これは、つい「あるある！」とうなずいてしまうような、どこの夫婦にも起こりうるお話

長年連れ添った夫婦でも、お互いに我慢していたり、言いたいことが言えなかったり、諦めていたり…大小の違いはあれど夫婦間に問題はつきもの。妻たちから三行半を突きつけられた夫たちの騒動や葛藤をコメディタッチでハートフルに描く。
通販会社の販促部の部長・檀上吾朗（舘ひろし）は、上司で旧知の工藤（小野武彦）が、妻の加奈子（沢田亜矢子）から定年後の離婚を突き付けられていることを聞かされる。そして後輩の実原直人（ゴルゴ松本）も、嫁のみどり（片桐はいり）と姑のそよ子（朝丘雪路）の挟間で、離婚の危機にさらされているという。「愛妻家クラブ」なるものにすがり、何とか離婚をくいとめようとする二人を他人事で見つめる吾朗。だが、桃子（酒井若菜）の結婚話が決まったのを機に、妻・妙子（岡江久美子）から離婚届を見せられた吾朗。
全く予想外の出来事に吾朗は動揺。
あくまでも平静を装いながら、離婚回避の道を模索しはじめるのだが…。