内野聖陽/加藤雅也/木南晴夏/田村亮/津川雅彦 ほか
内野聖陽がフジテレビ初主演で挑んだ、松本清張作品がついにCSにも登場!!
年代物のカメラ、エキザクタがニューヨークのオークションハウスで落札された。みすぼらしい外見に似合わず落札価格は1億円。落札者は若手注目株の衆議院議員・峰岡周一(加藤雅也)。マスコミをにぎわすスターである。
警視庁の刑事・三原紀一警部補(内野聖陽)は峰岡が神奈川県の相模湖畔で起こった殺人事件に関わっているのではないかと疑いを持つ。理由は被害者の大手新聞記者・土肥武夫が峰岡の周りを嗅ぎまわっていたという証言を得たことと、その峰岡が敵対していたはずの被害者の葬儀に参列しているのを目撃したこと。事件当日、土肥は相模湖付近のホテルで女と密会した後、2人連れだって湖畔散策に出かけた。しかし、土肥は他殺体で見つかり、女は消えた。女が容疑者とみられるものの、行方は全くつかめない。峰岡の関与を怪しんだ三原だったが、峰岡には完璧なアリバイがあった。土肥が殺害された数時間後には相模湖から1000キロ離れた故郷の北九州市の和布刈(めかり)神社で行われていた新年の神事を見物し、写真に収めているという完全すぎるアリバイ。鉄道、空港のダイヤを計算すれば犯行自体は可能だが、和布刈神事を撮影していたのが事実とすれば峰岡はシロとなる。カメラのトリックが見破れなければ峰岡のアリバイは崩れない。三原は福岡へ飛び、ベテラン刑事の鳥飼重太郎(津川雅彦)と落ち合い、捜査を開始する。そんな中、若い男の死体が水城(みずき)で見つかる。捜査を進めるうちに、二つの事件の関連性が浮かび上がる。
消えた女の正体は? 峰岡の関与は? はたして、三原は峰岡のアリバイを崩すことが出来るのか? 三原と鳥飼の名コンビが時間と距離を超えた難事件に挑む!
※放送内容、放送時間は予告なく変更される場合がございます。
内野聖陽/加藤雅也/木南晴夏/田村亮/津川雅彦 ほか
<原作>松本清張「時間の習俗」(新潮社刊)
<脚本>浅野妙子
<プロデュース>小池秀樹
<監督>光野道夫
2025年6月16日 現在