10年前に末期がんを克服した元欽ちゃんバンドのコニタンこと小西博之さん。
終活のお誘いをしてみたところ…
がん治療から復帰後の講演会では、「生きることを考えよう！」と話をする小西さんにとって昨今の終活ブームは「言語道断だ！」という。
「生かしていただいている中で、なんで死ぬことを考えるのだろう」と終活に対して完全否定。
しかし、中身もちゃんと知らないまま否定するのは自分のポリシーと違うとこの出演を承諾。
実際に終活が自分の目からみて、感じてみて、「いいか悪いか」を判断していく検証を開始した。
遺言、葬儀準備、エンディングノート、断捨離、冗談じゃない。
しかしそんな小西さんがあるきっかけで、180度考え方を変えてしまう…。
実は「終活とは自分の人生をリセットしてみる事」なのではないか！
それからはすぐに実家へ戻り、お墓問題をご両親、妹さん夫婦に相談。突然の兄の告白に戸惑う家族。
さらに、自分の葬儀に流すVTRを作成することになった小西さんは、自分の人生を洗い直しながら、急速に終活にはまっていく。葬儀VTRのスタッフに熱い思いをぶつけたり、突然息子さんに自分が大切にしていた宝物のバイクを譲る決断をしたりと、こちらが意図しないあらゆる終活を広げていく。
すると、この終活を体験していく中で、どうしても小西さんが最後にやりたいことが生まれた。
それはネガティブなイメージのある「終活という言葉を変えたい」ということだった。