ノイタミナが紡ぐ5つの奇怪な物語和をベースにした独特な世界観とデザインが圧倒的な高い評価を受けた
<あらすじ>【座敷童子】(#1,2)ある雨の夜、宿場町の老舗宿に一人の女が訪れた。その女・志乃は一晩の投宿を願うが、宿の女将・久代は志乃にやっかいごとの臭いをかぎ取り、なかなか首を縦に振らない。「泊めてもらえないと自分とおなかの子は明くる日にも命を奪われてしまう」という志乃の必死の願いに根負けした久代は、志乃を普段は客を泊めない曰くありげな部屋に通すのだった。その部屋で怪異が起こる…。【海坊主」(#3,4,5)江戸に向かう大型商船「そらりす丸」。その船上には、自称「呪術師」の柳幻殃斉をはじめ、一癖も二癖もある人々が集っていた。ある夜、そらりす丸は突然規定の航路を外れて居場所を見失ってしまう。何者かの手により羅針盤が狂わされていたのだ。そして、そらりす丸の数倍はあろうかという巨大な戦船(いくさぶね)が現れ、人の首の姿をしたアヤカシの群れが乗客たちに襲いかかった。【のっぺらぼう】(#6,7)自らの夫、姑をはじめとする佐々木家一家惨殺の咎で死罪を申しつけられ、牢につながれている女・お蝶。お蝶による佐々木家一家惨殺事件の背後にはモノノ怪が存在するとあたりをつけた薬売りの男は、お蝶が幽閉されている牢屋に姿を現わした。お蝶を追及する薬売り、しかし能面をまとった男が現れ、お蝶を牢屋から連れ出そうとする。【鵺】(#8,9)京の街のとある屋敷で、笛小路家の姫・瑠璃姫の婿を決するための聞香の会が催されていた。瑠璃姫の婿にならんと名乗りを上げたものは四人。しかし、その中の一人・実尊寺惟勢が現れない。残りの三人で聞香は開始された。瑠璃姫から課された想像以上の難題に翻弄される男たち。それぞれが回答を決し、結果を待っていたその時、屋敷の奥の間で実尊寺の死体が発見される。【化猫】(#10,11,12)地下鉄の新路線の開通式。そこは大勢の人々でにぎわっていた。地下鉄開通の立役者である福田市長に市民が盛大な拍手を送る中、招待客たちを乗せた第1号列車が発車した。しかし、運行中の列車から、突然ほとんどの乗客が消失。残されたのは市長を含めた7人の乗客のみ。しかも、外の様子を窺おうとした福田市長は、地下鉄から転落してしまう。
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<監督>中村健治<脚本>ヨコテミチコ、小中千昭、高橋郁子、石川 学<キャラクターデザイン・総作画監督>橋本敬史<美術監督>倉橋 隆、保坂有美<CGディレクタ->森田信廣<音楽>高梨康治<アニメーション制作>東映アニメーション
2025年9月15日 現在
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