【司会】佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)、宇井愛美
【解説】澤登正朗
1993年にJリーグが開幕して約20年、日本サッカーは着実に進歩を遂げてきた。そして現在、2010年南アフリカで開催されたワールドカップでの奮闘を機に世界の日本サッカーを見る目は大幅に変わってきている。当初国内組が大半をしめていた日本代表、しかし現在の日本代表を見ると約半数の選手が欧州でプレーし、更なる日本サッカーの進化に貢献している。今年開催されたロンドンオリンピックの男子サッカーではメダル獲得にはあと一歩及ばなかったものの、世界王者スペインを撃破するなど見事なプレーを披露し、世界に大きな衝撃を与える結果となった。
日本を飛び出し、世界の舞台で活躍するサムライたち。レギュラーとして確固たる地位を築いた者、サブメンバーとしてベンチでチームを鼓舞する者…。
そして来る2012/2013シーズン、日本サッカー界に、新たな1ページが刻まれた。ブンデスリーガでの活躍が認められた香川真司が、サッカー選手ならば誰もが夢見る世界屈指のビッグクラブ、マンチェスター・ユナイテッドへ日本人選手として初めて移籍。日本からドルトムントへ移籍した当時は全くの無名選手だったが、わずか2年で世界のトッププレイヤーの仲間入りを果たした。
黄金時代を迎えた今の日本サッカー界、もちろん注目されているのは香川に限ったことではない。弱冠19歳の宮市亮はアーセナルからボルトンへ期限付き移籍し、FAカップでは移籍後初ゴールを挙げるなど才能の片鱗を見せた。他にも古豪・シャルケで奮闘する内田篤人や名門インテルで圧倒的な評価を受ける長友佑都。さらに、日本から新たに清武弘嗣がブンデスリーガ・ニュルンベルクへ移籍するなど、今後ますます欧州での日本人選手の活躍に注目が集まることが予想される。
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【司会】佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)、宇井愛美
【解説】澤登正朗