大相撲いぶし銀列伝

  • #1

    寺尾篇

    寺尾 常史(てらお つねふみ、1963年2月2日 - )は、鹿児島県姶良市出身(生まれは東京都墨田区)で井筒部屋所属の元大相撲力士。得意技は突っ張り、押し、いなし、叩き、下手投げ。最高位は東関脇。
    生涯戦歴860勝938敗58休(140場所)。2015年4月現在、通算勝利860は歴代6位、通算敗北938は歴代1位。関取在位110場所(昭和59年7月~平成14年9月)は史上3位。
    かつて鉄人と呼ばれ、小兵ながら闘志あふれる相撲でファンを魅了し、負けてもなお「あっぱれ」と称賛を受けた“いぶし銀力士”。

    【元関脇 寺尾 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    昭和60年 秋場所    二日目  対 北天佑   ● 上手投げ

    ■第9位
    昭和63年 春場所    六日目  対 小錦    ◯ 引き落とし

    ■第8位
    平成3年  春場所    二日目  対 大乃国   ◯ 蹴手繰り

    ■第7位
    昭和60年 秋場所    四日目  対 保志    ◯ 寄り倒し

    ■第6位
    平成元年 初場所    八日目  対 千代の富士 ◯ 外掛け

    ■第5位
    平成3年  夏場所     十日目  対 貴花田   ◯ 寄り倒し

    ■第4位
    昭和60年 名古屋場所 十四日目  対 小錦    ● 押し出し

    ■第3位
    平成元年 九州場所   五日目  対 千代の富士 ● つり落とし

    ■第2位
    平成2年  初場所    七日目  対 千代の富士 ● 上手投げ

    ■第1位
    平成3年  春場所   十一日目 対 貴花田    ● 押し倒し

    【出演】
    錣山親方(元寺尾)
    ゲスト:阿炎関

    初回放送日:2015/04/24

  • #2

    水戸泉篇

    水戸泉 政人(みといずみ まさと、1962年9月2日 - )は、茨城県水戸市出身で高砂部屋所属の元大相撲力士。得意技は突っ張り、左四つ、寄り、上手投げ。最高位は東関脇。
    生涯戦歴807勝766敗162休(136場所)。幕内最高優勝1回。
    元祖ソルトシェイカーとして豪快に塩を撒く姿と、愛くるしいキャラクターで人気を博し、記録より記憶に残る“いぶし銀力士”。

    【元関脇 水戸泉 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    昭和61年 名古屋場所  十三日目 対 保志    ◯ 寄り切り

    ■第9位
    昭和60年 初場所    十一日目 対 北尾    ● 上手投げ

    ■第8位
    昭和60年 初場所    十四日目 対 琴風    ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和61年 秋場所     三日目 対 大乃国   ● 掬い投げ

    ■第6位
    平成4年 名古屋場所    初日 対 若花田   ◯ 上手投げ

    ■第5位
    平成4年 名古屋場所    中日 対 貴花田   ● 送り出し

    ■第4位
    平成4年 名古屋場所  十四日目 対 貴ノ浪   ◯ 上手投げ

    ■第3位
    平成4年 春場所     千秋楽 対 栃乃和歌  ◯ 上手投げ

    ■第2位
    昭和63年 夏場所      初日 対 霧島    ◯ 寄り倒し

    ■第1位
    平成元年 名古屋場所    中日 対 千代の富士 ◯ 押し出し

    【出演】
    錦戸親方(元水戸泉)
    ゲスト:千田川親方(元闘牙)

    初回放送日:2015/06/16

  • #3

    舞の海篇

    舞の海秀平(まいのうみ しゅうへい、1968年2月17日 - )。関取時代の体格は身長170cm、体重97kg。得意手は、左差し、下手投げ、内無双、切り返し。最高位は東小結。「平成の牛若丸」、「技のデパート」の異名で皆に親しまれた「小兵いぶし銀力士」の代表格。

    【元小結 舞の海 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    平成6年 夏場所    十日目 対 若翔洋 ◯ 逆とったり

    ■第9位
    平成6年 名古屋場所 十一日目 対 貴ノ浪 ● 上手投げ

    ■第8位
    平成4年 初場所    六日目 対 貴闘力 ● 寄り倒し

    ■第7位
    平成8年 名古屋場所  二日目 対 小錦  ◯ 下手ひねり

    ■第6位
    平成4年 春場所    千秋楽 対 武蔵丸 ◯ 外掛け

    ■第5位
    平成3年 秋場所   十四日目 対 若花田 ● 寄り倒し

    ■第4位
    平成3年 九州場所  十一日目 対 曙   ◯ 内掛け

    ■第3位
    平成6年 名古屋場所  二日目 対 貴乃花 ◯ 切り返し

    ■第2位
    平成6年 名古屋場所  四日目 対 若乃花 ● 浴びせ倒し

    ■第1位
    平成6年 名古屋場所  五日目 対 武双山 ◯ 外掛け

    【出演】
    舞の海秀平(元舞の海)
    ゲスト:西村安士(元床安)

    初回放送日:2015/08/25

  • #4

    初代・栃東篇

    栃東知頼(とちあずま ともより、1944年9月3日 - )。現役時代の体格は177cm、115kg。春日野部屋所属で、得意手は左四つ、上手出し投げ、右四つ、寄り。幕内最高優勝1回、最高位は東関脇。引退後は名伯楽として、次男・太祐に四股名栃東を譲り、大関まで昇進させた。

    【元関脇 初代栃東 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    昭和47年 秋場所 十三日目 対 北の湖 ◯叩き込み

    ■第9位
    昭和50年 秋場所   中日 対 千代の富士 ◯ 寄り倒し

    ■第8位
    昭和43年 秋場所 十二日目 対 高見山   ◯ 外掛け

    ■第7位
    昭和43年 秋場所  四日目 対 琴櫻    ◯ 小股掬い

    ■第6位
    昭和44年 九州場所 三日目 対 北の富士  ◯ 上手出し投げ

    ■第5位
    昭和44年 九州場所  中日 対 玉乃島   ● 小手投げ

    ■第4位
    昭和44年 春場所  四日目 対 清國    ◯ 寄り切り

    ■第3位
    昭和43年 夏場所  六日目 対 柏戸    ◯ 外掛け

    ■第2位
    昭和47年 初場所  千秋楽 対 清國    ◯ 上手出し投げ

    ■第1位
    昭和43年 秋場所   初日 対 大鵬    ◯ 寄り切り

    【出演】
    志賀駿男(初代栃東)
    ゲスト:玉ノ井親方(二代栃東)

    初回放送日:2015/10/29

  • #5

    鷲羽山篇

    鷲羽山佳和(わしゅうやま よしかず、1949年4月2日- )。現役時代の体格は174cm、112kg。出羽海部屋所属で、得意手は突っ張り、押し、いなし。その小柄な体格で大きな力士をなぎ倒す姿から「ちびっ子ギャング」の異名を取った。最高位は東関脇。引退後は年寄・境川を経て年寄・出羽海を襲名し、名門出羽海部屋の師匠や、日本相撲協会の理事も務めた。

    ■第10位
    昭和51年 夏場所   十四日目 対 魁傑  ◯ 寄り切り

    ■第9位
    昭和52年 名古屋場所  九日目 対 若三杉 ◯ 寄り切り

    ■第8位
    昭和52年 秋場所     初日 対 若三杉 ● 波離間投げ

    ■第7位
    昭和50年 九州場所    中日 対 北の湖 ◯ 肩透かし

    ■第6位
    昭和51年 春場所     初日 対 貴ノ花 ◯ 押し出し

    ■第5位
    昭和51年 夏場所    五日目 対 貴ノ花 ◯ 押し出し

    ■第4位
    昭和48年 夏場所   十一日目 対 清國  ◯ 送り出し

    ■第3位
    昭和49年 春場所    九日目 対 琴櫻  ◯ 寄り倒し

    ■第2位
    昭和51年 春場所    四日目 対 北の湖 ◯ 掬い投げ
      
    ■第1位
    昭和48年 名古屋場所 十二日目 対 高見山 ◯ 下手投げ

    【出演】
    石田佳員(元鷲羽山)
    ゲスト:天龍源一郎(元天龍)

    初回放送日:2015/12/21

  • #6

    旭道山篇

    旭道山和泰(きょくどうざん かずやす、1964年10月14日- )。現役時代の体格は181cm、106kg。大島部屋所属で、得意手は張り手、右四つ、上手投げ。当時の現役最軽量力士ながら、抜群の運動神経と度胸の良さで大きな相手に真っ向から食い付き、さらに張り手や投げもあることから「南海のハブ」の異名を取った。最高位は西小結。引退後は衆議院議員に転身し、介護保険法の成立や奄美群島振興開発特別措置法の充実などで手腕を振るった。

    ■第10位
    平成3年 秋場所    四日目 対 小城ノ花  ◯寄り切り

    ■第9位
    平成6年 春場所    四日目 対 大善    ◯うっちゃり

    ■第8位
    平成8年 初場所    七日日 対 小錦    ◯下手投げ

    ■第7位
    平成5年 夏場所    九日目 対 小錦    ◯引き落とし

    ■第6位
    平成4年 春場所    二日目 対 貴闘力   ◯はたき込み

    ■第5位
    平成2年 秋場所    七日目 対 曙     ●押し出し

    ■第4位
    平成2年 九州場所   七日目 対 曙     ◯送り出し

    ■第3位
    平成3年 春場所    九日目 対 栃乃和歌  ◯突き倒し

    ■第2位
    平成4年 名古屋春場所 四日目 対 貴花田   ◯上手投げ
      
    ■第1位
    平成2年 春場所    二日目 対 千代の富士 ●寄り切り

    【出演】
    旭道山和泰(元旭道山)
    ゲスト:大島親方(元旭天鵬)

    初回放送日:2016/02/24

  • #7

    2周年記念SP 増位山篇

    増位山 太志郎(ますいやま だいしろう、1948年9月16日[- )。三保ヶ関部屋所属で最高位は東大関。現役時代の体格は身長182cm、体重116kg。得意手は右四つ、上手投げ、出し投げ、内掛け、外掛け。大関・増位山大志郎(先代)の長男として東京の三保ヶ関部屋で生まれ、小学生の頃から相撲が好きで、中学2年の時に実父に入門を志願したが断わられた。どうしても入門したいため許されないなら他の部屋に入ると切り出したため父も折れて入門を許したという逸話を持つ、“相撲が大好きな”いぶし銀力士。その恵まれたとは言えない体格ながら東大関にまでのぼり詰めたことや、その甘いマスクと天性の美声により現役時代から歌手デビューをするなど、角界のイメージリーダーとしても活躍した。


    ■第10位
    昭和45年 春場所   初日 対 嵐山    ◯内無双

    ■第9位
    昭和53年 初場所  四日目 対 大錦    ◯巻き落とし

    ■第8位
    昭和49年 夏場所  五日日 対 魁傑    ◯掬い投げ

    ■第7位
    昭和55年 九州場所 千秋楽 対 千代の富士 ●吊り出し

    ■第6位
    昭和49年 初場所  六日目 対 北の富士  ◯上手投げ

    ■第5位
    昭和51年 秋場所 十四日目 対 栃東    ●首投げ

    ■第4位
    昭和52年 初場所 十四日目 対 若三杉   ◯内掛け

    ■第3位
    昭和46年 名古屋場所 初日 対 大麒麟   ◯寄り倒し

    ■第2位
    昭和49年 夏場所  四日目 対 輪島    ◯上手投げ

    ■第1位
    昭和55年 初場所   初日 対 輪島    ◯外掛け

    【出演】
    増位山太志郎(元増位山)

    初回放送日:2016/04/25

  • #8

    栃乃和歌篇

    栃乃和歌 清隆(とちのわか きよたか、1962年5月22日 - )。和歌山県海南市(旧海草郡下津町)出身で、春日野部屋所属。現役時代の体格は、身長190cm、体重162kgで、最高位は東関脇。得意手は右四つ、寄り、上手投げ。幕内在位は76場所を数え、引退まで常に幕内上位で相撲を取り続けた「玄人好みの“いぶし銀力士”」。現在は年寄11代目春日野として名門春日野部屋を指揮し、日本相撲協会の広報部長も務める。

    ■第10位
    昭和62年 夏場所    中日 対 朝潮   ◯ 押し出し

    ■第9位
    昭和62年 名古屋場所 二日目 対 小錦   ◯ 寄り切り

    ■第8位
    昭和63年 初場所    中日 対 大乃国  ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和63年 秋場所   千秋楽 対 安芸乃島 ● うっちゃり

    ■第6位
    平成2年 初場所  十一日目 対 北勝海  ◯ 渡し込み

    ■第5位
    平成2年 九州場所 十四日目 対 若花田  ◯ 上手投げ

    ■第4位
    平成3年 初場所  十一日目 対 曙    ◯ 上手投げ

    ■第3位
    平成4年 春場所  十一日目 対 貴花田  ◯ 上手投げ

    ■第2位
    平成4年 春場所  十三日目 対 曙    ◯ 寄り切り
      
    ■第1位
    平成4年 春場所   千秋楽 対 水戸泉  ● 上手投げ

    【出演】
    春日野清隆(元栃乃和歌)
    ゲスト:栃煌山関

    初回放送日:2016/06/23

  • #9

    智ノ花篇

    智ノ花 伸哉(とものはな しんや、1964年6月23日 - )は、立浪部屋所属で最高位は東小結。現役時代の体格は175cm、117kg、得意手は右四つ、下手投げ、下手捻り。アマチュア相撲出身で、大学時代には名門日本大学相撲部の主将を務めるなど活躍したが、角界入りをせず、中学や高校の体育教師として一度は勤務した。しかし大学の後輩、舞の海の活躍に触発され大相撲入門を決意し、当時最高齢となる27歳で初土俵を踏んだ。現在は、年寄・玉垣。愛称は「先生」。 技のデパートと言われた舞の海(33種類)より多い34種類の決まり手を繰り出した“いぶし銀力士”。

    【元小結 智ノ花 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    平成7年 春場所   二日目 対 貴ノ浪  ◯内掛け

    ■第9位
    平成6年 春場所   六日目 対 若ノ花  ◯掬い投げ

    ■第8位
    平成6年 初場所   五日目 対 武双山  ◯押し出し

    ■第7位
    平成5年 九州場所 十三日目 対 琴錦   ◯突き落とし

    ■第6位
    平成5年 九州場所   中日 対 小錦   ◯下手投げ

    ■第5位
    平成5年 夏場所   十日目 対 舞の海  ◯上手捻り

    ■第4位
    平成5年 九州場所  三日目 対 武蔵丸  ◯押し出し

    ■第3位
    平成5年 九州場所  六日目 対 貴ノ花  ◯下手投げ

    ■第2位
    平成5年 秋場所   五日目 対 安芸ノ島 ◯下手出し投げ

    ■第1位
    平成6年 初場所    初日 対 曙    ●送り倒し

    【出演】
    玉垣親方(元智ノ花)
    ゲスト:旭日松関

    初回放送日:2016/08/16

  • #10

    長谷川篇

    長谷川 勝敏(はせがわ かつとし、本名同じ、1944年7月20日 - )。佐渡ヶ嶽部屋所属で、現役時代の体格は身長183cm、体重128kg。得意手は左四つ、寄り、掬い投げ。最高位は東関脇。史上初の幕内連続出場1000回も達成した。
    永く大関候補と呼ばれ、1972年(昭和47年)3月場所関脇で12勝3敗、優勝決定戦で前頭7枚目魁傑を大熱戦の末下し優勝。前場所も優勝者に次ぐ10勝5敗であったため大関昇進との声も上がった。翌5月場所の本場所パンフレットでは小結貴ノ花、関脇輪島、関脇三重ノ海らとともに次の大関候補5人に挙げられたが、8勝7敗に終わって大関昇進のチャンスを逸してしまい、相撲の番付運としては決して恵まれたとは言い難い。
    関脇を当時最多記録の21場所、小結も9場所務め、三役在位30場所も当時最多記録であり、「戦後最強の関脇」と言われた“いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和50年 秋場所   千秋楽  対 千代の富士  ◯ 外掛け

    ■第9位
    昭和48年 名古屋場所 四日目  対 貴ノ花  ◯ 寄り切り

    ■第8位
    昭和46年 秋場所   五日目  対 玉の海  ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和49年 初場所   七日目  対 北の富士 ◯ 下手捻り

    ■第6位
    昭和42年 名古屋場所 二日目  対 柏戸   ◯ 上手投げ

    ■第5位
    昭和40年 秋場所    初日  対 栃ノ海  ◯ 寄り倒し

    ■第4位
    昭和44年 夏場所   十日目  対 大鵬   ◯ 寄り切り

    ■第3位
    昭和47年 春場所   九日目  対 魁傑   ● 外掛け

    ■第2位
    昭和47年 春場所   千秋楽  対 輪島   ◯ 上手投げ
     
    ■第1位
    昭和47年 春場所 優勝決定戦  対 魁傑   ◯ 寄り切り

    【出演】
    長谷川勝敏(元長谷川)
    ゲスト:朝日山親方(元琴錦)

    初回放送日:2016/10/26

  • #11

    高見盛篇

    高見盛 精彦(たかみさかり せいけん 1976年5月12日 - )は、東関部屋所属で、現役時代の体格は身長188cm、体重145kg。得意手は右四つ、寄り。最高位は東小結で、愛称はそのぎこちない仕草から「角界のロボコップ」。
    2000年の秋場所、若の里戦でケガをした経験から、立ち合いでの恐怖を取り除き「二度と怪我をしないように気を引き締める」ために始めた顔や胸を叩くユーモラスな「気合入れ」がファンの人気を集め、「気合入れ」に合わせて観客から掛け声がかかるなど場内を沸かせた。その「気合入れ」と合わせ、勝ったときは反り返るほどに胸を張ってずんずんと、逆に負けたときは肩を落とし、しょんぼりと
    花道を退くという好対照な姿をみせ、「皆が目を離せなかった」“いぶし銀力士”。

    第10位
    平成20年 九州場所   十日目  対 鶴竜  ◯ 寄り切り

    第9位
    平成12年 秋場所    三日目  対 若の里 ● 上手投げ

    第8位
    平成13年 秋場所   十二日目  対 智乃花 ◯ 上手出し投げ

    第7位
    平成16年 名古屋場所  七日目  対 追風海 ◯ 後ろもたれ

    第6位
    平成16年 名古屋場所   初日  対 白鵬  ● 突き落とし

    第5位
    平成15年 名古屋場所 十二日目  対 旭天鵬 ◯ うっちゃり

    第4位
    平成15年 名古屋場所  五日目  対 武蔵丸 ◯ 寄り切り

    第3位
    平成14年 秋場所     初日  対 貴乃花 ● 寄り切り

    第2位
    平成25年 初場所    千秋楽  対 若荒雄 ◯ 肩透かし
     
    第1位
    平成15年 名古屋場所   中日  対 朝青龍 ◯ 寄り切り

    【出演】
    振分精彦(元高見盛)
    ゲスト:東関親方(元潮丸)

    初回放送日:2016/12/05

  • #12

    安芸乃島篇

    第十二話となる今回は、安芸乃島 勝巳(あきのしま かつみ、1967年3月16日 - )。二子山部屋(入門時は藤島部屋)所属の元大相撲力士で、現役時代の体格は身長175cm、体重158kg。得意手は左四つ、寄り。最高位は東関脇。
    1982年の入門後は毎日100番以上、最多200番という猛稽古で自身を鍛え上げ、入門時128キロあった体重が2ヶ月で約30キロ落ちたほどの「稽古の鬼」。引退後の2011年、大相撲八百長問題では、「命をかけてきた者から言えば信じられない。八百長に関わった奴は腹を切って死んでもらいたい。」と切り捨てた。
    三役在位27場所、金星16個(史上1位)、三賞19回(史上1位)は特筆すべき大記録であり、「大関に上がれなかった事が不思議なほど強かった」“いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和63年 秋場所    二日目 対 旭富士   ◯ 寄り切り

    ■第9位
    昭和63年 秋場所    三日目 対 大乃国   ◯ 寄り切り

    ■第8位
    平成元年 初場所    九日目 対 千代の富士 ◯ 上手投げ

    ■第7位
    平成元年 名古屋場所  七日目 対 北勝海   ◯ 小手投げ

    ■第6位
    平成3年 夏場所    五日目 対 旭富士   ◯ 肩すかし

    ■第5位
    平成4年 春場所    九日目 対 霧島    ● 下手出し投げ

    ■第4位
    平成4年 春場所    千秋楽 対 琴錦    ● 寄り倒し

    ■第3位
    平成5年 名古屋場所 十二日目 対 曙     ◯ 引き落とし

    ■第2位
    平成11年 名古屋場所  三日目 対 武蔵丸   ◯ 上手出し投げ
     
    ■第1位
    平成11年 秋場所    千秋楽 対 武双山   ● 寄り切り

    【出演】
    高田川親方(元安芸乃島)
    ゲスト:輝関 竜電関

    初回放送日:2017/02/20

  • #13

    3周年記念SP 琴風篇

    第十三話となる今回は、琴風 豪規(ことかぜ ごうき、1957年4月26日 - )。佐渡ヶ嶽部屋所属の元大相撲力士で、最高位は東大関。現役時代の体格は身長183cm、体重173kg。得意手は左四つ、寄り。
    特筆すべきは琴風の代名詞とも言える「がぶり寄り」。琴風の体型が相手の懐に飛び込み前に出るには理想的であったこと、土俵際で投げを打たれにくいなど、相手の変化に影響されにくい利点があった。全盛期の横綱北の湖からの初勝利の時、初優勝の場所で横綱2代若乃花を下した一番でも、このがぶり寄りが大いなる武器となった。ところが全身をバネにする技だけに、がぶり寄りが与える膝への負荷が大きく、膝の怪我に悩まされた。しかしながら幾多の苦難から這い上がり本土俵を盛り上げながら、現役時代から演歌歌手としても活躍し、その愛くるしい性格から愛称は「ペコちゃん」と呼ばれた。
    幕内最高優勝2回、「まさに番組3周年記念を飾るにふさわしい」“花形いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和52年 春場所   四日目  対 高見山   ◯ 寄り切り

    ■第9位
    昭和52年 九州場所  四日目  対 北の湖   ◯ 寄り倒し

    ■第8位
    昭和55年 初場所  十三日目  対 栃赤城   ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和55年 春場所   二日目  対 増位山   ◯ 寄り切り

    ■第6位
    昭和55年 春場所    中日  対 輪島    ◯ 寄り倒し

    ■第5位
    昭和55年 九州場所  五日目  対 千代の富士 ● 寄り切り

    ■第4位
    昭和59年 秋場所   千秋楽  対 小錦    ◯ 掬い投げ

    ■第3位
    昭和56年 秋場所  十二日目  対 若乃花   ◯ 寄り切り

    ■第2位
    昭和58年 初場所 優勝決定戦  対 朝潮    ◯ 寄り切り
     
    ■第1位
    昭和60年 九州場所  三日目  対 寺尾    ● 突き落とし

    【出演】
    尾車親方(元琴風)
    ゲスト:嘉風関

    初回放送日:2017/04/27

  • #14

    麒麟児篇

    第十四話となる今回は、麒麟児 和春(きりんじ かずはる、1953年3月9日 - )。二所ノ関部屋所属の元大相撲力士で、最高位は東関脇。現役時代の体格は身長182cm、体重146kg。得意手は突っ張り、押し、左四つ、寄り。
    特筆すべきは、同タイプの富士櫻との取組は大変な人気を博し、1975年5月場所の8日目の天覧相撲では富士櫻と108発の猛烈な突っ張り合いを見せ、昭和天皇が思わず身を乗り出したことは有名な話で、協会も昭和天皇が観戦する日にわざわざこの割を組んだほどだった。
    三賞11回、金星6個、「往年の相撲通にとって忘れることのできない」“名いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和49年 秋場所    初日  対 三重ノ海 ● 寄り切り

    ■第9位
    昭和50年 初場所    中日  対 大受   ◯ 寄り切り

    ■第8位
    昭和51年 名古屋場所 六日目  対 輪島   ◯ 押し倒し

    ■第7位
    昭和51年 名古屋場所  中日  対 北の湖  ◯ 押し出し

    ■第6位
    昭和63年 春場所   十日目  対 水戸泉  ◯ 寄り切り

    ■第5位
    昭和63年 夏場所   七日目  対 大乃国  ◯ 寄り倒し

    ■第4位
    昭和51年 九州場所 十二日目  対 若三杉  ◯ 突き倒し

    ■第3位
    昭和60年 春場所   六日目  対 寺尾   ◯ 押し出し

    ■第2位
    昭和51年 九州場所  三日目  対 貴ノ花  ◯ 突き出し
     
    ■第1位
    昭和50年 夏場所    中日  対 富士櫻  ◯ 上手投げ

    【出演】
    北陣親方(元麒麟児)
    ゲスト:谷沢健一(元中日ドラゴンズ)

    初回放送日:2017/06/22

  • #15

    藤ノ川篇

    第十五話となる今回は、藤ノ川 武雄(ふじのかわ たけお、1946年9月26日 - )。伊勢ノ海部屋所属の元大相撲力士で、最高位は西関脇。現役時代の体格は身長178cm、体重109kg。得意手は突き、押し、右四つ。
    小柄さと機動型の相撲で土俵を大いに沸かせ、キャッチフレーズが取り分け多かったことで知られており活字になったものだけでも今・牛若丸、チビッコ・ギャング、小さな巨人、鉄腕アトム、土俵のクレイ、ベトコン、忍者、土俵の魔術師など多数確認される「元祖ニックネーム系」“いぶし銀力士”

    ■第10位
    昭和41年 九州場所  十四日  対 鶴ヶ嶺  ◯ 突き出し

    ■第9位
    昭和42年 春場所   三日目  対 佐田の山 ◯ はたき込み

    ■第8位
    昭和42年 春場所   七日目  対 福の花  ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和44年 初場所   十四日  対 義ノ花  ◯ 二枚蹴り

    ■第6位
    昭和45年 春場所   十日目  対 高見山  ◯ 二枚蹴り

    ■第5位
    昭和45年 名古屋場所 三日目  対 玉の海  ◯ 突き落とし

    ■第4位
    昭和45年 秋場所   三日目  対 北の富士 ◯ 蹴手繰り

    ■第3位
    昭和44年 九州場所  七日目  対 大鵬   ◯ 押し出し

    ■第2位
    昭和44年 名古屋場所 千秋楽  対 前乃山  ◯ 蹴手繰り
     
    ■第1位
    昭和44年 名古屋場所 優勝決定戦 対 清國   ● 浴びせ倒し

    【出演】
    森田武雄(元藤ノ川)
    ゲスト:甲山親方(元大碇)

    初回放送日:2017/08/25

  • #16

    益荒雄篇

    第十六話となる今回は、阿武松 広生(おうのまつ ひろお、1961年6月27日 - )。ニックネームは「白いウルフ」。押尾川部屋所属で最高位は西関脇(1987年7月場所)。現役時代の体格は188cm、127kg。新弟子時代から午前2時に起きて相撲教習所で稽古に励み、同様の稽古を行う寺尾らと鍛え合ったという過分なほどの稽古熱心さで実力を伸ばし、その華々しい活躍によって関脇にまで昇進したが、その反面怪我が大変多く、幕内在位場所数は20場所に過ぎず、入幕した力士の中で最高位が関脇の力士としては最も少ない数となる。“花と散った いぶし銀力士″。

    ■第10位
    昭和61年 九州場所 二日目 対 前乃臻   ◯ 寄り切り

    ■第9位
    昭和61年 九州場所 千秋楽 対 起利錦   ◯ 引き落とし

    ■第8位
    平成元年 夏場所  五日目 対 琴ヶ梅   ● 突き落とし

    ■第7位
    昭和63年 初場所  十日目 対 霧島    ◯ 寄り切り

    ■第6位
    昭和62年 初場所  九日目 対 双羽黒   ◯ 寄り切り

    ■第5位
    昭和62年 初場所  千秋楽 対 若嶋津   ◯ 下手投げ

    ■第4位
    平成元年 夏場所  千秋楽 対 寺尾    ● 押し出し

    ■第3位
    昭和63年 春場所  二日目 対 大乃国   ◯ 蹴手繰り

    ■第2位
    昭和62年 春場所  七日目 対 千代の富士 ◯ 押し出し
     
    ■第1位
    平成2年  初場所  十日目 対 貴花田   ◯ 寄り切り

    【出演者】
    阿武松親方(元益荒雄)
    ゲスト:阿武咲関

    初回放送日:2017/10/24

  • #17

    富士櫻篇

    第十七話となる今回は、富士櫻 栄守(ふじざくら よしもり)。高砂部屋所属で、最高位は西関脇(1974年3月場所、1978年9月場所)。現役時代の体格は178cm、141kgで、得意手は突き、押し。その突き押しをもっぱらの戦術とし、ひたむきな土俵姿は相撲ファンから突貫小僧の名で愛された。
    何といっても富士櫻はその気っ風の良い相撲ぶりから、昭和天皇の御贔屓力士であり、彼の取組は天覧相撲の目玉カードとして重宝された。
    相撲通の皆からも「富士櫻を褒めないわけにはいかない」と言われた“花形いぶし銀力士″。

    ■第10位
    昭和58年 秋場所 十二日目  対 保志    ◯ 押し出し

    ■第9位
    昭和57年 名古屋場所 初日  対 隆の里   ◯ 突き押し

    ■第8位
    昭和56年 初場所 十四日目  対 千代の富士 ● 押し出し

    ■第7位
    昭和49年 初場所   初日  対 北の富士  ◯ 押し出し

    ■第6位
    昭和49年 初場所  二日目  対 輪島    ◯ 叩き込み

    ■第5位
    昭和49年 初場所  四日目  対 琴櫻    ◯ 叩き込み

    ■第4位
    昭和53年 名古屋場所 初日  対 若乃花   ◯ 押し出し

    ■第3位
    昭和55年 初場所 十一日目  対 北の湖   ◯ 引き落とし

    ■第2位
    昭和50年 夏場所   中日  対 麒麟児   ● 突き落とし
     
    ■第1位
    昭和50年 九州場所  中日  対 麒麟児   ◯ 押し倒し

    【出演】
    中澤 榮男(元富士櫻)
    ゲスト:渡辺大五郎(元高見山)

    初回放送日:2017/12/19

  • #18

    高見山篇

    第十八話となる今回は、髙見山 大五郎(たかみやま だいごろう)。アメリカ合衆国ハワイ準州マウイ島出身で高砂部屋所属。最高位は東関脇で幕内最高優勝1回。現役時代の体格は、身長192cm、体重205kgで、得意手は突き、左四つ、寄り。
    その巨体を活かした相撲で、1968年1月場所に新入幕して以来、16年間97場所にもわたる幕内在位は、当時の大相撲最長記録。また、のべ12個の金星を獲得し、1991年に安芸乃島に抜かれるまで歴代最多記録だった。
    アメリカ人らしい陽気さと巨体を併せ持ちながら、異郷での辛い修行に耐え忍ぶ古来の日本人のような生き方も広く知られ、相撲ファン以外にも絶大な人気があった。独特の長いもみあげなど特徴ある容貌も人気で、テレビCMに出演したり、歌手デビューを果たすなど土俵の外でも活躍した。弟弟子になる小錦を自らスカウトし、自分の弟子である曙を横綱まで育てるなど、大相撲の国際化にも大きく貢献した“元祖人気外国人いぶし銀力士″。


    ■第10位
    昭和42年 春場所   二日目  対 松前山    ◯ 押し出し

    ■第9位
    昭和43年 春場所   四日目  対 佐田の山   ◯ 突き出し

    ■第8位
    昭和58年 九州場所 十二日目  対 大潮  (1)△ 物言い
                          (2)◯ 寄り倒し

    ■第7位
    昭和43年 九州場所  四日目  対 玉乃島    ● つり出し

    ■第6位
    昭和55年 秋場所   七日目  対 貴ノ花    ◯ 小手投げ

    ■第5位
    昭和43年 秋場所   二日目  対 柏戸     ◯ 上手投げ

    ■第4位
    昭和44年 九州場所   初日  対 大鵬     ● うっちゃり

    ■第3位
    昭和57年 名古屋場所 千秋楽  対 北天佑    ◯ 寄り切り

    ■第2位
    昭和47年 名古屋場所 千秋楽  対 旭國     ● 寄り切り
     
    ■第1位
    昭和53年 秋場所   九日目  対 北の湖    ◯ 寄り切り

    【出演】
    渡辺大五郎(元高見山)
    ゲスト:振分親方(元高見盛)

    初回放送日:2018/02/20

  • #19

    4周年記念SP 霧島篇

    第十九話(4周年記念スペシャル)となる今回は、霧島 一博(きりしま かずひろ)。鹿児島県姶良郡牧園町(現在の霧島市)出身で井筒部屋(入門時は君ヶ濱部屋)所属。最高位は東大関で、現役時代の体格は身長187cm、体重132kg。得意手は左四つ、寄り、吊り、出し投げ。
    筋力トレーニングを重視した力士としては千代の富士が有名だが、霧島も早くから実施して身体を大きくする努力を重ねていた。サプリメントなどの栄養面を重視した本格的な科学的トレーニングを実践した結果、30代になってから急激に成績が伸び、大相撲における筋力トレーニングの有効性を示した。その筋肉美から”和製ヘラクレス”の異名をとり、海外興行では外国人(特に女性)からも絶賛された。また甘い顔立ちでも知られ、パリ公演の際には”角界のアラン・ドロン”と紹介された。
    幕内最高優勝1回、年間最多勝1回、男前ランキング1位という非の打ちどころのない“花形いぶし銀力士″が、今回は4周年記念スペシャルゲストとして、かつて19勝19敗という熾烈な戦いを繰り広げたザ・ライバル、元小錦を引き連れて登場します。

    ■第10位
    昭和59年 名古屋場所 十一日目 対 大乃国   ◯ 下手出し投げ

    ■第9位
    平成元年 初場所   四日目  対 千代の富士 ● 寄り切り

    ■第8位
    平成2年  初場所   千秋楽  対 安芸ノ島  ◯ つり出し

    ■第7位
    平成2年  春場所   六日目  対 千代の富士 ◯ つり出し

    ■第6位
    平成2年  春場所   千秋楽  対 北勝海   ● 押し出し

    ■第5位
    平成4年  秋場所   五日目  対 貴花田   ◯ 内掛け

    ■第4位
    昭和63年 夏場所   初日   対 水戸泉   ● 寄り倒し

    ■第3位
    平成3年  初場所   四日目  対 曙     ◯ 下手投げ

    ■第2位
    平成3年  初場所   九日目  対 若瀬川   ◯ 上手出し投げ

    ■第1位
    平成3年  初場所   千秋楽  対 北勝海   ◯ つり出し

    【出演】
    陸奥親方(元霧島)
    ゲスト:コニシキ(元小錦)

    初回放送日:2018/04/25

  • #20

    琴錦篇

    第二十話となる今回は、琴錦 功宗(ことにしき かつひろ)。佐渡ヶ嶽部屋所属で最高位は東関脇。現役時代の体格は身長177cm、体重144kg。得意技は突き、押し、右四つ、寄り、もろ差し、掬い投げ。
    中学時代は柔道で活躍し、あの山下泰裕からもスカウトの声がかかり当初は柔道での高校進学が決まりかけていたが、「相撲に来れば強い奴とたくさん戦えるぞ。柔道なんて目じゃねぇよ。」という12代佐渡ヶ嶽親方の殺し文句をきっかけに大相撲の門をたたいたという、何とも向こう気の強い逸話を持つ。入門後も尋常ではない精神力、運動神経を武器に、順調に関取へ昇進。速攻の突き押しは「F1相撲」と評され、上位キラー、特に若貴キラーとして人気を博した。
    幕内最高優勝2回、殊勲賞7回、敢闘賞3回、技能賞8回、金星8個、大関に上がれなかったのが不思議な〝最強いぶし銀力士″が、仲良しゲストとして、かつて鎬を削った第66代横綱若乃花の花田虎上さんを引き連れて登場します。


    ⬛︎第10位
    平成2年 夏場所  十二日目 対 北勝海   ○ 寄り倒し

    ⬛︎第9位
    平成2年 名古屋場所  中日 対 千代の富士 ○ 押し出し

    ⬛︎第8位
    平成3年 九州場所   初日 対 霧島    ● はたき込み

    ⬛︎第7位
    平成3年 九州場所 十四日目 対 小錦    ○ 押し出し

    ⬛︎第6位
    平成4年 九州場所   中日 対 久島海   ○ すそ払い

    ⬛︎第5位
    平成2年 名古屋場所 十日目 対 北天佑   ○ 寄り切り

    ⬛︎第4位
    平成6年 初場所   七日目 対 武双山   ● 押し出し

    ⬛︎第3位
    平成10年 夏場所   九日目 対 貴闘力   ○ はたき込み

    ⬛︎第2位
    平成10年 九州場所 十三日目 対 貴乃花   ○ 寄り切り

    ⬛︎第1位
    平成10年 九州場所 十四日目 対 貴ノ浪   ○ 寄り切り


    【出演】
    朝日山親方(元琴錦)
    ゲスト:花田虎上(元若乃花)

    初回放送日:2018/06/22

  • #21

    豊真将篇

    第二十一話となる今回は、豊真将 紀行(ほうましょう のりゆき)。錣山部屋所属での最高位は東小結。現役時代の体格は身長186cm、体重151kg。得意技は右四つ、寄り、左前褌。
    中学時代から地元の相撲大会で優秀な成績を修めており、地元山口県下関市を離れ名門埼玉栄高校へと進学。全国クラスで活躍するほか、学業でも1600人中一桁の成績を取るなど正に文武両道であった。一時は相撲から離れるも再び大相撲を志し、当時開設されたばかりの錣山部屋に入門。新弟子入門期限間際の22歳11か月で初土俵という遅咲きのスタートを切った。ブランクが長かったこともあり苦労は絶えなかったが「(新たな生活は)新鮮だったし、充実していた」と後述する様に、ひたむきさで基礎からみっちり稽古を積み徐々に本来の力を取り戻した。また「相撲所作の伝承者」としての一面を持ち、礼や手刀などの所作の綺麗さから、特に相撲通から人気を博した。師匠である錣山親方(元関脇寺尾)も「礼で始まり、礼で終わる相撲道を体現できる数少ない力士」と称賛するほど。そんな誰よりも“礼儀正しいいぶし銀力士”が、仲良しゲストとして同郷の松村邦洋さんを引き連れて登場します。大相撲を志す若者には必見の回となること間違いなし!

    ■第10位
    平成16年 九州場所  千秋楽 対 加賀谷  ○ つり出し

    ■第9位
    平成18年 夏場所   二日目 対 玉春日  ◯ 押し出し

    ■第8位
    平成19年 初場所   三日目 対 琴欧洲  ◯ 寄り倒し

    ■第7位
    平成23年 初場所   九日目 対 白鵬   ● 突き落とし

    ■第6位
    平成23年 秋場所   四日目 対 日馬富士 ◯ 押し倒し

    ■第5位
    平成24年 秋場所   九日目 対 稀勢の里 ○ 引っかけ

    ■第4位
    平成25年 秋場所    初日  対 遠藤  ◯ 寄り倒し

    ■第3位
    平成26年 夏場所   九日目 対 豊響   ○ 寄り倒し

    ■第2位
    平成26年 名古屋場所 五日目 対 日馬富士 ● 押し倒し

    ■第1位
    平成21年 夏場所 千秋楽 対 嘉風     ○ 寄り切り

    【出演】
    立田川親方(元豊真将)
    ゲスト:松村邦洋

    初回放送日:2018/08/29

  • #22

    逆鉾篇

    第二十二話となる今回は、逆鉾 昭廣(さかほこ あきひろ、1961年6月18日 生)。井筒部屋所属で最高位は東関脇。現役時代の体格は身長182cm、体重130kg。得意技は左四つ、寄り、もろ差し、外掛け。
    父にザいぶし銀力士の元関脇鶴ヶ峰(井筒親方)を持つ、各界のサラブレット井筒三兄弟(福薗三兄弟)の次男であり、兄の鶴嶺山、弟の寺尾と共に土俵を沸かせた名脇役。
    現役時代は、父親譲りの「もろ差し名人」として上位陣を大いに苦しめ、技能賞、三役の常連として人気を博した。当番組(#20)に出演した元関脇琴錦の朝日山親方は、逆鉾関にこの「もろ差し」を習い習得したことで、その後の相撲人生の飛躍に大きく影響した、と述べている。
    引退後は井筒部屋を継承し、直弟子である鶴竜を横綱まで育てあげるなど、その手腕を引き続き発揮している。
    そんな“教え上手ないぶし銀力士″が、ゲストとして直弟子である第71代横綱鶴竜関を引き連れて登場するという、今回は超豪華放送回となります。

    ■第10位
    昭和58年 春場所   十三日目 対 栃赤城   ○ 寄り切り

    ■第9位
    昭和58年 夏場所    三日目 対 隆の里   ● つり出し

    ■第8位
    昭和59年 初場所    七日目 対 隆の里   ○ 外掛け

    ■第7位
    昭和59年 名古屋場所 十二日目 対 保志    ○ 寄り切り

    ■第6位
    昭和59年 秋場所    三日目 対 北天佑   ○ つり出し

    ■第5位
    昭和62年 九州場所    初日 対 小錦    ○ 下手投げ

    ■第4位
    平成2年  秋場所    七日目 対 若花田   ○ 寄り切り

    ■第3位
    昭和61年 秋場所    三日目 対 双羽黒   ○ 寄り切り

    ■第2位
    昭和61年 九州場所    中日 対 千代の富士 ● 上手投げ

    ■第1位
    昭和62年 初場所    六日目 対 千代の富士 ○ 寄り切り

    【出演】
    井筒親方(元逆鉾)
    ゲスト:第71代横綱 鶴竜関

    初回放送日:2018/10/23

  • #23

    三杉里篇

    第二十三話となる今回は、三杉里 公似(みすぎさと こうじ、1962年7月1日生 )。二子山部屋所属で、最高位は東小結。現役時代の体格は185cm、159kg、得意手は右四つ、寄り、上手投げ、突き落とし。
    「貴花田キラー」と呼ばれ貴花田(貴乃花)が初優勝するまで初顔から5連勝した。また「曙キラー」とも呼ばれ、曙のパワーを三杉里の技が制する取組みも見られた。うっちゃり・突き落とし・巻き落としなど、土俵際で繰り出す逆転技は「三杉里マジック」と評され、土俵を沸かせた名脇役。
    現在は相撲の経験や、中国留学での習得技能を活かし、整体師として活躍。また、四股の基本を教える「伝統四股普及会」も開講している。
    今回は三杉里さんが開設した「健康回復館 三杉里のごっつハンド」でのロケを行ない、「身体に良い放送回」をお贈りします。

    ■第10位
    昭和63年 夏場所 十三日目 対 寺尾    ◯ 寄り倒し

    ■第9位
    平成元年 夏場所  六日目 対 北勝海   ◯ 叩き込み

    ■第8位
    平成2年 夏場所   二日目 対 貴花田   ◯ 寄り切り

    ■第7位
    平成3年 秋場所   四日目 対 旭富士   ◯ はたき込み

    ■第6位
    平成3年 九州場所  千秋楽 対 貴闘力   ◯ 押し出し

    ■第5位
    平成8年 秋場所  十二日目 対 旭道山   ◯ 押し倒し

    ■第4位
    平成4年 初場所   千秋楽 対 貴花田   ● 寄り切り 

    ■第3位
    平成4年 夏場所    初日 対 霧島    ◯ 突き落とし

    ■第2位
    平成元年 初場所   初日 対 千代の富士 ● 下手投げ
     
    ■第1位
    平成5年 春場所   十日目 対 曙     ◯ 送り出し

    【出演】
    岡本公似(元三杉里)
    ゲスト:塙宣之(ナイツ)

    初回放送日:2018/12/10

  • #24

    旭天鵬篇

    第二十四話となる今回は、旭天鵬 勝(きょくてんほう まさる、1974年9月13日 生まれ )。大島部屋、友綱部屋所属で、最高位は西関脇。現役時代の体格は191cm、161kg、得意手は右四つ、寄り。
    37歳で史上最年長幕内最高優勝を果たし、40歳になって以降も幕内力士として活躍したことから、マスコミでは「角界のレジェンド」とも形容され、土俵を沸かせた名脇役。
    1992年2月に旭鷲山や旭天山らと共に来日して大島部屋に入門し、大相撲史上初のモンゴル出身力士の1人として同年3月場所において初土俵を踏んだ。幾多の困難を乗り越え1998年に幕内昇進、2005年には生涯を相撲に捧げる決意をして日本国籍を取得した。(本名:太田 勝 おおた まさる)
    現在はモンゴル出身者初の師匠、11代友綱として名門・友綱部屋を率いる。
    朝青龍や白鵬からも「アニキ」と慕われる「心身ともに大きないぶし銀」が、同じく彼を慕う「現役中学生最強スー女」として注目を集める久志本眞子を連れて登場です。

    ■第10位
    平成8年  初場所 幕下優勝決定戦  対 熊谷  ● 寄り切り

    ■第9位
    平成9年  九州場所   十日目  対 小錦    ◯ 寄り切り

    ■第8位
    平成14年 秋場所    二日目  対 貴乃花   ◯ 渡し込み

    ■第7位
    平成15年 春場所    三日目  対 朝青龍   ◯ 掛け投げ

    ■第6位
    平成19年 名古屋場所 十両優勝決定巴戦  対 岩木山  ● 寄り倒し

    ■第5位
    平成23年 名古屋場所  五日目  対 魁皇    ● 寄り切り

    ■第4位
    平成26年 九州場所   千秋楽  対 千代丸   ◯ 寄り切り 

    ■第3位
    平成26年 名古屋場所 十四日目  対 若の里   ● 押し出し

    ■第2位
    平成24年 夏場所    千秋楽  対 豪栄道   ◯ 寄り切り
     
    ■第1位
    平成24年 夏場所  優勝決定戦  対 栃煌山   ○ 叩き込み

    【出演者】
    友綱親方(元旭天鵬)
    ゲスト:久志本眞子

    初回放送日:2019/02/25

  • #25

    5周年記念SP 千代大海篇

    第二十五話、5周年記念スペシャルとなる今回は、千代大海 龍二(ちよたいかい りゅうじ、1976年4月29日 生まれ、大分県大分市出身)。九重部屋所属で、最高位は東大関。現役時代の体格は180cm、145kg、得意手は突き、押し。
    「大分の龍二」。九州全土にその名が響き渡るほどの武闘派不良少年が、「親孝行がしたい」という一心で元千代の富士の九重親方を訪ねた。怖いもの知らずの悪童が九重の迫力に圧倒され、以降、師として仰ぐようになった。天性の格闘センスで相撲を始めてからわずか8年と二場所で大関昇進。歴代最多タイとなる13度の角番を乗り越え、大関の座を10年間にわたり維持した。引退会見では、不良少年から角界入りして大関に昇進した自らの人生を振り返るように「一つ目標を持てば人生が変わることもある。若い人にそれを伝えたい」と眼を潤ませながら語った。現在は14代九重として、千代の富士の魂を引き継ぎ後進の指導にあたっている。
    大関在位65場所(歴代1位タイ)、幕内最高優勝3回、花のいぶし銀"ツッパリ大関"の登場です。

    ■第10位
    平成8年  秋場所    十日目  対 久島海 ○ 押し出し

    ■第9位
    平成10年 秋場所    九日目  対 曙   ○ 突き落とし

    ■第8位
    平成11年 初場所    千秋楽  対 若乃花 ○ 突き落とし

    ■第7位
    平成11年 初場所  優勝決定戦  対 若乃花 ○ 寄り倒し

    ■第6位
    平成14年 初場所    千秋楽  対 栃東  ● 押し出し

    ■第5位
    平成14年 名古屋場所 十三日目  対 朝青龍 ○ 押し倒し

    ■第4位
    平成12年 夏場所   十三日目  対 貴乃花 ○ 寄り倒し

    ■第3位
    平成19年 名古屋場所 十四日目  対 白鵬  ○ 叩き込み

    ■第2位
    平成8年  名古屋場所 十二日目  対 彩豪  ○ 突き落とし
     
    ■第1位
    平成10年 名古屋場所 九日目   対 武双山 ● 突き出し

    【出演者】
    九重親方(元千代大海) 
    ゲスト:槙原寛己(元読売ジャイアンツ)

    初回放送日:2019/04/23

  • #26

    白田山篇

    第二十六話となる今回は、白田山 秀敏(しらたやま ひでとし、1943年12月25日 生まれ、熊本県八代郡鏡町出身)。高砂部屋所属で、最高位は東前頭4枚目。現役時代の体格は180cm、105kg、得意手は左四つ、出し投げ、外掛け。64㎏の小さな体ながら高校を僅か3ヵ月で中退して上京し、高砂部屋に入門。15歳で初土俵を踏んだ。その後、幾多の苦難を乗り越え9年をかけて十両に昇進。軽量のため十両でも苦労し、新十両から3年以上かかってようやく入幕を果たした 。幕内では三役にこそ上がれなかったものの、軽量の体格を生かした動き回る相撲や、素早い左右への変化で大いに土俵を沸かせた。特筆すべきは、北の湖など後の名力士との数々の対戦実績の中、彼らが破竹の勢いで関取に上がってきた初対戦では先輩の意地を見せ、関取の厳しさを彼らに教えた「門番的存在」であった。西十両11枚目の地位で大敗した33歳で現役を引退。序ノ口に付いてから引退するまでの17年8ヵ月間で、「1202番連続出場」を記録した。これは序ノ口以来、番付上の最終場所の千秋楽まで無休という連続出場では、当時大相撲史上1位の記録であった。
    引退後は、年寄・谷川を襲名。現役時代から手の合った九重親方(元横綱・北の富士)と共に、九重部屋で千代の富士や北勝海ら、多くの名力士達の指導に努めた。
    今回は我らがMCやくみつる先生イチオシのいぶし銀が、現在NHK相撲解説で人気爆発中の盟友・北の富士勝昭さんを引き連れて登場します!オールド大相撲ファン必見の回になること間違いなし!

    第10位
    昭和43年 初場所  十二日目 対 戸田   ○ 掬い投げ

    第9位
    昭和43年 名古屋場所 二日日 対 若吉葉  ○ 上手出し投げ

    第8位
    昭和43年 名古屋場所  中日 対 花田   ○ 蹴返し

    第7位
    昭和46年 春場所   四日目 対 三重ノ海 ○ 下手捻り

    第6位
    昭和46年 春場所   千秋楽 対 輪島   ○ 寄り切り

    第5位
    昭和50年 夏場所   九日目 対 隆ノ里  ○ 下手出し投げ

    第4位
    昭和46年 夏場所   十日目 対 玉の海  ● 吊り出し

    第3位
    昭和49年 九州場所  十日目 対 天龍   ○ 下手捻り

    第2位
    昭和49年 名古屋場所 五日目 対 陸奥嵐  ● 内掛け
     
    第1位
    昭和46年 初場所   千秋楽 対 若二瀬  ○ 寄り切り

    【出演】
    白田秀敏(元白田山)
    ゲスト:北の富士勝昭(第52代横綱)

    初回放送日:2019/06/28

  • #27

    貴闘力篇

    第二十七話となる今回は、貴闘力 忠茂(たかとうりき ただしげ、1967年9月28日生まれ)。二子山部屋所属で最高位は東関脇。現役時代の体格は181cm、148kg、得意手は突き、押し、張り手、いなし、引き、叩き。
    特筆すべきは持ち前の闘争心で、貴闘力は時間前の仕切りでも気合十分、「いつでも立つぞ」と言わんばかりの構えは、仕切りの本来の姿に近いとされた。実際に時間前で立つことも多く、そうした取組では相手力士との激しい攻防を展開して土俵を沸かせた。その闘争心で横綱・曙からも15勝をあげており、曙キラーとして同部屋の若貴兄弟の優勝を裏で支えた。自身も32歳5か月、幕尻での幕内最高優勝を達成しており、人気実力を兼ね備えたやんちゃで気合い十分の"いぶし銀力士"。
    引退後は年寄大嶽を襲名し、義父である第48代横綱・大鵬幸喜の大鵬部屋の部屋付き親方となり、後に部屋を継承したが、2010年に不祥事が発覚して相撲協会を解雇となり、現在は実業家、タレントとして新たな人生を歩んでいる。また、4人の息子のうちの1人が既に大相撲で注目力士となっている他、あと2人の息子も相撲が強く角界入りが予想されており、その子育て方法にも注目が集まっている。
    幕内最高優勝1回、殊勲賞3回、敢闘賞10回、技能賞1回、金星10個、実積十分のいぶし銀の登場です!


    ■第10位
    平成2年 九州場所   三日目 対 大乃国   ○ 突き落とし

    ■第9位 
    平成2年 九州場所   五日目 対 千代の富士 ● 突き落とし

    ■第8位
    平成3年 夏場所    二日目 対 霧島     ○ 二丁投げ

    ■第7位
    平成3年 秋場所   十一日目 対 琴椿    ○ 二丁投げ

    ■第6位
    平成4年 初場所    六日目 対 舞の海   ○ 寄り倒し

    ■第5位
    平成6年 春場所 優勝決定巴戦 対 曙     ● 押し倒し

    ■第4位
    平成12年 春場所    千秋楽 対 雅山    ○ 送り出し

    ■第3位
    平成7年 初場所    九日目 対 小錦    ● 突き落とし

    ■第2位
    平成2年 名古屋場所  七日目 対 大翔山   ○ 寄り切り
     
    ■第1位
    平成3年 夏場所    三日目 対 千代の富士 ○ とったり


    【出演】
    鎌苅忠茂(元貴闘力)
    ゲスト:見栄晴

    初回放送日:2019/08/27

  • #28

    琴ヶ梅篇

    第二十八話となる今回は、琴ヶ梅 剛史(ことがうめ たけし、本名・北山 聡、1963年10月5日生まれ)。佐渡ヶ嶽部屋所属で最高位は東関脇。現役時代の体格は180cm、187kg、得意技は右四つ、寄り、突き、押し。
    「花のサンパチ組」(昭和38年生まれ)の一人で、同期の北勝海、小錦、双羽黒、寺尾、益荒雄らと、人気実力の両面から角界を盛り上げた。
    特筆すべきはアンコ型を生かした低い体勢からのぶちかましと、叩かれても落ちない重心が低く粘り強い足腰。当時連勝記録を伸ばしていた全盛期の千代の富士を一番苦しめた力士としても知られ、大関取りには失敗したものの、琴ヶ梅の強さは伝説化している。実際、当番組の#1に登場した寺尾の錣山親方や、#16に登場した益荒雄の阿武松親方は口を揃えて「琴ヶ梅最強説」を唱えている。
    引退後は佐渡ヶ嶽部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたったが、平成19年11月場所千秋楽を最後に日本相撲協会を退職した。現在は業界人御用達のちゃんこ店「力士料理 琴ヶ梅」を経営し、料理界で手腕をふるっている。三役在位18場所、殊勲賞1回、敢闘賞4回、技能賞2回、金星2個、十両優勝1回、今回は伝説のいぶし銀が、同郷でお姉さんと慕う柴田理恵さんを引き連れて登場する豪華版です!

    第10位
    昭和59年 春場所  十三日目 対 高見山   ○ 押し出し

    第9位 
    昭和62年 初場所    初日 対 朝潮    ● 叩き込み

    第8位
    昭和63年 春場所   二日目 対 小錦    ○ 押し出し

    第7位
    平成元年 名古屋場所 九日目 対 益荒雄   ○ 押し出し

    第6位
    平成2年 秋場所    六日目 対 北天佑   ○ 寄り切り

    第5位
    平成3年 夏場所    七日目 対 曙     ○ 押し出し

    第4位
    平成3年 夏場所    九日目 対 貴花田   ○ 押し倒し

    第3位
    昭和63年 夏場所   六日目 対 千代の富士 ○ 押し出し

    第2位
    平成元年 九州場所 十一日目 対 千代の富士 ● 上手投げ 
     
    第1位
    平成元年 初場所   千秋楽 対 寺尾    ● 叩き込み


    【出演】
    北山聡(元琴ヶ梅)
    ゲスト:柴田理恵

    初回放送日:2019/10/22

  • #29

    若翔洋篇

    第二十九話となる今回は、若翔洋 俊一(わかしょうよう しゅんいち、本名・馬場口 洋一、1966年3月8日生まれ)。二子山部屋所属で最高位は東張出関脇。現役時代の体格は181cm、169kg、得意技は左四つ、寄り、掬い投げ、小手投げ。
    空前の大相撲ブーム、若貴フィーバーを同部屋の兄弟子として経験した。若貴兄弟をはじめ、安芸乃島、貴ノ浪、貴闘力、隆三杉、三杉里など、稽古相手に恵まれ、自身も1993年5月場所には関脇に昇進、最強二子山勢の一員として土俵を盛り上げた。
    引退後は二子山部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたったが、2000年3月に日本相撲協会を退職して格闘家、タレント、実業家へ転身した。今回は、そんなマルチに活躍するいぶし銀が、同郷で中学時代の柔道部の先輩である元たのきんトリオのよっちゃん・野村義男さんを引き連れて登場する豪華版です!

    ■第10位
    平成3年 秋場所  千秋楽 対 玉龍  ○ 逆とったり

    ■第9位 
    平成5年 初場所  千秋楽 対 琴富士 ○ 寄り切り

    ■第8位
    平成5年 夏場所  二日目 対 琴錦  ○ 首投げ

    ■第7位
    平成7年 夏場所  四日目 対 魁皇  ○ 外掛け

    ■第6位
    平成5年 初場所  六日目 対 貴花田 ● 寄り切り

    ■第5位
    平成4年 九州場所 千秋楽 対 若花田 ○ 寄り切り

    ■第4位
    平成7年 九州場所 十日目 対 武蔵丸 ○ 上⼿投げ

    ■第3位
    平成5年 初場所  七日目 対 小錦  ○ 寄り切り

    ■第2位
    平成4年 九州場所 四日目 対 霧島  ○ 下⼿投げ

    ■第1位
    平成5年 春場所  七日目 対 曙   ○ 引き落とし

    【出演】
    馬場口洋一(元若翔洋)
    ゲスト:野村義男

    初回放送日:2019/12/19

  • #30

    安美錦篇

    第三十話となる今回は、安美錦 竜児(あみにしき りゅうじ、1978年10月3日生まれ、青森県西津軽郡深浦町出身)。伊勢ヶ濱部屋所属で、最高位は東関脇。現役時代の体格は184cm、149kg、得意手は右四つ、寄り、出し投げ、叩き込み。
    2000年1月場所に新十両へ昇進し、同年7月場所に新入幕を果たした。新入幕の時点では幕内最軽量(115Kg)であった。2003年初場所8日目には横綱・貴乃花を初挑戦で破り、初金星を獲得したばかりか、貴乃花現役最後の対戦相手となった。破竹の勢いで番付を駆け上がるも、2003年には前十字靭帯と半月板を損傷する重傷を負い、2019年7月引退(40歳)までの長きに渡り、怪我と付き合いながら戦い続けた名脇役。
    通算勝星907勝、関取在位歴代一位の117場所、三役在位15場所、三賞12、金星8、怪我さえ無ければ間違いなく大関になっていた ザ・いぶし銀が、ファンを公言する中村玉緒さんを引き連れ、まだ「ちょん髷を結った姿」で登場する、大相撲ファン必見の回になります!

    第10位
    平成12年 名古屋場所 千秋楽 対 栃乃花  ○ 切り返し

    第9位
    平成14年 春場所  十三日目 対 武双山  ○ 上手出し投げ

    第8位
    平成14年 夏場所   六日目 対 栃東   ○ 上手出し投げ

    第7位
    平成15年 名古屋場所 三日目 対 武蔵丸  ○ 寄り切り

    第6位
    平成17年 夏場所   九日目 対 琴ノ若  ● 上手投げ

    第5位
    平成28年 初場所    初日 対 稀勢の里 ○ 押し出し

    第4位
    平成20年 九州場所   初日 対 白鵬   ◯ 下手投げ

    第3位
    平成27年 夏場所   五日目 対 白鵬   ● 突き落とし

    第2位
    平成19年 夏場所   十日目 対 朝青龍  ○ 寄り倒し

    第1位
    平成15年 初場所    中日 対 貴乃花  ○ 送り出し

    【出演】
    安治川親方(元安美錦)
    ゲスト:中村玉緒

    初回放送日:2020/02/25

  • #31

    6周年記念SP!朝潮篇

    第三十一話、6周年記念スペシャルとなる今回は、朝潮 太郎(あさしお たろう、1955年12月9日生まれ、高知県安芸郡(現在の高知県室戸市)出身。高砂部屋所属で、最高位は東大関。現役時代の体格は183cm、183kg、得意手は突き、押し、左四つ、寄り。
    アマチュア相撲の強豪として名をはせ、大学時代にアマチュア横綱のタイトルを2年連続して獲得した。その他も含めアマチュア8冠のタイトルをひっさげ、幕下付出格デビューとなった。髙見山、富士櫻の温かい指導もあり順調に昇進したが、プロの壁にぶつかり低迷もあったものの、やはり徐々にその才能は開花していく。入門から2年で北の湖から初金星を獲得してからは、輪島、三重ノ海、若乃花、千代の富士という歴代横綱を苦しめる存在になっていった。
    幕内最高優勝1回、大関在位36場所、殊勲賞10回、敢闘賞3回、技能賞1回、人気実力を兼ね備えた「ザ横綱キラーのいぶし銀」が、春場所後大関昇進を決めたばかりの愛弟子、朝乃山関を引き連れ登場する、大豪華版のスペシャルになります!

    第10位
    昭和54年 初場所    十日目 対 貴ノ花   ○ 突き出し

    第9位
    昭和55年 春場所    七日目 対 増位山   ○ 突き倒し

    第8位
    昭和55年 春場所   十一日目 対 北の湖   ○ 引き落とし

    第7位
    昭和55年 名古屋場所   中日 対 三重ノ海  ○ うっちゃり

    第6位
    昭和56年 春場所    千秋楽 対 栃赤城   ○ 引き落とし

    第5位
    昭和56年 九州場所 優勝決定戦 対 千代の富士 ● 寄り倒し

    第4位
    昭和57年 秋場所    五日目 対 大寿山   ● 突き落とし

    第3位
    昭和58年 初場所  優勝決定戦 対 琴風    ● 寄り切り

    第2位
    昭和60年 春場所   十三日目 対 千代の富士 ○ 寄り切り

    第1位
    昭和60年 春場所    千秋楽 対 若嶋津   ○ 寄り倒し

    【出演】
    高砂親方(元朝潮)
    ゲスト:朝乃山関

    初回放送日:2020/06/18

  • #32

    神幸篇

    第三十二話となる今回は、神幸 勝紀(しんこう かつのり)1950年1月2日生まれ、山形県西置賜郡小国町出身。伊勢ヶ濱部屋所属で、最高位は西前頭8枚目。現役時代の体格は188cm、136kg、得意手は左四つ、上手投げ。
    小国町立小国中学校在学時より柔道で活躍し、地元の県立小国高校でも柔道を続けた(2段まで昇った)。2年生の時、伊勢ヶ濱親方(元横綱・照國)のスカウトを受け、高校を中退して伊勢ヶ濱部屋に入門。1966年9月、16歳で初土俵を踏んだ。故障により長い幕下暮らしが続いたが、1976年9月、初土俵から丸10年で漸く十両に昇進。その時は1場所で幕下に下がったが、2年後2度目の十両昇進を果たすと、1980年5月場所で悲願の新入幕を遂げ、以後は引退まで関取の地位を守り抜く事となる。序ノ口に付いてから約13年半でやっと掴んだ幕内の座であったが、入幕までの所要81場所は、それまでトップであった牧本の74場所を7場所も更新するスロー入幕の新記録であった 。
    記録という意味では「スロー入幕」という以外目立ったものは無いものの、当番組MCのやくみつるが特選イチオシするいぶし銀力士。当時の映像から勝負勘の良さ、技の切れ、篤とご覧いただきたい。
    中入りゲストには現役時代から神幸関のファンであった女優の池波志乃さんが登場。


    第10位
    昭和55年 初場所  十四日目 対 満山   ○ 吊り出し

    第9位
    昭和55年 夏場所   二日目 対 大觥   ○ 寄り切り

    第8位
    昭和55年 夏場所  十四日目 対 隆の里  ○ 寄り切り

    第7位
    昭和55年 名古屋場所 五日目 対 富士櫻  ○ 叩き込み

    第6位
    昭和55年 秋場所   千秋楽 対 玉ノ富士 ○ 突き倒し

    第5位
    昭和57年 初場所   四日目 対 播竜山  ○ 寄り切り

    第4位
    昭和57年 初場所  十二日目 対 高見山  ● 押し出し

    第3位
    昭和58年 九州場所   初日 対 小錦   ● 押し出し

    第2位
    昭和55年 夏場所   四日目 対 青葉山  ○ 寄り切り

    第1位
    昭和55年 夏場所   六日目 対 天ノ山  ● 寄り切り


    【出演】
    小林二男(元神幸)
    ゲスト:池波志乃

    初回放送日:2020/07/15

  • #33

    若乃花篇

    第三十三話となる今回は、第66代横綱 第3代若乃花 勝(わかのはな まさる)1971年1月20日生まれ、東京都杉並区出身。元二子山部屋所属で、最高位は東横綱。現役時代の体格は180cm、134kg、得意手はおっつけ、押し、左四つ、寄り。
    言わずもがなの人気横綱兄弟の兄であるが、横綱在位はわずか11場所にして、優勝は5回。弟の49場所、22回に記録としては劣るものの、その小柄な肉体と群を抜いた運動能力で、鈍い銀の光を放った“いぶし銀横綱”。
    弟関の引き立て役のような見方をされる風潮もあったが、それは相撲を知らない人の見方であり、技量抜群にして対戦相手との好取組みの数々を出させたらこの横綱の右に出る者は居ない。
    今回は改めて、“相撲のうまい横綱の名勝負を振り返る回”となるので、乞うご期待。
    ゲストには若貴時代に若貴兄弟を一番取材し、NHK相撲中継のみならずオリンピック中継でもその名調子で鳴らした実況界の横綱、刈屋富士雄さんを迎えます。


    第10位
    平成2年 夏場所    十日目 対 琴椿  ○ うっちゃり

    第9位
    平成3年 夏場所   十一日目 対 小錦  ● 極め出し

    第8位
    平成3年 秋場所    十日目 対 久島海 ○ 首投げ

    第7位
    平成3年 九州場所    初日 対 北勝海 ● 小手投げ

    第6位
    平成6年 名古屋場所  四日目 対 舞の海 ○ 浴びせ倒し

    第5位
    平成6年 秋場所   十四日目 対 武双山 ● 寄り切り

    第4位
    平成8年 名古屋場所 十四日目 対 曙   ○ 河津掛け

    第3位
    平成8年 春場所   十三日目 対 武蔵丸 ○ 網打ち

    第2位
    平成9年 春場所    三日目 対 旭鷲山 ○ 掬い投げ

    第1位
    平成10年 九州場所  十二日目 対 琴錦  ○ 突き落とし


    【出演】
    花田虎上(元 第3代若乃花)
    ゲスト:刈屋富士雄(元NHKアナウンサー)

    初回放送日:2020/08/31

  • #34

    天龍篇

    第三十四話となる今回は、天龍 源一郎(てんりゅう げんいちろう)1950年2月2日 生まれ、福井県勝山市出身。
    言わずと知れたプロレス界の元横綱は大相撲出身であり、元二所ノ関部屋所属で、最高位は前頭筆頭。現役時代の体格は186cm、112kg、得意手は突っ張り、押し、左四つ、上手投げ。
    プロレスでは65歳まで第一線で活躍し「生ける伝説」として頂点に君臨し続けた。その基礎となっていたのが力士時代の修行であったことは、言うまでもない。兄弟子である大横綱・大鵬や、大関・大麒麟の胸を借り、その実力はメキメキと開花していった。入幕から引退までわずか3年余りという短い時間に、天龍の格闘家としての才能を垣間見れる一番が凝縮して存在している。
    今回は、大相撲で成功し、プロレスでも大成功した「生ける伝説」の秘蔵映像に乞うご期待。
    ゲストにはサプライズであの人が登場します。


    第10位
    昭和48年 春場所  十二日目 対 富士櫻   ○ 叩き込み

    第9位
    昭和48年 夏場所    中日 対 栃東    ● 切り返し

    第8位
    昭和48年 九州場所   中日 対 若三杉   ○ 浴びせ倒し

    第7位
    昭和48年 九州場所  九日目 対 龍虎    ○ 上手投げ

    第6位
    昭和50年 秋場所  十二日目 対 千代の富士 ○ 突き出し

    第5位
    昭和49年 初場所    初日 対 長谷川   ○ 下手投げ

    第4位
    昭和49年 初場所   四日目 対 貴ノ花   ● 吊り出し

    第3位
    昭和48年 九州場所 十三日目 対 北の湖   ○ 寄り切り

    第2位
    昭和48年 九州場所  千秋楽 対 琴櫻    ● 上手出し投げ

    第1位
    昭和51年 秋場所  十三日目 対 魁輝    ○ 引き落とし


    【出演】
    天龍源一郎
    ゲスト:サプライズ

    初回放送日:2020/10/27

  • #35

    大鷲篇

    第三十五話となる今回は、大鷲 平(おおわし ひとし)1946年1月12日 生まれ、長野県佐久市出身。
    若松部屋所属で、最高位は前頭3枚目。現役時代の体格は身長190cm、体重115kgで、得意手は左四つ、上手投げ、吊り。
    我らが番組MCやくみつる待望のいぶし銀がついに登場。
    現役生活15年間無休、988回連続出場の鉄人は、その巨大な身長を活かし、肩越しから取る上手から豪快に攻める相撲で観客を沸かせた。
    今回は、大男の豪快で痛快な秘蔵取組み映像に乞うご期待。
    ゲストには大鷲イズムを継承する、息子でプロレスラーの大鷲 透選手が登場します。

    第10位
    昭和47年 秋場所    中日 対 栃勇  ○ 二丁投げ

    第9位
    昭和48年 名古屋場所 二日目 対 天龍  ○ 吊り出し

    第8位
    昭和49年 九州場所  三日目 対 鷲羽山 ○ 上手投げ

    第7位
    昭和49年 九州場所  十日目 対 増位山 ○ 吊り出し

    第6位
    昭和49年 九州場所   中日 対 富士櫻 ○ うっちゃり

    第5位
    昭和51年 初場所   二日目 対 長谷川 ○ 浴びせ倒し

    第4位
    昭和51年 初場所   九日目 対 陸奥嵐 ● 内掛け

    第3位
    昭和50年 九州場所   初日 対 黒姫山 ○ 寄り切り

    第2位
    昭和48年 初場所  十四日目 対 北の湖 ○ 突き出し

    第1位
    昭和49年 九州場所 十四日目 対 魁傑  ○ 小手投げ

    【出演】
    伊藤 平(元大鷲)
    ゲスト:大鷲 透(プロレス)

    初回放送日:2020/12/23

  • #36

    臥牙丸篇

    第三十六話となる今回は、臥牙丸 勝(ががまる まさる)本名はテイムラズ・ジュゲリ、1987年2月23日 生まれ、ジョージア・トビリシ市出身。
    木瀬部屋所属で、最高位は東小結。現役時代の体格は身長186cm、体重199kgで、得意手は突き押し。
    令和2年11月場所限りで引退したばかりの「人気者ガガちゃん」がマゲのついた状態で電撃登場!
    現役時代は角界ナンバーワンの体重を武器に、三役まで一気に駆け上り、突き押しで豪快に攻める相撲で観客を沸かせた。しかし、その体重が仇となり、故障を起こすなど、好不調を繰り返した。
    また、当時からその愛くるしいキャラクターで、バラエティ番組では「いじられ役」として活躍し、人気を博した。
    今回はそんな臥牙丸関の絶頂時の強さや、滑らかな日本語で喋るジョージア人ジュゲリとしての可愛らしさをお届けしたいと思います!

    第10位
    平成21年 秋場所 幕下優勝決定戦 対 魁聖 〇 寄り切り

    第9位
    平成21年 九州場所   千秋楽 対 北太樹  ○ 寄り倒し

    第8位
    平成24年 初場所    二日目 対 栃ノ心  ○ 寄り切り

    第7位
    平成25年 九州場所   十日目 対 玉鷲   ● 寄り切り

    第6位
    平成28年 名古屋場所  十日目 対 佐藤   ○ 突き出し

    第5位
    平成27年 秋場所    七日目 対 遠藤   ○ 小手投げ

    第4位
    平成31年 初場所   十一日目 対 炎鵬   ○ 小手投げ

    第3位
    平成23年 九州場所  十四日目 対 豊真将  ● 突き落とし

    第2位
    平成23年 秋場所   十一日目 対 把瑠都  ○ 送り出し

    第1位
    平成27年 夏場所    十日目 対 日馬富士 〇 押し出し

    【出演】
    テイムラズ・ジュゲリ(元臥牙丸)
    ゲスト:松井 博(元特等床山 床松)

    初回放送日:2021/02/24

  • #37

    7年目突入スペシャル 琴奨菊篇

    第三十七話、7年目突入スペシャルとなる今回は、琴奨菊 和弘(ことしょうぎく かずひろ)、1984年1月30日 生まれ、福岡県柳川市出身。佐渡ヶ嶽部屋所属で、最高位は東大関。現役時代の体格は身長180㎝、体重178kgで、得意手は左四つ、がぶり寄り。
    令和2年11月場所限りで引退したばかりの「人気大関」がマゲのついた状態で電撃登場!
    小学生時代からの相撲英才教育を経て、明徳義塾中学、高校と相撲エリート街道を駆け上がり、2002年1月に入門。18年10か月の長きにわたり現役を貫いた。大関琴奨菊と言えば、ぶちかましからのがぶり寄りで豪快な相撲をイメージするが、実は技能賞4回という計算し尽くされた技能派としての一面も兼ね備えていた。
    幕内最高優勝1回のいぶし銀大関の熱戦十番に乞うご期待!

    第10位
    平成14年 夏場所 序二段優勝決定戦 対 梶原(序二 二六) ● 下手投げ

    第9位
    平成23年 技量審査場所 千秋楽 対 把瑠都(大関) ◯ 寄り切り

    第8位
    平成24年 初場所  千秋楽 対 日馬富士(大関) ◯ 寄り切り

    第7位
    平成26年 初場所 十二日目 対 遠藤 (前頭十) ◯ 寄り切り

    第6位
    平成29年 初場所 十二日目 対 玉鷲 (関脇)  ● 押し出し

    第5位
    平成30年 初場所 十二日目 対 貴景勝(小結)  ◯ 渡し込み

    第4位
    平成30年 九州場所 六日目 対 松鳳山(前頭七) ● 上手捻り

    第3位
    平成18年 夏場所  五日目 対 魁皇 (大関)  ● 寄り切り

    第2位
    平成28年 初場所 十一日目 対 白鵬 (横綱)  ◯ 押し出し

    第1位
    平成30年 初場所  四日目 対 稀勢の里(横綱) 突き落とし

    【出演】
    秀ノ山親方(元琴奨菊)
    ゲスト:中村親方(元嘉風)

    初回放送日:2021/04/28

  • #38

    嘉風篇

    第三十八話となる今回は、嘉風 雅継(よしかぜ まさつぐ)、1982年3月19日 生まれ、大分県佐伯市出身。尾車部屋所属で、最高位は東関脇。現役時代の体格は身長177㎝、体重148kgで、得意手は突き、押し。
    番組プロデューサーイチオシのいぶし銀が遂に登場!
    16年の長きにわたり活躍し、入門から入幕も大変順調であったが、特に力士人生終盤にかけて鈍い銀の光を放った。年齢を重ねても稽古量は落ちず、ぶちかましからの突き押しは、その身体能力の高さと相まって、芸術の域に達したといわれた。頭から躊躇なくぶちかますことで時折見せる流血は闘志の象徴としてファンを震え立たせた。
    三賞通算10回の「ミスターいぶし銀」の熱戦十番に乞うご期待!

    第10位
    平成21年 初場所    七日目 対 朝青龍(横綱)   ● 突き落とし

    第9位
    平成26年 名古屋場所  四日目 対 日馬富士(横綱)  ◯ 肩すかし

    第8位
    平成27年 秋場所   十三日目 対 豊ノ島(前頭八)  ◯ 足取り

    第7位
    平成26年 秋場所    三日目 対 豪栄道 (大関)  ◯ 小股掬い

    第6位
    平成26年 夏場所   十二日目 対 安美錦(前頭三)  ● 押し出し

    第5位
    平成28年 九州場所    初日 対 照ノ富士(大関)  ◯ 吊り出し

    第4位
    平成29年 秋場所    十二目 対 貴景勝(前頭五)  ◯ 叩き込み

    第3位
    平成30年 名古屋場所 十四日目 対 明生(前頭十六)  ◯ 寄り倒し

    第2位
    平成29年 九州場所  十一日目 対 白鵬 (横綱)   ◯ 寄り切り

    第1位
    平成26年 夏場所    九日目 対 稀勢の里(大関)  ● 寄り倒し

    【出演】
    中村親方(元嘉風)
    ゲスト:川崎憲次郎(元ヤクルトスワローズ)

    初回放送日:2021/06/23

  • #39

    大善篇

    第三十九話となる今回は、大善 尊太(だいぜん たかひろ)、1964年12月14日 生まれ、大阪市浪速区出身。二所ノ関部屋所属で、最高位は西小結。現役時代の体格は身長188cm、体重160kgで、得意手は左四つ、寄り、上手投げ。四股名は尊敬する同部屋の先輩・大徹にちなんで付けられた。
    高校時代は野球に没頭していたが、麒麟児関のスカウトで角界入り。1981年初土俵、1988年関取昇進と順調に出世したが、怪我に泣かされ再度2年の下積み生活。それでも弛まぬ努力を重ね1990年に帰り十両。1991年には貴ノ浪と十両優勝を争い、決定戦の末に優勝を決めた。翌場所には武蔵丸らと共に新入幕を果たし、1995年まで幕内に定着したが、調子を崩し再度十両へ陥落。その間も精進を怠らず、1999年に25場所ぶり、当時の入幕間隔最長記録となる再入幕を果たした。二所ノ関一門の親方は「大善を見習え」と言って部屋の力士を稽古に励ませたという。「稽古をしている時が一番落ちつくので、特に他のリラックス法はない」と答えた"努力のいぶし銀"の熱戦十番に乞うご期待。
    ゲストには四股名の「大」をもらった元大徹の湊川親方を迎えます。

    第10位
    平成3年  秋場所 千秋楽(十両優勝決定戦) 対 貴ノ浪(十両六) ◯ 押し倒し

    第9位
    平成3年  九州場所  五日目 対 大若松(前頭十四)  ● 押し倒し

    第8位
    平成6年  夏場所   九日目 対 旭道山(前頭九)  ● 肩透かし

    第7位
    平成6年  九州場所  五日目 対 曙(横綱)     ◯ 突き落とし

    第6位
    平成14年 春場所   千秋楽 対 玉力道(前頭十五) ● 上手投げ

    第5位
    平成6年  初場所   四日目 対 寺尾(前頭八)   ◯ 押し出し

    第4位
    平成6年  初場所   千秋楽 対 琴別府(前頭二)  ◯ 押し出し

    第3位
    平成6年  夏場所    初日 対 琴錦(関脇)    ◯ 押し出し

    第2位
    平成13年 九州場所  十日目 対 武蔵丸(横綱)   ◯ 寄り切り

    第1位
    平成4年  九州場所  六日目 対 安芸ノ島(関脇)  ◯ 押し出し

    【出演】
    冨士ヶ根親方(元大善)
    ゲスト:湊川親方(元大徹)

    初回放送日:2021/08/25

  • #40

    旭豊篇

    第四十話となる今回は、旭豊 勝照(あさひゆたか かつてる)、1968年9月10日 生まれ、愛知県春日井市出身。大島部屋所属で、最高位は東小結。現役時代の体格は身長190cm、体重145kgで、得意手は左四つ、寄り、上手投げ、肩透かし。
    左四つ得意で右上手を取ると力を発揮し、1996年3月場所では貴乃花から金星を挙げて9勝6敗で殊勲賞。翌5月場所には新三役で小結に昇進した。その場所には8勝7敗と勝ち越し、翌7月場所には関脇に昇進してもおかしくはなかったが、西から東に回っただけで番付運に泣かされ昇進することはできなかった。続く9月場所は曙から金星を挙げて9勝6敗で敢闘賞。その後も幕内上位での相撲が続き、曙・貴乃花から金星を獲得するなど地力の高さを見せた。
    俳優の松平健に似た顔立ちから、角界の暴れん坊将軍と呼ばれ、断髪式には松平健本人が登場してハサミを入れた。また、瓢箪をぶら下げた化粧廻しや、電飾を使った化粧廻しを使用した第一人者でもある。
    ゲストには愛弟子の明生を引き連れ、角界を代表する〝イケメンいぶし銀″がついに登場します!

    第10位
    平成5年 秋場所   七日目 対 大若松(幕下六)  ◯ 押し出し

    第9位
    平成7年 春場所   六日目 対 舞の海(前頭九)  ◯ 上手投げ

    第8位
    平成8年 夏場所   六日目 対 魁皇(関脇)    ◯ 下手出し投げ

    第7位
    平成8年 名古屋場所  初日 対 若乃花(大関)   ◯ 寄り倒し

    第6位
    平成8年 名古屋場所 六日目 対 武双山(関脇)   ◯ 上手投げ

    第5位
    平成8年 名古屋場所 千秋楽 対 安芸乃島(前頭五) ● 押し倒し

    第4位
    平成8年 秋場所   十日目 対 曙(横綱)     ◯ 下手捻り

    第3位
    平成9年 名古屋場所  中日 対 貴ノ浪(大関)   ◯ 小手投げ

    第2位
    平成8年 初場所   二日目 対 武蔵丸(大関)   ◯ 寄り倒し

    第1位
    平成9年 九州場所  五日目 対 貴乃花(横綱)   ◯ 上手投げ

    【出演】
    立浪親方(元旭豊)
    ゲスト:明生関

    初回放送日:2021/10/27

  • #41

    豪風篇

    第四十一話となる今回は、豪風 旭(たけかぜ あきら)、1979年6月21日 生まれ、秋田県北秋田市出身。尾車部屋所属で、最高位は西関脇。現役時代の体格は身長171cm、体重150kgで、得意手は突き、押し、一本背負い。
    秋田県金足農業高校から中央大学を経て尾車部屋入り。大学4年時の学生横綱タイトルを引っ提げ幕下15枚目格付出で初土俵を踏む。その後も順調に出世し、一度も負け越しをしないまま2003年3月場所で新入幕を果たした相撲エリート。
    以降16年の長きにわたり関取として鈍い銀の光を放ち続けた「玄人好みのいぶし銀力士」。
    敢闘賞2回、十両優勝1回、最年長初金星記録保持者がついに登場します!

    第10位
    平成22年 名古屋場所 二日目 対 垣添(前頭九)    ◯ 押し出し

    第9位
    平成23年 初場所  十四日目 対 栃乃洋(前頭十六)  ◯ 押し出し

    第8位
    平成24年 秋場所   十日目 対 千代大龍(前頭十二) ◯ 寄り切り

    第7位
    平成28年 夏場所   千秋楽 対 遠藤(前頭十五)   ◯ 掬い投げ

    第6位
    平成29年 初場所    中日 対 魁聖(前頭九)    ◯ 一本背負い

    第5位
    平成26年 名古屋場所 五日目 対 照ノ富士(前頭六)  ◯ 押し出し

    第4位
    平成28年 初場所  十二日目 対 隠岐の海(前頭六)  ◯ 押し出し

    第3位
    平成21年 九州場所  十日目 対 把瑠都(関脇)    ◯ 押し出し

    第2位
    平成29年 春場所    初日 対 稀勢の里(横綱)   ● 押し出し

    第1位
    平成18年 初場所   三日目 対 千代大海(大関)   ◯ 押し出し

    【出演】
    押尾川親方(元豪風)
    ゲスト:中村真衣(水泳)

    初回放送日:2021/12/23

  • #42

    魁輝篇

    第四十二話となる今回は、魁輝 薫秀(かいき のぶひで、1952年6月12日 - )は、友綱部屋に所属した元大相撲力士で最高位は東関脇。青森県上北郡七戸町(現役時代は天間林村)出身。現役時代の体格は182cm、148kg。得意手は右四つ、寄り、突っ張り。あの魁皇を育てた名伯楽として広く知られ、現役時代の戦歴を忘れがちであるが、自身もスロー出世ながら東関脇に昇進。全盛期の横綱北の湖に二場所連続で土を付けるなど、いぶし銀の光を放った。

    第10位
    昭和50年  九州場所    四日目  対  陸奥嵐(前頭十二) ● 吊り出し

    第9位
    昭和54年   夏場所    初日目  対  旭國(大関)    ◯ 寄り切り

    第8位
    昭和54年   夏場所    千秋楽  対  玉輝山(前頭四)  ◯ 寄り切り

    第7位
    昭和55年 名古屋場所     初日  対  輪島 (横綱)   ◯ 押し出し

    第6位
    昭和60年  九州場所     初日  対  若嶋津(大関)   ◯ 寄り倒し

    第5位
    昭和60年  九州場所   十二日目  対  小錦 (前頭九)  ● 寄り切り

    第4位
    昭和55年  九州場所    千秋楽  対  琴風(前頭二)   ◯ 肩すかし

    第3位
    昭和55年   秋場所     初日  対  千代の富士(小結) ◯ 寄り切り

    第2位
    昭和51年   夏場所    三日目  対  長谷川 (前頭八) ◯ 小股すくい

    第1位
    昭和54年 名古屋場所    二日目  対  北の湖(横綱)   ◯ 寄り切り

    【出演】
    大島親方(元・魁輝)
    ゲスト:大山親方(元・大飛)

    初回放送日:2022/02/23

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