ハマの静香は事件がお好き

  • #1

    死神からの携帯電話

    横浜の中華街路地にある『横浜猫の手商会』。元高校教師の音無静香(片平なぎさ)を社長に、元スリの銀子(田根楽子)、元金庫破りの金治(でんでん)、元ニセ弁護士の竹ノ塚(石井正則)、出所したばかりの自称通天閣のトラこと虎之助(赤井英和)が社員の、よろず手伝いますの便利屋である。山下署生活安全課の磯川警部(石立鉄男)と同僚だった静香の父が生前に作った前科のある人たちの更生を手助けする会社だ。
    静香は新入社員の虎之助を連れて、独身の大学教授上田(藤田宗久)の屋敷の掃除。室内でもサングラスをした上田は、女かららしい電話で呼ばれて急いで外出した。その夕方は上田の家の犬の散歩で、犬の鎖を持つ虎之助の後を静香がついてゆく。と、犬が急に山下埠頭の倉庫に向かって走り出し、虎之助は鎖に引きずられたまま非常階段を屋上へ。屋上ではブーンと低い音がして、チカッと赤い光。とたんに男が悲鳴をあげて落下してゆき、倉庫の下の静香の前で絶命。サングラスはしていないが上田教授だ。上田のポケットの携帯には「着信18時25分」の表示。たった今だ。静香はそのことは気にとめず急いで110番。駆けつけた捜査課の刑事は、屋上にいた虎之助を殺人容疑で留置する。磯川のとりなしで翌朝釈放されるが容疑が消えたわけではない。
    その夕方、静香と虎之助が不審の残る倉庫の屋上に行くと、やはり疑問を抱く磯川が来ていた。とそんな時、女子高生が一人上ってきて、静香らに気づかず黙って合掌して降りて行った。磯川の指示で静香と虎之助はその少女を尾行する。少女はやがてベイエリアの高級マンションに入って行く。虎之助は下で見張り、静香は非常階段で屋上へ。と、妙な匂いがして、倉庫の時と同じくブーンと低い音。そして突然悲鳴をあげて若い男が転落、虎之助の前に落ちて死んだ。刑事らの静香と虎之助への疑いは強まるばかり。
    再び磯川の力で静香らが釈放されて商会に帰ると事務所は大騒ぎ。社員たちの前科をあばき猫の手商会を犯罪者集団ときめつけるファクスが送られ続け、次々に仕事キャンセルの電話がやまず、窓ガラスを破って石がとんでくる有様。こうなればこの2つの転落事件の真犯人を捕えて潔白を、と静香らは奮い立つ。元スリ、元金庫破りなどの腕の見せどころだ。さっそく銀子がスリ取った警察手帳から、2人の転落直前の電話は同じ番号から送られたものだと判明したが、この大学教授の上田とマンションから転落した若い銀行員の清水(田原正冶)との接点は不明。元教師の静香はあの少女が横浜一のお嬢様高校の3年生 今村千佳(野村恵里)で、千佳が屋上で合掌した倉庫では3ヶ月前に同級生が自殺した事をつきとめる。名門大学の推薦入学を争って千佳に勝った相手の自殺で千佳は入学の権利を手に入れたのだ。やがてその裏に隠された無残な事件、金治が上田宅から発見した異常な証拠物が示す上田と清水の犯罪、そして愛憎の極限の意外な真相が明らかになってゆく…。

    <脚本>篠原高志
    <企画>荒井昭博/金井卓也
    <プロデューサー>木村康信
    <演出>林徹
    <出演>片平なぎさ/石井正則(アリtoキリギリス)/でんでん/石立鉄男/藤田宗久/山口果林/赤井英和 ほか
  • #2

    火事現場から消えた恋人の焼死体…遺産を狙う犯人が利用する兄妹愛の悲劇を便利屋探偵が救う

    その日、中華街にオープンした店の客集めに繰り出していた静香(片平なぎさ)をはじめとする『横浜猫の手商会』の面々は、二人のチンピラに絡まれるというトラブルに見舞われた。元々裏の世界にいた虎之助(赤井英和)などは血の気が多くケンカっぱやいこともあり静香は慌てるが、そんな時たまたまそこを通りすがり、救ってくれたのが瀬戸(勝村政信)という弁護士だった。静香は、瀬戸のあまりにスマートで見事なやり方にすっかり惚れ込んだ。だが、その後またしても『横浜猫の手商会』が思わぬトラブルに見舞われ再び瀬戸の力をかりることになるとは……。
    それから数日後、なんと専務の竹ノ塚(石井正則)が放火殺人の容疑で連行されてしまったのだ。実は、竹ノ塚は数日前に昔なじみだったキャバクラ嬢の三村まゆみ(上原さくら)と再会した。かつて弁護士と偽って詐欺まがいのことをしていた竹ノ塚のことをまゆみは今でも「尊敬する先生」として慕い、竹ノ塚もすっかりその気になって交際を始めていた。”近いうちに必ず本当のことを打ち明けるんだ!”と心のどこかで思いながら。そしてある日遂に意を決してまゆみのマンションを訪れた竹ノ塚は、そこで炎に包まれるまゆみの部屋と、そこから無惨な焼死体で運び出されてきたまゆみを目撃してしまう。
    事件担当の阿久津刑事(木下ほうか)は、昔の竹ノ塚の素性を知る人物。即、通報者の竹ノ塚を、まゆみに正体を気が付かれたための犯行と断定し連行した。しかもその時竹ノ塚のバッグの中には本人も知らない、だが十分に不利な証拠となる100万の札束も入っていたという…。
    もちろん竹ノ塚の無実を信じる静香は、竹ノ塚のためにまず瀬戸に弁護を依頼、また自分たちも真実を暴こうと、まずは三村まゆみの人間関係について独自の調査を開始した。すると、まゆみとホストクラブの用心棒・結城(遠藤憲一)という男との親密な関係が浮かびあがってきた。付き合っていた女が邪魔になり殺し、それを竹ノ塚の仕業にしようと仕組んだ? だが旧知だという虎之助の追及にも結城は口を割ろうとはしない。
    そして数日後のこと、今度は結城の遺体が『横浜猫の手商会』に送られてきた…!!

    <脚本>いずみ玲
    <企画>荒井昭博/金井卓也
    <プロデューサー>木村康信
    <演出>林徹
    <出演>片平なぎさ/赤井英和/石井正則(アリtoキリギリス)/勝村政信/上原さくら/犬塚弘/遠藤憲一/でんでん/田根楽子 ほか
  • #3

    虎之助が殺人犯!?春節祭の中華街に連続殺人の衝撃!明かされる出生の謎

    横浜中華街。この地を拠点に便利屋稼業を営む『横浜猫の手商会』は、この日も旧暦の正月を祝う街のイベントに、獅子舞いに露天商にとあらゆる形で参加。人々を楽しませていた。
    そんな中、静香(片平なぎさ)と共に店番をしていた虎之助(赤井英和)が、ある男と偶然再会。突然怒りを露にその男の胸ぐらを掴み上げたのだ。結局その男、稲本(堀勉)は間に入った静香のおかげでその場から逃げることができたが、虎之助にとっては取り逃がした怒りがなかなかおさまらないようだった。聞けばその稲本は、スクープネタをマスコミに売り稼いでるトップ屋で、虎之助はその昔、稲本のでっち上げのネタで前科者になったという経緯があった。ここで会ったが…と虎之助が稲本を締め上げようとしたのも無理はない。
    だがこの出会いがその後、虎之助を思わぬ事件に巻き込むことになった。その時落としていったライターによって稲本の家を掴み、そこを訪ねた虎之助は、そこに稲本の刺殺体を発見。稲本に恨みを持つ者として、阿久津刑事(木下ほうか)に容疑者として連行されてしまったのだ。が、連行直後、虎之介は間もなく無事釈放されることになった。本人や静香も驚くほどにあっさりと。
    実はこの釈放の裏には、蒲生晴子(岸田今日子)という婦人の力添えがあった。虎之助も知らないこの婦人、大々的にレストラン経営を展開する『元町ダイニング』の会長で、その後も秘書の速水(池田政典)を通しては、仕事やその報酬など何かと虎之助に便宜を図るようになったのだった。
    「虎之助に惚れてる?」。竹ノ塚(石井正則)、岡田(でんでん)、銀子(田根楽子)ら『猫の手商会』の仲間たちは勝手にはやし立てていたが―。だが、その後、相変わらず虎之助を殺人犯として追いかける阿久津たちの鼻を明かすために真犯人捜しに乗り出すことになった静香たちは、晴子ファミリーと稲本の驚くべき関係を知った。
    稲本は、晴子の次男で現在『チャイニーズカフェ』の社長・沢田輝明(デビット伊東)が、地元議員を抱き込んで土地買収をたくらんでいることを掴み、輝明をゆすっていたらしいのだ。輝明は『チャイニーズカフェ』を継ぐために娘の弥生(中島ひろ子)と結婚。すでに蒲生姓を捨てている。そして今、晴子と『元町ダイニング』を経営する社長の和義(矢島健一)は、先妻の子で輝明とは異母兄弟であるということも。
    複雑な家族の事情を知り、改めて事件の難解さに思い悩む静香。
    だが、そんな静香をもっと驚愕させたのが速水からのこんな告白だった。「実は、会長には昔、手放した子供がいて…それが虎之助さんである可能性が高いんです」。
    これまで晴子が虎之助に何かと目をかけてきたことの真意を初めて知る静香。そして、そうと知った以上、血の繋がりがあるかもしれない虎之助をこれ以上事件に巻き込むわけにいかないと考えた静香は、虎之助抜きで調査を進めることを決意した。だが、その矢先、今度は輝明が水死体となって発見された!その夜、妻の弥生と共に、客船で抱き込もうとしていた議員と食事を取っていたという輝明は、『猫の手商会』のパソコンに、遺書らしいものを送ってきていた。自殺…?
    しかし静香は、あれほど自信に満ちた輝明が自ら命を断つとは思えず、他殺であると睨むのだった。

    <脚本>いずみ玲
    <企画>保原賢一郎
    <プロデューサー>木村康信
    <演出>示野浩司
    <出演>片平なぎさ/赤井英和/岸田今日子/石井正政則/池田政正典/中島ひろ子/デビット伊東/矢島健一/石塚義之/でんでん/田根楽子 ほか
  • #4

    教え子が殺人犯!真実を語らない少女の秘めた想いとは…便利屋探偵が冤罪事件に挑む鍵を握る魔性の女

    横浜中華街。この地を拠点に便利屋稼業を営む『横浜猫の手商会』は、今日も大忙し。虎之助(赤井英和)と金治(でんでん)は、裏路地でそこらじゅうに貼ってあるチラシをせっせとはがしていた。町の風紀を守るのも便利屋の仕事のひとつ。そのとき、派手な身なりの若い女性(大谷允保)が数人のチンピラにからまれているところに出くわした。虎之助が一睨みでチンピラを追い払ったが、その女性は虎之助に「あたしのカラダを買って」といきなり迫ってきた。そこへ駆けつけた猫の手商会社長・音無静香(片平なぎさ)はびっくり。その女性は杉浦里菜、静香のかつての教え子だった。
     仕事がないという里菜に、猫の手商会で働いてみないかと提案する静香。竹ノ塚(石井正則)、銀子(田根楽子)ら社員たちは、傍若無人な里菜の言動に反感を抱き、いい顔をしない。虎之助は、前科持ちであることが、社員の条件だと言って里菜を追い出そうとするが、実は里菜は殺人の前科があり、現在仮出所中だったことがわかり、一同は呆然とする。
     静香は皆の反対を押し切って、身寄りのない里菜を猫の手商会で働かせようとする。しかし里菜は態度が悪く仕事はまったくうまくいかない。社員たちのブーイングの中、里菜をなんとか更生させようとする静香。そんなとき、里菜が事件の関係者だった男・姉小路(松本匠)を町で見かけたと気色ばむ。話を聞いてみると、里菜が殺害したとされる会社社長・黒川由紀也(四方堂亘)には、里菜はその姉小路の紹介で会った。写真のモデルになればバイト料をもらえるという話だったが、黒川は里菜に襲い掛かってきたという。里菜は必死に抵抗して逃げたが、翌日、黒川が死体で発見され、姉小路の証言で、里菜が犯人とされた。どうやら冤罪だったらしいのだ。静香たちは、事件の真相を暴くため、姉小路の行方を追う。
     ところが今度は姉小路が何者かに殺害され、里菜が被疑者として連行されてしまった。静香は手がかりを求めて、死んだ黒川の元妻・美奈子(荻野目慶子)に会いに行った。美奈子は事件後、以前から言い寄ってきていたIT企業社長の長瀬(岡田浩暉)と再婚して裕福な暮らしをしているようで、事件のことは何も心当たりがないという。長瀬の周辺も探ろうとしていた静香は、長瀬家のボディガード・猿渡(船木誠勝)に拉致されそうになるが、間一髪のところで、虎之助に助けられる。静香らは、本格的に調査を始めるが…?!

    <脚本>いずみ玲
    <企画>和田行/保原賢一郎
    <プロデューサー>木村康信
    <演出>葉山浩樹
    <出演> 片平なぎさ/赤井英和/石井正則/でんでん/田根楽子/大谷允保/岡田浩暉/船木誠勝/河相我聞/荻野目慶子 ほか
  • #5

    高級絵画に秘められた殺人の謎…仮面夫婦の悲しき運命と綿密に仕組まれた罠便利屋探偵最大危機

    静香(片平なぎさ)の便利屋"猫の手商会"の得意先である小田切家の主人・平蔵(寺田農)が絵画など高価な美術品を集めてギャラリーをオープンすることになった。その手伝いのために虎之助(赤井英和)らを連れてギャラリーに赴いた静香は、昔付き合っていた朝倉陽平(美木良介)と再会する。小田切家の経営コンサルタントとして雇われているという陽平は静香を食事に誘い、2人は青春を思い出す一時を過ごした。虎之助は胸中穏やかではないが、静香が幸せであれば、と強がる。
    ギャラリーのオープニングパーティーが順調に執り行われている中、小田切の先妻の息子・雅也(松田悟志)が現れ、父親に捨てられた恨みを語り、慰謝料代わりに価値のある絵画をよこせと言い出した。苦々しく思った現在の妻・彩(山口香緒里)は、静香に絵の見張りを依頼した。ところがその夜、その絵画が偽物とすり替えられる事件が発生。猫の手商会の面々が疑われる中、贋作(がんさく)作家・郷田孝司(志賀圭二郎)の存在を知った静香が、今はホームレス同様の暮らしをしている郷田の居場所をつきとめる。話を聞こうと訪れた静香は郷田の他殺体を発見して…!?

    <脚本>いずみ玲
    <編成>金井卓也
    <プロデューサー>木村康信
    <演出>葉山浩樹
    <出演>片平なぎさ/赤井英和/美木良介/石井正則/でんでん/田根楽子 ほか
  • #6

    便利屋探偵VS極悪詐欺集団!!マルチ商法に結婚詐欺あの男が憎い 男達のもつれた過去と憎悪が呼ぶ連続殺人…鍵を握る隠された親子の絆

     静香(片平なぎさ)の便利屋“猫の手商会”が請け負った仕事がきっかけで、従業員の銀子(田根楽子)が結婚詐欺にあってしまった。静香をはじめ、虎之助(赤井英和)ら“猫の手商会”の面々は、犯人である中田と名乗った男を捜し出そうと聞き込みを始める。ところが中田は自殺。その後、金治(でんでん)や竹ノ塚(石井正則)、“猫の手商会”のメンバーが次々に新手の詐欺にひっかかり、静香は不審に思う。そこで静香は虎之助を伴って、中田の交友関係を調べようと、中田の勤め先の社長・門倉(小木茂光)に会いに行くが、すげなくあしらわれる。
     静香らは憤然として表に出たところで、門倉の秘書・樋口(東根作寿英)と鉢合わせた。樋口は社長の非礼を詫びつつ、中田が自殺ではなく何者かに殺されたのではないかと言い出して…!?

    <脚本>いずみ玲
    <企画>太田大
    <プロデューサー>木村康信
    <演出>葉山浩樹
    <出演>片平なぎさ/赤井英和/石井正則/でんでん/田根楽子/目黒祐樹/
    東根作寿英/馬渕英俚可/小木茂光/木下ほうか/石井トミコ/本田大輔 ほか

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