松本清張サスペンス

  • #1

    微笑の儀式

    上野の不忍池のほとりで若い女性の死体が発見された。
    法医学者の鳥沢(役所広司)は女性が持っていた似顔絵を見て、36年前に美術界を追放された新井(内藤剛志)を思い出す。
    昭和33年、新井はまるで生きているような微笑みをたたえた女性像を作り、高い評価を得た。出品された展覧会を見に行った鳥沢は、保険会社の調査員・島上(石丸謙二郎)から、像とそっくりの女性(佳那晃子)が変死したことを聞く。死顔がほほえんだ像とそっくりだったと知った鳥沢は、新井が女性を殺して石こうでデスマスクを取り、像を完成させたのではと推測したのだが…。

    <出演>役所広司/内藤剛志/佳那晃子/石丸謙二郎 ほか

    初回放送日:2018/04/20

  • #2

    火と汐

    8月14日、芝村モーター副社長の芝村健介(神田正輝)は社員の上田(布川敏和)と三宅島、油壷間の三日間のヨットレースに出場した。
    時を同じくして妻の美弥子(南果歩)は、高校のクラス会のため京都へ。しかし実のところ健介の友人でもある曽根晋吉(内藤剛志)との情事のためであった。
    8月16日は京都の”大文字焼”。ホテルの屋上で興奮にざわめく人混みの中、送り火に見とれる晋吉の前から美弥子は姿を消す。翌日もホテルに戻らないので横浜の自宅へ戻ると数日後、家の近くの林で絞殺死体となって発見された。
    一方ヨットレースでは健介の同乗者・上田が海に転落死しており…

    <出演>神田正輝/南果歩/勝野洋/竜雷太/浜田光夫/内藤剛志 ほか

    初回放送日:2018/05/28

  • #3

    草の陰刻

    松山地検・杉江支部で火災が起こり、宿直の事務官が死亡する。瀬川良一検事は、検察の威信を守るため失火として処理するが、その火災で1959年の事件簿だけが焼失していたことに疑問を感じる。そんな折、1959年当時の検事がひき逃げ事故で死亡する事件が起こり…。松本清張原作の本格推理ドラマ。清張作品ははじめてという宅麻伸が、主役の検事を演じる。代議士役のケーシー高峰と口をそろえて「難しい作品」と言わしめる本格社会派推理ドラマ。

    <出演>宅麻伸/財前直見/ケーシー高峰/須藤正裕/山口仁/吉田次昭/葉山レイコ/井上博一/清水宏/草薙良一/白川和子/内藤剛志 ほか

    初回放送日:2018/06/29

このページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。
無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。なお、『フジテレビホームページをご利用される方へ』もご覧下さい

©FujiTelevision Network,Inc.All rights reserved.