なでしこジャパンによる2011年の女子ワールドカップ優勝、ヤングなでしこによる2012年のU-20女子ワールドカップ銅メダルなど、数々の大きな成果を手にしたことに伴い、今やサッカー女子代表は国際大会が開催されるたびに期待とともに結果も求められる、「強い代表」としての立ち位置を確立している。
しかし、実は誰もの記憶に残っている2011年のワールドカップ優勝以前にも、日本女子サッカーが限りなく世界の頂点に近付いた瞬間があったことはあまり知られていない。
2010年にトリニダード・トバゴで開催されたU-17女子ワールドカップで決勝に進出した日本はPK戦の末、韓国に敗れ準優勝に終わった。しかし、この大会は日本女子サッカーの強さを世界に大きく印象付けたという点で、歴史に残る大会であったことは間違いない。
大健闘した2010年大会の次に行われた2012年アゼルバイジャン大会では、準々決勝でガーナに敗れベスト8に終わったものの、グループリーグでは全勝、かつ得失点差17点という圧巻の結果を残した。
そんな実績を持つ本大会、次代を担う若きエースのブレイクをリアルタイムで目撃するという意味でも、リトルなでしこの活躍は見逃せない!
2025年9月15日 現在