ナースの朝倉いずみが様々な騒動を起こしながらも看護師として、人として成長してゆく姿を描いたコメディドラマ「ナースのお仕事」シリーズ第2弾!!
<あらすじ>いずみ(観月ありさ)が慌ただしく朝の出勤準備をしていると突然電話が鳴った。「こんな忙しいときに」と、でないでいると留守電モードの電話から「朝倉―っ!」と叫ぶ翔子(松下由樹)の声が飛び出してきた。翔子は若葉会第二病院に異動したいずみが初出勤で遅刻しないよう電話してきたのだった。翔子の側ではこの春結婚した沢田俊介(長塚京三)が出勤の身支度。翔子は沢田をそっちのけに、いずみに矢継ぎ早に指示を出す。うんざりしながらもいずみは翔子の言う通り準備を整え、リュックを肩に元気に出勤した。いずみが駅前に来ると人垣ができて中年の男性が倒れていた。「脳卒中?」「いや二日酔い?」と無責任な野次馬たち。おろおろしながらいずみが男を抱き起そうとすると「動かすな」と青年の声。青年はあれこれいずみに指示を出し、さらに、いずみを男の娘と勘違い、救急車に押し込んだ。救急車に揺られながら間違いに気づいた青年だが「普通、乗るか」と呆れ顔。いずみは、青年を睨みつけた。救急車の到着先は、いずみが転勤した若葉会第二病院。いずみは救急車から降り、病院へ猛ダッシュ。ナースの制服に着替えナースステーションに走るいずみだが、一足早く婦長の山岡美智子(野際陽子)がナースステーションに入るのが見えた。ナースステーションから、主任ナースの近藤和美(宮崎淑子)ほか大島冴子(伊藤かずえ)、中尾悦子(宮地雅子)らナースたちが緊張気味に「おはようございます」と山岡に挨拶する声が、カウンターにしゃがみ込んでいるいずみに聞こえる。「新しいナースがくるはずですが…」との山岡の声に、いずみは「やばい」と顔をしかめる。いずみは、ついに山岡に見つかった。「ふしだら者ですが…」と形作れないナースキャップをいじりながらいずみは平然とあいさつ。全員の表情が凍りついた。冴子が教育係になり、いずみは働き始めた。仕事の違いに戸惑い気味のいずみだが、入院患者には早くも人気者。しかし、花瓶やテレビを壊し、清掃用バケツをひっくり返し、研修医牧原耕太郎(松岡昌宏)に頭から水をかけてと早速、大失敗。その牧原はなんと出勤時に出会った青年だった。「アーッ!」と驚く二人。いずみが医局前で牧原に謝っていると「いずみちゃん」と沢田の声。沢田はいずみを牧原に紹介するが、牧原は怒ったまま立ち去る。いずみが沢田に会えてホッとしたのも束の間「いつまで遊んでいるの!」と冴子の厳しい声。いずみにとって散々な転勤初日だった。翌日、いずみがいた若葉会総合病院から木村(田山涼成)が転院してきた。気安く木村と話すいずみを、気に入らない様子の冴子。付き添ってきた翔子は、冴子に「あなたの指導がなってないから朝倉さん、仕事が全然できない」と言われる。腹が立つ翔子はその夜、いずみを誘い、元同僚ナースの福山夕子(井上晴美)が始めた居酒屋「ゆうこ」へ。翔子といずみは飲みながら山岡婦長や冴子、牧原への不満を爆発させていると、翔子に頼まれたトイレットペーパーを抱えた沢田と牧原が店に現れた。いずみの話し声が耳に入った牧原はブ然。いずみも牧原に気づき睨みつける。ますます険悪なムードのいずみと牧原。翌朝病院で顔を合わせても「フン!」と知らん顔。そんな中、和美が遅刻してきた。あれこれと言い訳をする和美だが、わずかな遅刻が原因で患者を死なせた経験がある山岡は厳しく注意。「そこまでおっしゃるなら」と和美は辞めてしまった。しかし山岡は微動だにしない。いずみは運搬車を暴走させるなど相変わらず失敗続き。やっと一日が終わり、帰ろうとするいずみは山岡から夜勤を命じられ「え~」とべそをかく。深夜、患者の木村が苦しみだした。当直の牧原が処置をしても木村は苦しみ続ける。いずみはもう一度診察するよう牧原に頼むが、牧原は自分の診断を信じて動かない。思いあぐねたいずみは沢田に電話。翔子と甘いムードにひたろうとしていた沢田だが、病院に駆け付けた。木村は緊急手術が要するほど悪化していた。時間を争う緊張の中、手術が行われ、なんとか無事終了。「どうして朝倉君の言うことを聞かなかったんだ!思い上がるな」沢田から牧原は厳しい叱責を受けた。牧原は、いずみにさらに辛く当たるようになる。
※放送内容、放送時間は予告なく変更される場合がございます。
観月ありさ/松下由樹/伊藤かずえ/井上晴美/田口浩正/上原さくら/光浦靖子/宮地雅子/安達香代子/有沢康子/野際陽子/長塚京三
<脚本>江頭美智留<プロデュース>大賀文子/両沢和幸<演出>岩本仁志/武内英樹/林徹
2025年4月28日 現在
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