小林淳子(30) … 小池栄子
島のマドンナ。徳之島生まれだが、小さい頃、パイロットの訓練空港の島(下地島)で育った。そのせいもあり、何気に航空機の機体を全て覚えている。なぜ飛んで行くのか、降りて行くのか、小さい頃から不思議で仕方なかった。そこで管制官と言う職業を知り、管制官になる。
航空機の仕組みを猛勉強したにも関わらず、未だに鉄の塊が空を飛ぶ事を信じられないでいる。なので、どこかに行く時は船や新幹線が多い。管制の事に関してはとても詳しく、仕事に関して高い誇りを持っている。
とにかく気が強い。思ったことは遠慮なく口にする。下柳も原もタジタジになることが多い。
その一方で、彼氏との結婚を考え、辞めて普通の主婦になる事も良い人生だと考えている。その事を下柳の妻によく相談している。
原光司(41) … 音尾琢真
少年時代は、ひたすら映画を見たり、SF小説を読みふけっていたりしていた。
将来はNASAやJAXAに入って宇宙に関する仕事に従事するつもりだったが、空港のタワー管制をしていればいつか間近でUFOを見ることが出来るかもしれないと考え、管制官試験を受け合格する。専門誌で連載を持つ程の映画オタクである。
こだわりのジャージ姿でいる事が多かったが、昨今、公務員に対する目が厳しくなり、スーツを着る事となる。しかし、スーツは一着しか持っておらず、若干匂いがする。
映画しか趣味がない。しかし、徳之島には映画館がない。映画館が出来るという噂はある。噂は本当で着工に取りかかっていたが、諸事情で工事が大幅に遅れているという。土日は、ひたすら『映画館を作ろう!』という署名運動を『流神マブヤー』の覆面を被ってやっている。
口が軽く、ある意味空気が読めない性格。下柳と若干噛み合わない。
下柳哲司(40) … 阪田マサノブ
福岡県福岡市雁ノ巣出身。両親は漁師。
子供の頃から家の近くに巨大な秘密施設があると思っていたが、実はその施設が福岡コントロールだった。そのことがきっかけで管制官に興味を持ち、高校卒業後に管制官試験を受け合格する。管制官としては、東京コントロールを経て、徳之島空港へと配属となる。
小学校~高校までリトルリーグや野球部に所属し、ピッチャーとして活躍し、高校時代には、豪腕ピッチャーとして甲子園に出場したこともある。『徳之島ファイターズ』に息子の茂雄と貞治を入れ、自らコーチを務めると言いはって、地元民と大喧嘩になる。
TOKYOコントロールの時に出来た子は萌瑠(ボウル)と名前を付けた。
下柳成美(37) … 奥田恵梨華
下柳の妻。4人目の子どもを妊娠中。管制官だが休職中。夫の転勤で、子ども達を連れて徳之島へ。元々、子ども達は田舎で伸び伸びと育てようと考えていたので、転勤には賛成だった。難があるなら、言葉だった。村のオバさんの言う言葉を2割も理解できないでいる。
萌瑠の子守りもしながら、大変な毎日を送っている。
鳥羽大治郎(68) … 村木仁
元伝説の管制官。引退してバードさんに。「TOKYOエアポート」でバードパトロールをしている杉内の必殺技「テイ!」は鳥羽から伝授されたという噂も。