大相撲いぶし銀列伝

  • #1

    寺尾篇

    寺尾 常史(てらお つねふみ、1963年2月2日 - )は、鹿児島県姶良市出身(生まれは東京都墨田区)で井筒部屋所属の元大相撲力士。得意技は突っ張り、押し、いなし、叩き、下手投げ。最高位は東関脇。
    生涯戦歴860勝938敗58休(140場所)。2015年4月現在、通算勝利860は歴代6位、通算敗北938は歴代1位。関取在位110場所(昭和59年7月~平成14年9月)は史上3位。
    かつて鉄人と呼ばれ、小兵ながら闘志あふれる相撲でファンを魅了し、負けてもなお「あっぱれ」と称賛を受けた“いぶし銀力士”。

    【元関脇 寺尾 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    昭和60年 秋場所 二日目 対 北天佑 ●上手投げ

    ■第9位
    昭和63年 春場所 六日目 対 小錦 ◯引き落とし

    ■第8位
    平成3年 春場所 二日目 対 大乃国 ◯蹴手繰り

    ■第7位
    昭和60年 秋場所 四日目 対 保志 ◯寄り倒し

    ■第6位
    平成元年 初場所 八日目 対 千代の富士 ◯外掛け

    ■第5位
    平成3年 夏場所 十日目 対 貴花田 ◯寄り倒し

    ■第4位
    昭和60年 名古屋場所 十四日目 対 小錦 ●押し出し

    ■第3位
    平成元年 九州場所 五日目 対 千代の富士 ●つり落とし

    ■第2位
    平成2年 初場所 七日目 対 千代の富士 ●上手投げ

    ■第1位
    平成3年 春場所 十一日目 対 貴花田 ●押し倒し

    【出演】錣山親方(元寺尾)
    ゲスト:阿炎関
  • #2

    水戸泉篇

    水戸泉 政人(みといずみ まさと、1962年9月2日 - )は、茨城県水戸市出身で高砂部屋所属の元大相撲力士。得意技は突っ張り、左四つ、寄り、上手投げ。最高位は東関脇。
    生涯戦歴807勝766敗162休(136場所)。幕内最高優勝1回。
    元祖ソルトシェイカーとして豪快に塩を撒く姿と、愛くるしいキャラクターで人気を博し、記録より記憶に残る“いぶし銀力士”。

    【元関脇 水戸泉 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    昭和61年 名古屋場所 十三日目 対 保志 ◯寄り切り

    ■第9位
    昭和60年 初場所 十一日目 対 北尾 ●上手投げ

    ■第8位
    昭和60年 初場所 十四日目 対 琴風 ◯寄り切り

    ■第7位
    昭和61年 秋場所 三日目 対 大乃国 ●掬い投げ

    ■第6位
    平成4年 名古屋場所 初日 対 若花田 ◯上手投げ

    ■第5位
    平成4年 名古屋場所 中日 対 貴花田 ●送り出し

    ■第4位
    平成4年 名古屋場所 十四日目 対 貴ノ浪 ◯上手投げ

    ■第3位
    平成4年 春場所 千秋楽 対 栃乃和歌 ◯上手投げ

    ■第2位
    昭和63年 夏場所 初日 対 霧島 ◯寄り倒し

    ■第1位
    平成元年 名古屋場所 中日 対 千代の富士 ◯押し出し

    【出演】錦戸親方(元水戸泉)
    ゲスト:千田川親方(元闘牙)
  • #3

    舞の海篇

    舞の海秀平(まいのうみ しゅうへい、1968年2月17日 - )。関取時代の体格は身長170cm、体重97kg。得意手は、左差し、下手投げ、内無双、切り返し。最高位は東小結。「平成の牛若丸」、「技のデパート」の異名で皆に親しまれた「小兵いぶし銀力士」の代表格。

    【元小結 舞の海 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    平成6年 夏場所 十日目 対 若翔洋 ◯逆とったり

    ■第9位
    平成6年 名古屋場所 十一日目 対 貴ノ浪 ●上手投げ

    ■第8位
    平成4年 初場所 六日目 対 貴闘力 ●寄り倒し

    ■第7位
    平成8年 名古屋場所 二日目 対 小錦 ◯下手ひねり

    ■第6位
    平成4年 春場所 千秋楽 対 武蔵丸 ◯外掛け

    ■第5位
    平成3年 秋場所 十四日目 対 若花田 ●寄り倒し

    ■第4位
    平成3年 九州場所 十一日目 対 曙 ◯内掛け

    ■第3位
    平成6年 名古屋場所 二日目 対 貴乃花 ◯切り返し

    ■第2位
    平成6年 名古屋場所 四日目 対 若乃花 ●浴びせ倒し

    ■第1位
    平成6年 名古屋場所 五日目 対 武双山 ◯外掛け

    【出演】舞の海秀平(元舞の海)
    ゲスト:西村安士(元床安)
  • #4

    初代・栃東篇

    栃東知頼(とちあずま ともより、1944年9月3日 - )。現役時代の体格は177cm、115kg。春日野部屋所属で、得意手は左四つ、上手出し投げ、右四つ、寄り。幕内最高優勝1回、最高位は東関脇。引退後は名伯楽として、次男・太祐に四股名栃東を譲り、大関まで昇進させた。

    【元関脇 初代栃東 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    昭和47年 秋場所 十三日目 対 北の湖 ◯叩き込み

    ■第9位
    昭和50年 秋場所 中日 対 千代の富士 ◯寄り倒し

    ■第8位
    昭和43年 秋場所 十二日目 対 高見山 ◯外掛け

    ■第7位
    昭和43年 秋場所 四日目 対 琴櫻 ◯小股掬い

    ■第6位
    昭和44年 九州場所 三日目 対 北の富士 ◯上手出し投げ

    ■第5位
    昭和44年 九州場所 中日 対 玉乃島 ●小手投げ

    ■第4位
    昭和44年 春場所 四日目 対 清國 ◯寄り切り

    ■第3位
    昭和43年 夏場所 六日目 対 柏戸 ◯外掛け

    ■第2位
    昭和47年 初場所 千秋楽 対 清國 ◯上手出し投げ

    ■第1位
    昭和43年 秋場所 初日 対 大鵬 ◯寄り切り

    【出演】志賀駿男(初代栃東)
    ゲスト:玉ノ井親方(二代栃東)
  • #5

    鷲羽山篇

    鷲羽山佳和(わしゅうやま よしかず、1949年4月2日- )。現役時代の体格は174cm、112kg。出羽海部屋所属で、得意手は突っ張り、押し、いなし。その小柄な体格で大きな力士をなぎ倒す姿から「ちびっ子ギャング」の異名を取った。最高位は東関脇。引退後は年寄・境川を経て年寄・出羽海を襲名し、名門出羽海部屋の師匠や、日本相撲協会の理事も務めた。

    ■第10位
    昭和51年 夏場所 十四日目 対 魁傑 ◯寄り切り

    ■第9位
    昭和52年 名古屋場所 九日目 対 若三杉 ◯寄り切り

    ■第8位
    昭和52年 秋場所 初日 対 若三杉 ●波離間投げ

    ■第7位
    昭和50年 九州場所 中日 対 北の湖 ◯肩透かし

    ■第6位
    昭和51年 春場所 初日 対 貴ノ花 ◯押し出し

    ■第5位
    昭和51年 夏場所 五日目 対 貴ノ花 ◯押し出し

    ■第4位
    昭和48年 夏場所 十一日目 対 清國 ◯送り出し

    ■第3位
    昭和49年 春場所 九日目 対 琴櫻 ◯寄り倒し

    ■第2位
    昭和51年 春場所 四日目 対 北の湖 ◯掬い投げ
      
    ■第1位
    昭和48年 名古屋場所 十二日目 対 高見山 ◯下手投げ

    【出演】石田佳員(元鷲羽山)
    ゲスト:天龍源一郎(元天龍)
  • #6

    旭道山篇

    旭道山和泰(きょくどうざん かずやす、1964年10月14日- )。現役時代の体格は181cm、106kg。大島部屋所属で、得意手は張り手、右四つ、上手投げ。当時の現役最軽量力士ながら、抜群の運動神経と度胸の良さで大きな相手に真っ向から食い付き、さらに張り手や投げもあることから「南海のハブ」の異名を取った。最高位は西小結。引退後は衆議院議員に転身し、介護保険法の成立や奄美群島振興開発特別措置法の充実などで手腕を振るった。

    ■第10位
    平成3年 秋場所 四日目 対 小城ノ花 ◯寄り切り

    ■第9位
    平成6年 春場所 四日目 対 大善 ◯うっちゃり

    ■第8位
    平成8年 初場所 七日日 対 小錦 ◯下手投げ

    ■第7位
    平成5年 夏場所 九日目 対 小錦 ◯引き落とし

    ■第6位
    平成4年 春場所 二日目 対 貴闘力) ◯はたき込み

    ■第5位
    平成2年 秋場所 七日目 対 曙 ●押し出し

    ■第4位
    平成2年 九州場所 七日目 対 曙 ◯送り出し

    ■第3位
    平成3年 春場所 九日目 対 栃乃和歌 ◯突き倒し

    ■第2位
    平成4年 名古屋春場所 四日目 対 貴花田 ◯上手投げ
      
    ■第1位
    平成2年 春場所 二日目 対 千代の富士 ●寄り切り

    【出演】旭道山和泰(元旭道山)
    ゲスト:大島親方(元旭天鵬)
  • #7

    2周年記念SP 増位山篇

    増位山 太志郎(ますいやま だいしろう、1948年9月16日[- )。三保ヶ関部屋所属で最高位は東大関。現役時代の体格は身長182cm、体重116kg。得意手は右四つ、上手投げ、出し投げ、内掛け、外掛け。大関・増位山大志郎(先代)の長男として東京の三保ヶ関部屋で生まれ、小学生の頃から相撲が好きで、中学2年の時に実父に入門を志願したが断わられた。どうしても入門したいため許されないなら他の部屋に入ると切り出したため父も折れて入門を許したという逸話を持つ、“相撲が大好きな”いぶし銀力士。その恵まれたとは言えない体格ながら東大関にまでのぼり詰めたことや、その甘いマスクと天性の美声により現役時代から歌手デビューをするなど、角界のイメージリーダーとしても活躍した。


    ■第10位
    昭和45年 春場所 初日 対 嵐山 ◯内無双

    ■第9位
    昭和53年 初場所 四日目 対 大錦 ◯巻き落とし

    ■第8位
    昭和49年 夏場所 五日日 対 魁傑 ◯掬い投げ

    ■第7位
    昭和55年 九州場所 千秋楽 対 千代の富士 ●吊り出し

    ■第6位
    昭和49年 初場所 六日目 対 北の富士 ◯上手投げ

    ■第5位
    昭和51年 秋場所 十四日目 対 栃東 ●首投げ

    ■第4位
    昭和52年 初場所 十四日目 対 若三杉 ◯内掛け

    ■第3位
    昭和46年 名古屋場所 初日 対 大麒麟 ◯寄り倒し

    ■第2位
    昭和49年 夏場所 四日目 対 輪島 ◯上手投げ

    ■第1位
    昭和55年 初場所 初日 対 輪島 ◯外掛け

    【出演】増位山太志郎(元増位山)
  • #8

    栃乃和歌篇

    栃乃和歌 清隆(とちのわか きよたか、1962年5月22日 - )。和歌山県海南市(旧海草郡下津町)出身で、春日野部屋所属。現役時代の体格は、身長190cm、体重162kgで、最高位は東関脇。得意手は右四つ、寄り、上手投げ。幕内在位は76場所を数え、引退まで常に幕内上位で相撲を取り続けた「玄人好みの“いぶし銀力士”」。現在は年寄11代目春日野として名門春日野部屋を指揮し、日本相撲協会の広報部長も務める。

    ■第10位
    昭和62年 夏場所 中日 対 朝潮 ◯押し出し

    ■第9位
    昭和62年 名古屋場所 二日目 対 小錦 ◯寄り切り

    ■第8位
    昭和63年 初場所 中日 対 大乃国 ◯寄り切り

    ■第7位
    昭和63年 秋場所 千秋楽 対 安芸乃島 ●うっちゃり

    ■第6位
    平成2年 初場所 十一日目 対 北勝海 ◯渡し込み

    ■第5位
    平成2年 九州場所 十四日目 対 若花田 ◯上手投げ

    ■第4位
    平成3年 初場所 十一日目 対 曙 ◯上手投げ

    ■第3位
    平成4年 春場所 十一日目 対 貴花田 ◯上手投げ

    ■第2位
    平成4年 春場所 十三日目 対 曙 ◯寄り切り
      
    ■第1位
    平成4年 春場所 千秋楽 対 水戸泉 ●上手投げ

    【出演】春日野清隆(元栃乃和歌)
    ゲスト:栃煌山関
  • #9

    智ノ花篇

    智ノ花 伸哉(とものはな しんや、1964年6月23日 - )は、立浪部屋所属で最高位は東小結。現役時代の体格は175cm、117kg、得意手は右四つ、下手投げ、下手捻り。アマチュア相撲出身で、大学時代には名門日本大学相撲部の主将を務めるなど活躍したが、角界入りをせず、中学や高校の体育教師として一度は勤務した。しかし大学の後輩、舞の海の活躍に触発され大相撲入門を決意し、当時最高齢となる27歳で初土俵を踏んだ。現在は、年寄・玉垣。愛称は「先生」。 技のデパートと言われた舞の海(33種類)より多い34種類の決まり手を繰り出した“いぶし銀力士”。

    【元小結 智ノ花 わが心の熱戦十番】
    ■第10位
    平成7年 春場所 二日目 対 貴ノ浪 ◯内掛け

    ■第9位
    平成6年 春場所 六日目 対 若ノ花 ◯掬い投げ

    ■第8位
    平成6年 初場所 五日目 対 武双山 ◯押し出し

    ■第7位
    平成5年 九州場所 十三日目 対 琴錦 ◯突き落とし

    ■第6位
    平成5年 九州場所 中日 対 小錦 ◯下手投げ

    ■第5位
    平成5年 夏場所 十日目 対 舞の海 ◯上手捻り

    ■第4位
    平成5年 九州場所 三日目 対 武蔵丸 ◯押し出し

    ■第3位
    平成5年 九州場所 六日目 対 貴ノ花 ◯下手投げ

    ■第2位
    平成5年 秋場所 五日目 対 安芸ノ島 ◯下手出し投げ
     
    ■第1位
    平成6年 初場所 初日 対 曙 ●送り倒し

    【出演】玉垣親方(元智ノ花)
    ゲスト:旭日松関
  • #10

    長谷川篇

    長谷川 勝敏(はせがわ かつとし、本名同じ、1944年7月20日 - )。佐渡ヶ嶽部屋所属で、現役時代の体格は身長183cm、体重128kg。得意手は左四つ、寄り、掬い投げ。最高位は東関脇。史上初の幕内連続出場1000回も達成した。
    永く大関候補と呼ばれ、1972年(昭和47年)3月場所関脇で12勝3敗、優勝決定戦で前頭7枚目魁傑を大熱戦の末下し優勝。前場所も優勝者に次ぐ10勝5敗であったため大関昇進との声も上がった。翌5月場所の本場所パンフレットでは小結貴ノ花、関脇輪島、関脇三重ノ海らとともに次の大関候補5人に挙げられたが、8勝7敗に終わって大関昇進のチャンスを逸してしまい、相撲の番付運としては決して恵まれたとは言い難い。
    関脇を当時最多記録の21場所、小結も9場所務め、三役在位30場所も当時最多記録であり、「戦後最強の関脇」と言われた“いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和50年 秋場所  千秋楽  対 千代の富士  ◯ 外掛け

    ■第9位
    昭和48年 名古屋場所  四日目  対 貴ノ花  ◯ 寄り切り

    ■第8位
    昭和46年 秋場所  五日目  対 玉の海  ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和49年 初場所 七日目 対 北の富士   ◯ 下手捻り

    ■第6位
    昭和42年 名古屋場所 二日目 対 柏戸   ◯ 上手投げ

    ■第5位
    昭和40年 秋場所  初日  対 栃ノ海  ◯ 寄り倒し

    ■第4位
    昭和44年 夏場所 十日目  対 大鵬  ◯ 寄り切り

    ■第3位
    昭和47年 春場所 九日目  対 魁傑  ● 外掛け

    ■第2位
    昭和47年 春場所 千秋楽  対 輪島 ◯ 上手投げ
     
    ■第1位
    昭和47年 春場所 優勝決定戦 対 魁傑 ◯ 寄り切り

    【出演】長谷川勝敏(元長谷川)
    ゲスト:朝日山親方(元琴錦)
  • #11

    高見盛篇

    高見盛 精彦(たかみさかり せいけん 1976年5月12日 - )は、東関部屋所属で、現役時代の体格は身長188cm、体重145kg。得意手は右四つ、寄り。最高位は東小結で、愛称はそのぎこちない仕草から「角界のロボコップ」。
    2000年の秋場所、若の里戦でケガをした経験から、立ち合いでの恐怖を取り除き「二度と怪我をしないように気を引き締める」ために始めた顔や胸を叩くユーモラスな「気合入れ」がファンの人気を集め、「気合入れ」に合わせて観客から掛け声がかかるなど場内を沸かせた。その「気合入れ」と合わせ、勝ったときは反り返るほどに胸を張ってずんずんと、逆に負けたときは肩を落とし、しょんぼりと
    花道を退くという好対照な姿をみせ、「皆が目を離せなかった」“いぶし銀力士”。

    第10位
    平成20年 九州場所  十日目  対 鶴竜  ◯ 寄り切り

    第9位
    平成12年 秋場所   三日目  対 若の里 ● 上手投げ

    第8位
    平成13年 秋場所   十二日目 対 智乃花 ◯ 上手出し投げ

    第7位
    平成16年 名古屋場所 七日目  対 追風海 ◯ 後ろもたれ

    第6位
    平成16年 名古屋場所 初日   対 白鵬  ● 突き落とし

    第5位
    平成15年 名古屋場所 十二日目 対 旭天鵬 ◯ うっちゃり

    第4位
    平成15年 名古屋場所 五日目  対 武蔵丸 ◯ 寄り切り

    第3位
    平成14年 秋場所   初日   対 貴乃花 ● 寄り切り

    第2位
    平成25年 初場所   千秋楽  対 若荒雄 ◯ 肩透かし
     
    第1位
    平成15年 名古屋場所 中日   対 朝青龍 ◯ 寄り切り

    【出演】振分精彦(元高見盛)
    ゲスト:東関親方(元潮丸)
  • #12

    安芸乃島篇

    第十二話となる今回は、安芸乃島 勝巳(あきのしま かつみ、1967年3月16日 - )。二子山部屋(入門時は藤島部屋)所属の元大相撲力士で、現役時代の体格は身長175cm、体重158kg。得意手は左四つ、寄り。最高位は東関脇。
    1982年の入門後は毎日100番以上、最多200番という猛稽古で自身を鍛え上げ、入門時128キロあった体重が2ヶ月で約30キロ落ちたほどの「稽古の鬼」。引退後の2011年、大相撲八百長問題では、「命をかけてきた者から言えば信じられない。八百長に関わった奴は腹を切って死んでもらいたい。」と切り捨てた。
    三役在位27場所、金星16個(史上1位)、三賞19回(史上1位)は特筆すべき大記録であり、「大関に上がれなかった事が不思議なほど強かった」“いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和63年 秋場所 二日目 対 旭富士 ◯寄り切り

    ■第9位
    昭和63年 秋場所 三日目 対 大乃国 ◯寄り切り

    ■第8位
    平成元年 初場所 九日目 対 千代の富士 ◯上手投げ

    ■第7位
    平成元年 名古屋場所 七日目 対 北勝海 ◯小手投げ

    ■第6位
    平成3年 夏場所 五日目 対 旭富士 ◯肩すかし

    ■第5位
    平成4年 春場所 九日目 対 霧島 ●下手出し投げ

    ■第4位
    平成4年 春場所 千秋楽 対 琴錦 ●寄り倒し

    ■第3位
    平成5年 名古屋場所 十二日目 対 曙 ◯引き落とし

    ■第2位
    平成11年 名古屋場所 三日目 対 武蔵丸 ◯上手出し投げ
     
    ■第1位
    平成11年 秋場所 千秋楽 対 武双山 ●寄り切り

    【出演】高田川親方(元安芸乃島)
    ゲスト:輝関 竜電関
  • #13

    3周年記念SP 琴風篇

    第十三話となる今回は、琴風 豪規(ことかぜ ごうき、1957年4月26日 - )。佐渡ヶ嶽部屋所属の元大相撲力士で、最高位は東大関。現役時代の体格は身長183cm、体重173kg。得意手は左四つ、寄り。
    特筆すべきは琴風の代名詞とも言える「がぶり寄り」。琴風の体型が相手の懐に飛び込み前に出るには理想的であったこと、土俵際で投げを打たれにくいなど、相手の変化に影響されにくい利点があった。全盛期の横綱北の湖からの初勝利の時、初優勝の場所で横綱2代若乃花を下した一番でも、このがぶり寄りが大いなる武器となった。ところが全身をバネにする技だけに、がぶり寄りが与える膝への負荷が大きく、膝の怪我に悩まされた。しかしながら幾多の苦難から這い上がり本土俵を盛り上げながら、現役時代から演歌歌手としても活躍し、その愛くるしい性格から愛称は「ペコちゃん」と呼ばれた。
    幕内最高優勝2回、「まさに番組3周年記念を飾るにふさわしい」“花形いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和52年 春場所  四日目   対 高見山   ◯ 寄り切り

    ■第9位
    昭和52年 九州場所 四日目   対 北の湖   ◯ 寄り倒し

    ■第8位
    昭和55年 初場所  十三日目  対 栃赤城   ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和55年 春場所  二日目   対 増位山   ◯ 寄り切り

    ■第6位
    昭和55年 春場所  中日    対 輪島    ◯ 寄り倒し

    ■第5位
    昭和55年 九州場所 五日目   対 千代の富士 ● 寄り切り

    ■第4位
    昭和59年 秋場所  千秋楽   対 小錦    ◯ 掬い投げ

    ■第3位
    昭和56年 秋場所  十二日目  対 若乃花   ◯ 寄り切り

    ■第2位
    昭和58年 初場所  優勝決定戦 対 朝潮    ◯ 寄り切り
     
    ■第1位
    昭和60年 九州場所 三日目   対 寺尾    ● 突き落とし

    【出演】尾車親方(元琴風)
    ゲスト:嘉風関
  • #14

    麒麟児篇

    第十三話となる今回は、麒麟児 和春(きりんじ かずはる、1953年3月9日 - )。二所ノ関部屋所属の元大相撲力士で、最高位は東関脇。現役時代の体格は身長182cm、体重146kg。得意手は突っ張り、押し、左四つ、寄り。
    特筆すべきは、同タイプの富士櫻との取組は大変な人気を博し、1975年5月場所の8日目の天覧相撲では富士櫻と108発の猛烈な突っ張り合いを見せ、昭和天皇が思わず身を乗り出したことは有名な話で、協会も昭和天皇が観戦する日にわざわざこの割を組んだほどだった。
    三賞11回、金星6個、「往年の相撲通にとって忘れることのできない」“名いぶし銀力士”。

    ■第10位
    昭和49年 秋場所   初日   対 三重ノ海 ● 寄り切り

    ■第9位
    昭和50年 初場所   中日   対 大受   ◯ 寄り切り

    ■第8位
    昭和51年 名古屋場所 六日目  対 輪島   ◯ 押し倒し

    ■第7位
    昭和51年 名古屋場所 中日   対 北の湖  ◯ 押し出し

    ■第6位
    昭和63年 春場所   十日目  対 水戸泉  ◯ 寄り切り

    ■第5位
    昭和63年 夏場所   七日目  対 大乃国  ◯ 寄り倒し

    ■第4位
    昭和51年 九州場所  十二日目 対 若三杉  ◯ 突き倒し

    ■第3位
    昭和60年 春場所   六日目  対 寺尾   ◯ 押し出し

    ■第2位
    昭和51年 九州場所  三日目  対 貴ノ花  ◯ 突き出し
     
    ■第1位
    昭和50年 夏場所   中日   対 富士櫻  ◯ 上手投げ

    【出演】北陣親方(元麒麟児)
    ゲスト:谷沢健一(元中日ドラゴンズ)
  • #15

    藤ノ川篇

    第十四話となる今回は、藤ノ川 武雄(ふじのかわ たけお、1946年9月26日 - )。伊勢ノ海部屋所属の元大相撲力士で、最高位は西関脇。現役時代の体格は身長178cm、体重109kg。得意手は突き、押し、右四つ。
    小柄さと機動型の相撲で土俵を大いに沸かせ、キャッチフレーズが取り分け多かったことで知られており活字になったものだけでも今・牛若丸、チビッコ・ギャング、小さな巨人、鉄腕アトム、土俵のクレイ、ベトコン、忍者、土俵の魔術師など多数確認される「元祖ニックネーム系」“いぶし銀力士”

    ■第10位
    昭和41年 九州場所  十四日       対 鶴ヶ嶺  ◯ 突き出し

    ■第9位
    昭和42年 春場所   三日目       対 佐田の山 ◯ はたき込み

    ■第8位
    昭和42年 春場所   七日目       対 福の花  ◯ 寄り切り

    ■第7位
    昭和44年 初場所   十四日       対 義ノ花  ◯ 二枚蹴り

    ■第6位
    昭和45年 春場所   十日目       対 高見山  ◯ 二枚蹴り

    ■第5位
    昭和45年 名古屋場所 三日目       対 玉の海  ◯ 突き落とし

    ■第4位
    昭和45年 秋場所   三日目       対 北の富士 ◯ 蹴手繰り

    ■第3位
    昭和44年 九州場所  七日目       対 大鵬   ◯ 押し出し

    ■第2位
    昭和44年 名古屋場所 千秋楽       対 前乃山  ◯ 蹴手繰り
     
    ■第1位
    昭和44年 名古屋場所 優勝決定戦 対 清國   ● 浴びせ倒し

    【出演】森田武雄(元藤ノ川)
    ゲスト:甲山親方(元大碇)
  • #16

    益荒雄篇

    第十六話となる今回は、阿武松 広生(おうのまつ ひろお、1961年6月27日 - )。ニックネームは「白いウルフ」。押尾川部屋所属で最高位は西関脇(1987年7月場所)。現役時代の体格は188cm、127kg。新弟子時代から午前2時に起きて相撲教習所で稽古に励み、同様の稽古を行う寺尾らと鍛え合ったという過分なほどの稽古熱心さで実力を伸ばし、その華々しい活躍によって関脇にまで昇進したが、その反面怪我が大変多く、幕内在位場所数は20場所に過ぎず、入幕した力士の中で最高位が関脇の力士としては最も少ない数となる。“花と散った いぶし銀力士″。

    ■第10位 昭和61年 九州場所 二日目 対 前乃臻   ◯ 寄り切り

    ■第9位
    昭和61年 九州場所 千秋楽 対 起利錦   ◯ 引き落とし

    ■第8位
    平成元年  夏場所  五日目 対 琴ヶ梅   ● 突き落とし

    ■第7位
    昭和63年 初場所  十日目 対 霧島    ◯ 寄り切り

    ■第6位
    昭和62年 初場所  九日目 対 双羽黒   ◯ 寄り切り

    ■第5位
    昭和62年 初場所  千秋楽 対 若嶋津   ◯ 下手投げ

    ■第4位
    平成元年  夏場所  千秋楽 対 寺尾    ● 押し出し

    ■第3位
    昭和63年 春場所  二日目 対 大乃国   ◯ 蹴手繰り

    ■第2位
    昭和62年 春場所  七日目 対 千代の富士 ◯ 押し出し
     
    ■第1位
    平成2年  初場所  十日目 対 貴花田   ◯ 寄り切り

    【出演者】
    阿武松親方(元益荒雄)
    ゲスト:阿武咲関
  • #17

    富士櫻篇

    第十七話となる今回は、富士櫻 栄守(ふじざくら よしもり)。高砂部屋所属で、最高位は西関脇(1974年3月場所、1978年9月場所)。現役時代の体格は178cm、141kgで、得意手は突き、押し。その突き押しをもっぱらの戦術とし、ひたむきな土俵姿は相撲ファンから突貫小僧の名で愛された。
    何といっても富士櫻はその気っ風の良い相撲ぶりから、昭和天皇の御贔屓力士であり、彼の取組は天覧相撲の目玉カードとして重宝された。
    相撲通の皆からも「富士櫻を褒めないわけにはいかない」と言われた“花形いぶし銀力士″。

    ■第10位
    昭和58年 秋場所   十二日目 対 保志    ◯ 押し出し

    ■第9位
    昭和57年 名古屋場所 初日   対 隆の里   ◯ 突き押し

    ■第8位
    昭和56年 初場所   十四日目 対 千代の富士 ● 押し出し

    ■第7位
    昭和49年 初場所   初日   対 北の富士  ◯ 押し出し

    ■第6位
    昭和49年 初場所   二日目  対 輪島    ◯ 叩き込み

    ■第5位
    昭和49年 初場所   四日目  対 琴櫻    ◯ 叩き込み

    ■第4位
    昭和53年 名古屋場所 初日   対 若乃花   ◯ 押し出し

    ■第3位
    昭和55年 初場所   十一日目 対 北の湖   ◯ 引き落とし

    ■第2位
    昭和50年 夏場所   中日   対 麒麟児   ● 突き落とし
     
    ■第1位
    昭和50年 九州場所  中日   対 麒麟児   ◯ 押し倒し

    【出演】中澤 榮男(元富士櫻)
    ゲスト:渡辺大五郎(元高見山)
  • #18

    高見山篇

    第十八話となる今回は、髙見山 大五郎(たかみやま だいごろう)。アメリカ合衆国ハワイ準州マウイ島出身で高砂部屋所属。最高位は東関脇で幕内最高優勝1回。現役時代の体格は、身長192cm、体重205kgで、得意手は突き、左四つ、寄り。
    その巨体を活かした相撲で、1968年1月場所に新入幕して以来、16年間97場所にもわたる幕内在位は、当時の大相撲最長記録。また、のべ12個の金星を獲得し、1991年に安芸乃島に抜かれるまで歴代最多記録だった。
    アメリカ人らしい陽気さと巨体を併せ持ちながら、異郷での辛い修行に耐え忍ぶ古来の日本人のような生き方も広く知られ、相撲ファン以外にも絶大な人気があった。独特の長いもみあげなど特徴ある容貌も人気で、テレビCMに出演したり、歌手デビューを果たすなど土俵の外でも活躍した。弟弟子になる小錦を自らスカウトし、自分の弟子である曙を横綱まで育てるなど、大相撲の国際化にも大きく貢献した“元祖人気外国人いぶし銀力士″。


    ■第10位
    昭和42年 春場所   二日目  対 松前山    ◯ 押し出し

    ■第9位
    昭和43年 春場所   四日目  対 佐田の山   ◯ 突き出し

    ■第8位
    昭和58年 九州場所  十二日目 対 大潮  (1)△ 物言い
                           (2)◯ 寄り倒し

    ■第7位
    昭和43年 九州場所  四日目  対 玉乃島    ● つり出し

    ■第6位
    昭和55年 秋場所   七日目  対 貴ノ花    ◯ 小手投げ

    ■第5位
    昭和43年 秋場所   二日目  対 柏戸     ◯ 上手投げ

    ■第4位
    昭和44年 九州場所  初日   対 大鵬     ● うっちゃり

    ■第3位
    昭和57年 名古屋場所 千秋楽  対 北天佑    ◯ 寄り切り

    ■第2位
    昭和47年 名古屋場所 千秋楽  対 旭國     ● 寄り切り
     
    ■第1位
    昭和53年 秋場所   九日目  対 北の湖    ◯ 寄り切り

    【出演】渡辺大五郎(元高見山)
    ゲスト:振分親方(元高見盛)
  • #19

    4周年記念SP 霧島篇

    第十九話(4周年記念スペシャル)となる今回は、霧島 一博(きりしま かずひろ)。鹿児島県姶良郡牧園町(現在の霧島市)出身で井筒部屋(入門時は君ヶ濱部屋)所属。最高位は東大関で、現役時代の体格は身長187cm、体重132kg。得意手は左四つ、寄り、吊り、出し投げ。
    筋力トレーニングを重視した力士としては千代の富士が有名だが、霧島も早くから実施して身体を大きくする努力を重ねていた。サプリメントなどの栄養面を重視した本格的な科学的トレーニングを実践した結果、30代になってから急激に成績が伸び、大相撲における筋力トレーニングの有効性を示した。その筋肉美から”和製ヘラクレス”の異名をとり、海外興行では外国人(特に女性)からも絶賛された。また甘い顔立ちでも知られ、パリ公演の際には”角界のアラン・ドロン”と紹介された。
    幕内最高優勝1回、年間最多勝1回、男前ランキング1位という非の打ちどころのない“花形いぶし銀力士″が、今回は4周年記念スペシャルゲストとして、かつて19勝19敗という熾烈な戦いを繰り広げたザ・ライバル、元小錦を引き連れて登場します。

    ■第10位
    昭和59年 名古屋場所 十一日目 対 大乃国   ◯ 下手出し投げ

    ■第9位
    平成元年  初場所   四日目  対 千代の富士 ● 寄り切り

    ■第8位
    平成2年  初場所   千秋楽  対 安芸ノ島  ◯ つり出し

    ■第7位
    平成2年  春場所   六日目  対 千代の富士 ◯ つり出し

    ■第6位
    平成2年  春場所   千秋楽  対 北勝海   ● 押し出し

    ■第5位
    平成4年  秋場所   五日目  対 貴花田   ◯ 内掛け

    ■第4位
    昭和63年 夏場所   初日   対 水戸泉   ● 寄り倒し

    ■第3位
    平成3年  初場所   四日目  対 曙     ◯ 下手投げ

    ■第2位
    平成3年  初場所   九日目  対 若瀬川   ◯ 上手出し投げ
     
    ■第1位
    平成3年  初場所   千秋楽  対 北勝海   ◯ つり出し

    【出演】陸奥親方(元霧島)
    ゲスト:コニシキ(元小錦)
  • #20

    琴錦篇

    第二十話となる今回は、琴錦 功宗(ことにしき かつひろ)。佐渡ヶ嶽部屋所属で最高位は東関脇。現役時代の体格は身長177cm、体重144kg。得意技は突き、押し、右四つ、寄り、もろ差し、掬い投げ。
    中学時代は柔道で活躍し、あの山下泰裕からもスカウトの声がかかり当初は柔道での高校進学が決まりかけていたが、「相撲に来れば強い奴とたくさん戦えるぞ。柔道なんて目じゃねぇよ。」という12代佐渡ヶ嶽親方の殺し文句をきっかけに大相撲の門をたたいたという、何とも向こう気の強い逸話を持つ。入門後も尋常ではない精神力、運動神経を武器に、順調に関取へ昇進。速攻の突き押しは「F1相撲」と評され、上位キラー、特に若貴キラーとして人気を博した。
    幕内最高優勝2回、殊勲賞7回、敢闘賞3回、技能賞8回、金星8個、大関に上がれなかったのが不思議な〝最強いぶし銀力士″が、仲良しゲストとして、かつて鎬を削った第66代横綱若乃花の花田虎上さんを引き連れて登場します。


    ⬛︎第10位
    平成2年 夏場所 十二日目 対 北勝海 ○ 寄り倒し

    ⬛第9位
    平成2年 名古屋場所 中日 対 千代の富士 ○ 押し出し

    ⬛第8位
    平成3年 九州場所 初日 対 霧島 ● はたき込み

    ⬛第7位
    平成3年 九州場所 十四日目 対 小錦 ○ 押し出し

    ⬛第6位
    平成4年 九州場所 中日 対 久島海 ○ すそ払い

    ⬛第5位
    平成2年 名古屋場所 十日目 対 北天佑 ○ 寄り切り

    ⬛第4位
    平成6年 初場所 七日目 対 武双山 ● 押し出し

    ⬛第3位
    平成10年 夏場所 九日目 対 貴闘力 ○ はたき込み

    ⬛第2位
    平成10年 九州場所 十三日目 対 貴乃花 ○ 寄り切り

    ⬛第1位
    平成10年 九州場所 十四日目 対 貴ノ浪 ○ 寄り切り


    【出演】朝日山親方(元琴錦)
    ゲスト:花田虎上(元若乃花)
  • #21

    豊真将篇

    第二十一話となる今回は、豊真将 紀行(ほうましょう のりゆき)。錣山部屋所属での最高位は東小結。現役時代の体格は身長186cm、体重151kg。得意技は右四つ、寄り、左前褌。
    中学時代から地元の相撲大会で優秀な成績を修めており、地元山口県下関市を離れ名門埼玉栄高校へと進学。全国クラスで活躍するほか、学業でも1600人中一桁の成績を取るなど正に文武両道であった。一時は相撲から離れるも再び大相撲を志し、当時開設されたばかりの錣山部屋に入門。新弟子入門期限間際の22歳11か月で初土俵という遅咲きのスタートを切った。ブランクが長かったこともあり苦労は絶えなかったが「(新たな生活は)新鮮だったし、充実していた」と後述する様に、ひたむきさで基礎からみっちり稽古を積み徐々に本来の力を取り戻した。また「相撲所作の伝承者」としての一面を持ち、礼や手刀などの所作の綺麗さから、特に相撲通から人気を博した。師匠である錣山親方(元関脇寺尾)も「礼で始まり、礼で終わる相撲道を体現できる数少ない力士」と称賛するほど。そんな誰よりも“礼儀正しいいぶし銀力士”が、仲良しゲストとして同郷の松村邦洋さんを引き連れて登場します。大相撲を志す若者には必見の回となること間違いなし!

    ■第10位
    平成16年 九州場所 千秋楽 対 加賀谷 ○つり出し

    ■第9位
    平成18年 夏場所 2日目 対 玉春日 ◯押し出し

    ■第8位
    平成19年 初場所 3日目 対 琴欧洲 ◯寄り倒し

    ■第7位
    平成23年 初場所 9日目 対 白鵬 ●突き落とし

    ■第6位
    平成23年 秋場所 4日目 対 日馬富士 ◯押し倒し

    ■第5位
    平成24年 秋場所 9日目 対 稀勢の里 ○引っかけ

    ■第4位
    平成25年 秋場所 初日  対 遠藤 ◯寄り倒し

    ■第3位
    平成26年 夏場所 9日目 対 豊響 ○寄り倒し

    ■第2位
    平成26年 名古屋場所 5日目 対 日馬富士 ●押し倒し

    ■第1位
    平成21年 夏場所 千秋楽 対 嘉風 ○寄り切り

    【出演】立田川親方(元豊真将)
    ゲスト:松村邦洋
  • #22

    逆鉾篇

    第二十二話となる今回は、逆鉾 昭廣(さかほこ あきひろ、1961年6月18日 生)。井筒部屋所属で最高位は東関脇。現役時代の体格は身長182cm、体重130kg。得意技は左四つ、寄り、もろ差し、外掛け。
    父にザいぶし銀力士の元関脇鶴ヶ峰(井筒親方)を持つ、各界のサラブレット井筒三兄弟(福薗三兄弟)の次男であり、兄の鶴嶺山、弟の寺尾と共に土俵を沸かせた名脇役。
    現役時代は、父親譲りの「もろ差し名人」として上位陣を大いに苦しめ、技能賞、三役の常連として人気を博した。当番組(#20)に出演した元関脇琴錦の朝日山親方は、逆鉾関にこの「もろ差し」を習い習得したことで、その後の相撲人生の飛躍に大きく影響した、と述べている。
    引退後は井筒部屋を継承し、直弟子である鶴竜を横綱まで育てあげるなど、その手腕を引き続き発揮している。
    そんな“教え上手ないぶし銀力士″が、ゲストとして直弟子である第71代横綱鶴竜関を引き連れて登場するという、今回は超豪華放送回となります。

    ■第10位 昭和58年 春場所 13日目 対 栃赤城 ○寄り切り

    ■第9位 昭和58年 夏場所 3日目 対 隆の里 ●つり出し

    ■第8位 昭和59年 初場所 7日目 対 隆の里 ○外掛け

    ■第7位 昭和59年 名古屋場所 12日目 対 保志 ○寄り切り

    ■第6位 昭和59年 秋場所 3日目 対 北天佑 〇つり出し

    ■第5位 昭和62年 九州場所 初日 対 小錦 ○下手投げ

    ■第4位 平成2年  秋場所 7日目 対 若花田 ○寄り切り

    ■第3位 昭和61年 秋場所 3日目 対 双羽黒    〇寄り切り

    ■第2位 昭和61年 九州場所 中日 対 千代の富士 ●上手投げ

    ■第1位 昭和62年 初場所 6日目 対 千代の富士 ○寄り切り

    【出演】
    井筒親方(元逆鉾)
    ゲスト:第71代横綱 鶴竜関
  • #23

    三杉里篇

    第二十三話となる今回は、三杉里 公似(みすぎさと こうじ、1962年7月1日生 )。二子山部屋所属で、最高位は東小結。現役時代の体格は185cm、159kg、得意手は右四つ、寄り、上手投げ、突き落とし。
    「貴花田キラー」と呼ばれ貴花田(貴乃花)が初優勝するまで初顔から5連勝した。また「曙キラー」とも呼ばれ、曙のパワーを三杉里の技が制する取組みも見られた。うっちゃり・突き落とし・巻き落としなど、土俵際で繰り出す逆転技は「三杉里マジック」と評され、土俵を沸かせた名脇役。
    現在は相撲の経験や、中国留学での習得技能を活かし、整体師として活躍。また、四股の基本を教える「伝統四股普及会」も開講している。
    今回は三杉里さんが開設した「健康回復館 三杉里のごっつハンド」でのロケを行ない、「身体に良い放送回」をお贈りします。

    ■第10位
    昭和63年 夏場所 十三日目 対 寺尾 ◯ 寄り倒し

    ■第9位
    平成元年 夏場所 六日目 対 北勝海 ◯ 叩き込み

    ■第8位
    平成2年 夏場所 二日目 対 貴花田 ◯ 寄り切り

    ■第7位
    平成3年 秋場所 四日目 対 旭富士 ◯ はたき込み

    ■第6位
    平成3年 九州場所 千秋楽 対 貴闘力 ◯ 押し出し

    ■第5位
    平成8年 秋場所 十二日目 対 旭道山 ◯ 押し倒し

    ■第4位
    平成4年 初場所 千秋楽 対 貴花田 ● 寄り切り 

    ■第3位
    平成4年 夏場所 初日 対 霧島 ◯ 突き落とし

    ■第2位
    平成元年 初場所 初日 対 千代の富士 ● 下手投げ
     
    ■第1位
    平成5年 春場所 十日目 対 曙 ◯ 送り出し

    【出演】
    岡本公似(元三杉里)
    ゲスト:塙宣之(ナイツ)
  • #24

    旭天鵬篇

    第二十四話となる今回は、旭天鵬 勝(きょくてんほう まさる、1974年9月13日 生まれ )。大島部屋、友綱部屋所属で、最高位は西関脇。現役時代の体格は191cm、161kg、得意手は右四つ、寄り。
    37歳で史上最年長幕内最高優勝を果たし、40歳になって以降も幕内力士として活躍したことから、マスコミでは「角界のレジェンド」とも形容され、土俵を沸かせた名脇役。
    1992年2月に旭鷲山や旭天山らと共に来日して大島部屋に入門し、大相撲史上初のモンゴル出身力士の1人として同年3月場所において初土俵を踏んだ。幾多の困難を乗り越え1998年に幕内昇進、2005年には生涯を相撲に捧げる決意をして日本国籍を取得した。(本名:太田 勝 おおた まさる)
    現在はモンゴル出身者初の師匠、11代友綱として名門・友綱部屋を率いる。
    朝青龍や白鵬からも「アニキ」と慕われる「心身ともに大きないぶし銀」が、同じく彼を慕う「現役中学生最強スー女」として注目を集める久志本眞子を連れて登場です。

    ■第10位
    平成8年  初場所   幕下優勝決定戦  対 熊谷  ● 寄り切り

    ■第9位
    平成9年  九州場所  十日目  対 小錦    ◯ 寄り切り

    ■第8位
    平成14年 秋場所   二日目  対 貴乃花   ◯ 渡し込み

    ■第7位
    平成15年 春場所   三日目  対 朝青龍   ◯ 掛け投げ

    ■第6位
    平成19年 名古屋場所 十両優勝決定巴戦  対 岩木山  ● 寄り倒し

    ■第5位
    平成23年 名古屋場所 五日目  対 魁皇    ● 寄り切り

    ■第4位
    平成26年 九州場所  千秋楽  対 千代丸   ◯ 寄り切り 

    ■第3位
    平成26年 名古屋場所 十四日目  対 若の里   ● 押し出し

    ■第2位
    平成24年 夏場所   千秋楽  対 豪栄道   ◯ 寄り切り
     
    ■第1位
    平成24年 夏場所   優勝決定戦  対 栃煌山   ○ 叩き込み

    【出演者】
    友綱親方(元旭天鵬)
    ゲスト:久志本眞子
  • #25

    千代大海篇

    第二十五話、5周年記念スペシャルとなる今回は、千代大海 龍二(ちよたいかい りゅうじ、1976年4月29日 生まれ、大分県大分市出身)。九重部屋所属で、最高位は東大関。現役時代の体格は180cm、145kg、得意手は突き、押し。
    「大分の龍二」。九州全土にその名が響き渡るほどの武闘派不良少年が、「親孝行がしたい」という一心で元千代の富士の九重親方を訪ねた。怖いもの知らずの悪童が九重の迫力に圧倒され、以降、師として仰ぐようになった。天性の格闘センスで相撲を始めてからわずか8年と二場所で大関昇進。歴代最多タイとなる13度の角番を乗り越え、大関の座を10年間にわたり維持した。引退会見では、不良少年から角界入りして大関に昇進した自らの人生を振り返るように「一つ目標を持てば人生が変わることもある。若い人にそれを伝えたい」と眼を潤ませながら語った。現在は14代九重として、千代の富士の魂を引き継ぎ後進の指導にあたっている。
    大関在位65場所(歴代1位タイ)、幕内最高優勝3回、花のいぶし銀"ツッパリ大関"の登場です。

    【出演者】
    九重親方(元千代大海) 
    ゲスト:槙原寛己(元読売ジャイアンツ)

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