FRIDAY NIGHT ロックンロール・シアター

  • #1

    END OF THE CENTURY

    RAMONES… 1974年、ニューヨークのアンダーグラウンド・ミュージックシーンから登場。ストレートなロックンロールを凶暴かつ新鮮に、1曲2分足らずで次々に演奏していくそのスタイルは、形骸化した既存の音楽スタイルに飽き足らなくなっていたファンから絶大なる支持を得た。
     突然あらわれた4人のロック・スターとその音楽はアメリカだけでなく世界中を駆け巡り、イギリスを初め、世界中の音楽シーンにパンクロック革命を勃発させた。ラモーンズは決してヒット・チャートのトップに入ることはなかったが、解散までの22年間、自分達を愛するファンのために激しいツアー・スケジュールをこなし、数々の名曲を残す事となる。
     本作はそんなラモーンズの、今まで語られる事の無かった光と陰を、バンドに関わった多くの人々、そして過去に在籍した全てのメンバーの証言をもとに記録した初めてのドキュメンタリー。

    <監督> ジム・フィールズ/マイケル・グラマグリア
    <出演> ジョニー・ラモーン/ジョーイ・ラモーン/ディーディー・ラモーン/トミー・ラモーン/マーキー・ラモーン/C・J・ラモーン/リッチー・ラモーン 他

    初回放送日:2011/01/21

  • #2

    ニューヨーク・ドール

    元アルコール依存症患者で近年モルモン教に改宗した、物腰の柔らかいLA在住のアーサー・ケイン。スーツにネクタイをしたシャイな55歳のその男が、70年代の伝説のロック・バンド、ニューヨーク・ドールズのアーサー・“キラー”・ケインであるとは誰もが思わなかった。
    艶やかなメイクと奇抜な衣装、「パンクの前兆」とされた激しい音楽性。ニューヨーク・ドールズは次世代の多くのミュージシャンに多大な影響を与えるも、ドラッグの使用とメンバーの内輪もめによって1975年に解散。以来、30年近くもの間、アーサーは世に知られる事も無く寂しい人生を送っていた。
    2004年早春、元ニューヨーク・ドールズ・ファンクラブの会長であり、ロンドンで開催される音楽フェス、メルトダウン・フェスティバルの責任者であるモリッシー(ex. ザ・スミス)はニューヨーク・ドールズの再結成ライブを提案する。約30年振りに元メンバーであるデヴィッド・ヨハンセン、シルヴェイン・シルヴェインに再会しロンドンのステージに立つアーサー。ニューヨーク・ドールズ再結成ライブは大盛況の内に幕を閉じる。しかし、その直後、誰もが予測していなかった出来事がアーサーに訪れる...。

    <監督> グレッグ・ホワイトリー
    <出演> アーサー・ケイン/スティーヴン・モリッシー(ザ・スミス)/デヴィッド・ヨハンセン(aka バスター・ポインデクスター)/シルヴェイン・シルヴェイン(ニューヨーク・ドールズ)/イギー・ポップ(イギー&ザ・ストゥージズ)/ミック・ジョーンズ(ザ・クラッシュ) 他

    初回放送日:2011/02/25

  • #3

    ロニー~MODSとROCKが恋した男~

    ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーと並び、1960年代の音楽シーンを揺るがした影のヒーローがいた。モッズという最先端のスタイルから音楽シーンに入り、スモール・フェイセズ~フェイセズで活躍した後、ソロ転向後に発症した多発性脳脊髄硬化症と闘いながらも、1997年に51歳でこの世を去るまで自らの音楽を追い求め続けた孤高のブリティッシュ・ロック・スター、ロニー・レイン。彼と親交の深かったエリック・クラプトン、ピート・タウンゼントら豪華な顔ぶれがインタビューに登場、ロニーとの関係からそのパフォーマンスまで、現場で体験した者でなければできない貴重な証言の数々が語られる。また、新たに発見されたスモール・フェイセズ時代のフッテージやソロ(スリム・チャンス)になってからの未公開シーンなども収録。さらに、1970年代にスウェーデンやドイツのTV番組で披露したパフォーマンス映像、感動的なレコーディング・シーンなど、ここでしか観ることの出来ない貴重な映像も盛り込まれ、その特異な音楽性も十二分に堪能できる。

    <監督・編集> ルパート・ウィリアムズ/ジェームズ・マッキー
    <出演> ロニー・レイン/エリック・クラプトン/ピート・タウンゼント/スタン・レイン/ロン・チャイムス/イアン・マクレガン/ケニー・ジョーンズ/グリン・ジョンズ/スティーヴ・マリオット/ロッド・スチュワート/ロン・ウッド

    初回放送日:2011/03/25

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