#5 Char meets Richie Kotzen

初回放送:2004/09/19(sun.) 21:30~23:00

日本を代表するギタリストCharがホスト役を務め、錚々たるギタリストたちの「芯をくった話」を聞き出そうというフジテレビ721のスペシャルな企画。音楽専門誌でしか知り得なかったDEEPなネタを「映像と音声」でお伝えする、シリーズ第5弾が9月に登場!

今回もロサンゼルスロケを敢行。日本のギターフリークに絶大な人気を誇る、超絶技巧派リッチー・コッツェンを訪ねる。テクニカルなギター演奏でこれまでインストアルバムを数多くリリースしてきたリッチーは、その実力が認められ「ポイズン」に参加。ハードロック界にその名を知らしめる。その後も「Mr.BIG」のスーパーギタリスト「ポールギルバート」が同バンドを脱退すると、他のメンバーから乞われてバンドに加入した。

ジャズ/フュージョン・プレイヤーとしても超一流であり、ヴォーカリストとしても卓越したセンスを見せる。そんな彼が、Charとの再会の場に選んだのは「最高の音楽環境が揃う自分だけの落ち着ける場所」と語る自慢のスタジオ、LA郊外に佇むその名も「ヘッドルーム」。ヘヴィメタルな雰囲気とは裏腹に、LAの陽射が注ぐウッディでトロピカルな空間の一室には、プレイボーイ仕様のピンボールマシンがさりげなく置かれ、リッチーのセンスと遊び心がキラリと光っている。「ヘッドルーム」は最愛の父が設計し、息子リッチーと造り上げた親子にとって思い入れの深いスタジオである。

この日、Charとの久々の再会を果たすリッチーは少し落ち着かない様子で、父親と客人の到着を待った。一方のCharは、ロス郊外の行きなれたストリート「メルローズ」でティータイムをすませた後、「ヘッドルーム」へ向かった
Charがスタジオに着くとリッチーは子供のようにはしゃぎながら自分のスタジオ内を紹介して回った。父親もCharの訪問を喜んだ。

早速、CharとリッチーはDEEPなロックギター談義を展開。リッチーが用意したギターはフェンダーのテレキャスター(シグネーチャーモデル)2本とデビュー前から愛用していたYAMAHAのSGだった。夢中にギターの話を展開する
リッチーと、それを微笑みながら聞き手に回るChar。まるで親子の様に語り合う二人が印象的だった。やがて会話はギターセッションに突入。セッションをとおして語り合うふたり。そして、次々に繰り出される華麗なるテクニック!その時、Charの額を一瞬 汗が流れた…。そこには、ロック、ブルース、ジャズ/フュージョンなど、ジャンルに捕らわれない「自由な魂」があった。

収録語Charはニヤリと言った。
「少しだけ本気になっちゃったよ。」

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