船越英一郎 ほか
※放送内容、放送時間は予告なく変更される場合がございます。
鳩村周五郎(船越英一郎)は、過去に、一緒に暮らしたことのある川上つぐみ(美山加恋)から、雪山のペンションで働いていると連絡を受け、彼女に会うことに。周五郎との再会に喜ぶつぐみは、オーナーの谷山邦子(中田喜子)らを周五郎に紹介する。
ペンションには、周五郎の他、著名な福祉評論家の星野靖代(かとうかず子)、靖代の夫で秘書も務める星野明久(羽場裕一)、カメラマンの奥村洋二(高杉亘)と妻の美香(阿南敦子)ら、多くの宿泊客がいた。
翌朝、周五郎に宿泊客の1人・服部雄介(加瀬信行)の姿が見えないと話すつぐみ。周五郎は、邦子らと共に雪山の林の中を捜索する。その最中、女性の悲鳴を耳にした周五郎は、崖下に倒れている美香を見つける。駆けつけた病院には研修医しかおらず、押し問答をしていると、なぜかその場に現れた小室源介(内藤剛志)から後押しを受け、無事に美香の手術を成功させる。
小室は、都内で起きた殺人事件を捜査していた。殺害された女性が生前に、つぐみが働くペンションのホームページを見ていたことから、雪山のペンションを訪れていた。周五郎は、小室から女性の恋人と思われる男の写真を見せられ驚く。その写真には、服部が写っていた。そして、捜査の結果、服部の死体が発見される…。雪山のペンションを舞台にした殺人事件の真相に、周五郎はたどり着くことができるのか?
<出演>船越英一郎/内藤剛志/中田喜子/かとうかず子/羽場裕一/佐藤祐基/美山加恋/黒部進/高杉亘/阿南敦子 ほか
“神の手”を持つとさえ言われた天才外科医・鳩村周五郎(船越英一郎)は、ある事件をきっかけに勤めていた東都大学付属病院から追放された。その事件が起きたのは半年前のことだった。夫殺しの容疑をかけられ、一人娘のつぐみ(美山加恋)を連れて逃げていた川上明日香(伊藤裕子)が、逃亡中に階段から転落し、周五郎のいる東都大学付属病院に収容された。そのとき、運悪く、とある大物代議士の息子がバイク事故を起こして運ばれてきたが、周五郎は、外科部長・倉橋(草見潤平)の命令を無視して、ケガの状態が悪かった明日香の手術を優先してしまう。その結果、明日香は一命をとりとめたが、代議士の息子は死亡。それに怒った倉橋は、周五郎を病院から追い出しただけでなく、医者を続けられないよう、各地の病院にも圧力をかけたのだった。
しかし、この事件には続きがあった。周五郎が病院を追われる直前、入院中の明日香が何者かに襲われたのだ。幸い、明日香は無事だったが、警察はなぜかこの事件の捜査をうやむやにする。すると明日香は、一緒にいると殺されてしまうからつぐみを施設に預けてほしい、という手紙を周五郎に残し、病院から姿を消してしまう。
それ以来、周五郎は、明日香の行方を追いながら、つぐみの面倒を見ていた。二人が長野県の松本市で暮らし始めたのは、1ヵ月前、明日香から周五郎に電話があり、その電話の向こうで松本駅のアナウンスが流れていたからだった。周五郎は、市内にアパートを借り、工事現場でアルバイトをしながら生計を立てていた。
ある日、周五郎は、現場で鉄パイプが落下し、多数のケガ人が出るという事故に遭遇した。周五郎は、ケガ人を松本城東病院に運ぶと、次々と彼らの手術をこなし、その命を救った。が、松本城東病院院長の南条(中山仁)は、周五郎のことを知っていた同病院の医師・長坂(高橋和也)からこの一件を聞かされ、顔をしかめる。この病院にも、東都大学付属病院からの圧力がかかっていたからだ。南条の指示で周五郎を訪ねた長坂は、周五郎のことを気遣いながらも、今回の一件を無かったことにしてほしいと口止め料を渡そうとした。が、周五郎はそれを受け取らなかった。
周五郎が、明日香の写真を手に繁華街で彼女の情報を追っていると、そこに警視庁の刑事・小室(内藤剛志)が現れた。小室は、担当を外されても、ひそかに明日香の事件を追い、周五郎をマークしている男だった。小室は、明日香を夫殺しの犯人だとは思っていなかった。そればかりか、明日香の夫の死や、彼女が逃亡中であることすら公表されていないことに不審を抱いているようだった。
そんなある日、周五郎は、とあるスナックで明日香の情報を聞き出す。半年前までその店で働いていた由紀子(田中美奈子)が、明日香を連れてきたというのだ。由紀子の写真を見せられた周五郎は驚いた。彼女は、つぐみと同じ幼稚園に通う、隼人(武井証)の継母だったのだ。
あくる朝、つぐみを幼稚園に送った周五郎は、そこで由紀子に明日香の写真を見せた。しかし、由紀子は、明日香のことなど知らないという。不審を抱いた周五郎は、由紀子の周辺を調査した。由紀子は、半年前に隼人の父親である下村(吉満涼太)と内縁関係になった。と同時に、スナック勤めを辞めて、松本城近くの土産物店で働いていた。由紀子の家を張り込んでいた周五郎は、夜中に、彼女が出かけるのを目撃し、その後を尾行した。が、周五郎が目を離した隙に、由紀子は何者かに襲われ、刺されてしまう。周五郎は、彼女に走り寄るが、由紀子は、資材置き場にあった灯油をかぶると、誰にも知られたくない、と言いながら焼身自殺を図ろうとする。周五郎は、由紀子の体に飛びついてそれを止めると、意識を失った彼女をアパートに連れ帰り、傷の手当をする。その際、周五郎は、由紀子が整形手術を受けていることに気づく。
周五郎は、意識を取り戻した由紀子に、明日香の事件のことを話し、改めて彼女のことを尋ねた。すると由紀子は、1ヵ月前ほどに、道端でうずくまっていた明日香を見かけ、店で休ませただけなのだという。が、別れ際に、誰かに自分のことを聞かれても知らないと言ってほしい、と言い残して、この町を離れたらしい。
しかし、事態は思わぬ方向に展開した。翌朝、由紀子が周五郎のアパートから姿を消したのだ。さらに、由紀子と同じ土産物店で働いていた康代(斎藤陽子)が死体で発見され…。
<脚本>深沢正樹
<企画>保原賢一郎
<プロデュース>菅井敦/川島永次/三瓶慶介
<演出>五木田亮一
<出演>船越英一郎/内藤剛志/高橋和也/伊藤裕子/美山加恋/田中美奈子/斎藤陽子 ほか
石川県金沢市のとある街の工事現場で爆発事故が発生。負傷者が多数出て騒然とする現場には、率先して現場の収拾に奔走し、怪我人の搬入された病院では自ら外科医としての技術をもってしてテキパキと人命救助にあたる鳩村周五郎(船越英一郎)の姿があった。
しかし鳩村は、かつて籍を置いていた病院の外科部長の陰謀により医師界を追われ、今ではその天才的腕も公の場では使うことはできなくなっていた。しかも鳩村は、夫殺しの容疑がかかり逃亡中の元患者・川上明日香(伊藤裕子)の行方を、明日香の娘・つぐみ(美山加恋)と共に捜しているのだ。巨大な悪に人生を狂わされた者同士。いつの日か真相を明らかにし親子の再会を果たしてやることは、正義感の強い鳩村の強い願いでもあった。しかも明日香は、鳩村の妻と同じ病に冒されているのだ。
そして、そんな鳩村と同じように明日香の行方を追っているのが、独自の捜査で刑事仲間からは疎まれている小室(内藤剛志)であった。鳩村と小室、似たもの同士。いがみあいながらも認め合う二人は、掴んだ明日香の情報を伝え合ったりしていた。
ある日、医師として裏の道を歩く鳩村に、熊井(宮川一朗太)という瀕死の男の命を救って欲しいとの電話が入る。つぐみを人質に取り、鳩村の執刀を強要したのだ。だが手術が終わると、熊井はお守りを取りだし、「これを息子に渡して欲しい…そしてあんたの手で息子の命を救ってくれ」と鳩村に託すのだった。熊井というこの男は何者で、誰が何のためにこの男の命を救おうとしたのか?
この一件に事件性を嗅ぎ取った鳩村は、小室にそれを話し、さり気なく捜査協力を依頼すると、自分は熊井が何者かを知るために、旧知の医師・竹中美加子(有森也実)に会いに金沢記念病院を訪れた。熊井の腹部にあった別の執刀の痕は美加子のものと見ぬいたのだ。だが応対に出た事務長の三宅(羽場裕一)によると、美加子はある手術に失敗し医師を辞めたという。その後、ようやく美加子の所在を突き止めた鳩村は、熊井が美加子の夫だったことを知る。だが、その時はすでに熊井は何者かにより殺害されていた。
その後、美加子から熊井も同じ病院で働いていたことを聞き出した鳩村は、金沢記念病院に事件解決の糸口があると睨み、院内内部を徹底的に調べ上げるため動き出した。すると…院長の綿引(石田太郎)の医療費水増し請求、医療ミスの隠匿。さらには事務員の植村香織(菊池麻衣子)と院長の愛人関係など病院には多くの悪が隠されていることがわかる。
<脚本>深沢正樹
<企画>保原賢一郎/金井卓也
<プロデュース>菅井敦/三瓶慶介/梶野祐司
<演出>猪原達三
<出演>船越英一郎/内藤剛志/有森也実/美山加恋/羽場裕一/菊池麻衣子/伊藤裕子 ほか
警視庁捜査一課の刑事・小室(内藤剛志)は、その日公園で刺殺された小島留美子(舟木幸)の現場検証へと渋々足を運んだ。だが遺体の側にあった「サルボボ」という人形のキーホルダーを見つけた小室の顔つきは瞬時に変わった。それは、飛騨高山の名物の人形。ある事件を追い続け単独の捜査を進めていた小室が目星をつけていた地が飛騨高山だったのだ。
飛騨高山――ここには今、小室と目的は違いながらも同じ人物を捜す名医・鳩村周五郎(船越英一郎)がいた。もちろん川上つぐみ(美山加恋)も一緒だ。わけあって医師としての立場を追われた鳩村は、夫殺しの容疑がかけられたつぐみの母・明日香(伊藤裕子)を懸命に捜していた。明日香はすぐにも執刀を必要とする病気を抱えているのだ。そして小室は、ジャーナリストだった明日香の夫が追っていた事件を執拗に追いかけていた。
明日香の手掛かりを追っている鳩村は、この地の旅館「蕪水亭」の女将・岡田雪江(床嶋佳子)の厚意で、旅館の番頭見習いとして働いていた。だが、番頭の津川(山田辰夫)はそんな鳩村の存在をあからさまに疎むのだった。その夜、旅館に高山総合病院の外科部長・杉山(寺尾繁輝)がやってきて、鳩村にさんざん悪態をつき帰っていくという出来事が起きた。
実はその日の昼間、ある事故の応急処置に病院に乗り込んできた鳩村のやり方と技術に、杉山は同じ医師として激しい嫉妬を感じたのだ。その場は、女将の雪江が何とか収めたが、その時鳩村は、杉山を見送る津川の苦々しい態度が気にかかった。
翌日――杉山が崖から落下して死亡したとの知らせが入った。
地元刑事の前畑(中西良太)と清水(菊池健一郎)は、夕べのいきさつから鳩村に容疑をかけてきた。だが、その遺体の写真を見た鳩村は、医療処置が施されたらしい跡を発見する。しかしこの発見は前畑らの鳩村に対する疑惑を益々深めただけだった…。とそこへ、小室がひょっこりと姿を現した。先日刺殺された小島留美子のことを調べにやってきた小室は、実は留美子が十年前に杉山のいた高山総合病院で働いていたと話した。二人の死には何らかの関係があるのか?
そんな中、鳩村は女将の雪江が余命いくばくもない身であることを担当医の宮本(布施博)から聞かされた。十年前に娘を病気で亡くした雪江は、手術も拒み娘の側に行く日を待っているのだという。雪江のことを気遣う鳩村。
その夜、小室が「蕪水亭」の客としてやってきた。鳩村は、そこで旅館にやってきてこっそり様子をうかがっている高山総合病院の看護師・早川絵美(西本はるか)のことを打ち明けた。すると小室も、絵美を怪しい人物と目していたという。
しかし、その翌日今度はその絵美が建設中の無人のビルで殺害され、後を追ってきていた小室も重傷を負うという事件が起こる。第1発見者は雪江。しかも雪江は、緊急オペを行う鳩村を手伝うという。雪江はその昔、看護師として働いていたことを鳩村に打ち明けた。その時、鳩村の脳裏には、杉山の遺体にあった応急処置のあとがよみがえっていた…。
<脚本>深沢正樹
<企画>和田行/金井卓也
<プロデュース>菅井敦/三瓶慶介/井上竜太
<演出>猪原達三
<出演>船越英一郎/床嶋佳子/伊藤裕子/美山加恋/山田辰夫/大島蓉子/栗田よう子/布施博/内藤剛志 ほか
山梨県のとある葡萄園。有能な外科医でありながら、組織に背き大学病院を追われた鳩村周五郎(船越英一郎)は、夫殺害の容疑をかけられ逃亡中の女性・川上明日香(伊藤裕子)の行方を追い、明日香の一人娘・つぐみ(美山加恋)と共にこの地にいた。
ある日、そんな二人のもとに小室刑事(内藤剛志)が訪ねてきた。小室は、やはり組織を嫌い正義のために一匹狼の姿勢を貫き、仲間とは別行動で川上明日香を追いかけている。そんなことから、立場は違うものの同じ目的を持つ周五郎とは何かにつけ密かに協力関係を持っていた。その小室が、明日香が東京に姿を現したとの情報をもたらしてくれた。明日香はジャーナリストだった夫と親しかった編集者に連絡してきたらしい。しかし、二人が会う約束の場に張り込む刑事の姿を見つけた明日香は、素早くその場から逃げてしまったという。それを聞いた周五郎は、明日香が飛騨高山を訪れた際に、ある旅館の女将から受け取ったとされるチップを思い出していた。おそらく、そのチップの内容を確認するために明日香は、編集者を頼ったのだろう。そして、そのチップには川上守殺害の真相を解明する何かがあるはず!!
早速、周五郎はつぐみを連れ東京へ。小室が用意してくれたアパートに身を寄せて明日香の行方を捜し始めた。周五郎は、まず小室が独自に調べあげていた人物で守の同業者の坂下幸雄(KAZZ)に会いに行くことにした。坂下のマンションを訪ねた周五郎は、そこで偶然部屋から飛び出てきた明日香と出くわした。落としたバッグの中身を慌ててかき集め、その場を立ち去ろうとする明日香に、周五郎は「つぐみの気持ちを考えてくれ!」と叫んだ。そして、明日香が立ち去った後には、坂下の死体と一枚のチップが残されていた。
警視庁捜査一課・取調室。周五郎は、今起こった事件のことで大林(うじきつよし)という刑事の取り調べを受けることになった。明日香を犯人と思っているらしい大林らは、明日香との関係を執拗に聞いてくる。今すぐに執刀が必要な病魔を抱える明日香を救いたいだけだという周五郎の説明はなかなか聞き入れられない。そこに突然割って入ってきた小室のおかげで、周五郎はそれ以上の追及を逃れることができた。
翌日。テレビのニュースでは、川上明日香が殺人事件の容疑者になっていることを伝えていた。何かの間違いだと真相を聞くために小室に会いに飛び出していった周五郎。そして、一人になったつぐみのもとを大林が訪ねてきた。「これ以上、事件に大好きな先生を巻き込んではいけない」とつぐみに言い聞かせた大林は、「お母さんから連絡があったら知らせて」と自分の携帯番号をつぐみにそっと渡した。
そんな折、周五郎はアパートの部屋に盗聴器が仕掛けられていたことを発見した。不審に思い小室に電話をするが、小室はまったく連絡が取れなくなってしまった。
それからしばらくして、つぐみのいるアパートに明日香が姿を現した。いち早く母を見つけたつぐみは明日香のもとへ。しかし、それを待っていたかのように大林が二人の前に立ちはだかってきた。つぐみは大林を見て一瞬ホッとするが、それも束の間、大林はいきなりつぐみを突き飛ばし、明日香に銃口を向けたのだ。
その頃周五郎は、明日香が落としたチップから割り出した、島田昭夫(吉田智則)のもとにいた。川上守が生前調べていたのは、二年前に飛騨高山で殺害されたホステス笹上芳子(相馬志帆)という女のことだった。島田と殺された芳子の間には一体何があったのか?
その時だった、周五郎の携帯につぐみから緊急事態の知らせが入った…。
<脚本>深沢正樹
<企画>金井卓也
<プロデュース>菅井敦/三瓶慶介/井上竜太
<演出>猪原達三
<出演>船越英一郎/伊藤裕子/美山加恋/うじきつよし/藤真利子/大島蓉子/内藤剛志 ほか
船越英一郎 ほか
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