キム・ナムジュ(ファン・テヒ役)
クイーンズ・グループ、ビューティ事業本部企画開発室チーム長。高額所得でマンションまで所有する優雅な独身貴族だが、男日照りの人生で、きつくて独裁的な性格から部下に煙たがられている。ある日、部下として入社してきたジュンスに一目惚れし、必死でアプローチした末、めでたく結婚するが、そのことが原因で左遷され、辞職。キャリアウーマンから一転、無能な夫のため生活に苦労する平凡な主婦に。しかし、再びクイーンズ・グループに返り咲き、再逆転に奮闘する。先読み力、企画力に長け、切れ者。
チョン・ジュノ(ポン・ジュンス役)
完璧なルックスと紳士的な雰囲気で印象がいいが、一男三女の末っ子長男で甘やかされて育ち、どこか生ぬるい面がある。リストラされて事業も失敗し破産した父親同様、ツキのなさは天下一品。30過ぎまで国家試験を落ちまくり、クイーンズ・グループに就職した後も代理昇進試験に落ちまくる無能な万年平社員で、妻テヒに呆れられてばかり。一方で子煩悩で優しく、妻と愛娘のためにはプライドを捨てて土下座することも。元カノのヨジンが泣いていれば手を差し伸べてしまうような優柔不断さがある。
パク・シフ(ク・ヨンシク役)
大手財閥クイーンズ・グループ会長の次男で、構造改革本部本部長。スーツ姿も完璧でセレブ度も高く、社内でも「口説きたい男」という異名が付けられるほどだが、礼儀知らずという評判も。会長が外に作った子で、子供の頃から会長夫人である継母にいじめられながら育ち、わざと会社経営に関心のない放蕩息子として振る舞う。会長の命で構造改革を行うなかで、会社に残ろうと必死に頑張る無能組社員たちの事情に触れ、心が動かされていくが、なかでも“無謀なおばさん”テヒが気になり、何かとフォローするようになる。