪する旦那を見るとジノクは複雑な心境になるのだが…。

1987年高校の教室。黒板に「チャダレ夫人の愛」と書いてある。チャ・ジノク、オ・ダルスク、ナム・ミレ、パク・ブインの名前を一文字ずつ使ってバンド名を「チャダレ夫人の愛」と名付けた。しかし、不祥事でバンドは解散し、ブインは行方不明になる。メンバーの青春も共に終わったまま卒業した。そして27年が経った今、完全に変わってしまった外見と年齢、そして新しい家族を持ったチャダレ夫人らメンバーが中年の人生についての答えを求めていくのだが…。