小泉八雲ことラフディオ・ハーンが残した日本の怪談の傑作をドラマ化してゆくシリーズの第2弾。
「ろくろ首」「ろくろ首」は石井隆の脚本、瀧川治水の監督。室町時代、応仁の大乱のころの話である。元武士の行脚僧回竜(柳葉敏郎)は、甲斐の国の山中で野盗に襲われていた姫月乃(夏川結衣)を救う。2人がたどりついた木樵小屋では、木樵(名古屋章)やばや(岩崎加根子)ら月乃の家臣たちが月乃の無事を知って喜ぶ。だがその日から怪しいことが次々に起きる。回竜に思いを寄せる月乃の首だけがするすると伸びて回竜にすり寄ったり、また家臣たちの首が空を飛んで回竜めがけて襲いかかったり。実は彼らは、落ち武者切りに首を切り取られた亡者たちだった―――。「長良屋お園の怪」江戸は日本橋の呉服問屋「長良屋」の内儀お園(清水美砂)が、5歳の息子太平を残したまま使用人おもよに毒殺される。主人宇平(内藤剛志)と愛人お近 (広田玲央名)のさしがねだ。おちかが後妻に収まった長良屋に、わが子かわいさと重大な秘密の遺品を探すためにお園の亡霊が夜な夜な現れる。おちかと宇平は邪魔な太平を始末しようとする。そんなおちかと宇平に恨みを晴らそうとするお園の亡霊には、人に知られてはならない秘密があった…。
※放送内容、放送時間は予告なく変更される場合がございます。
柳葉敏郎/夏川結衣/名古屋章/清水美砂水/内藤剛志/広田玲央名 他
脚本 石井隆(ろくろ首)/岸田理生(長良屋お園の怪)演出 瀧川治水(ろくろ首)/久世光彦(長良屋お園の怪)原作 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
2025年5月19日 現在
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