速水もこみち/水嶋ヒロ/相武紗季/中村俊介/佐々木蔵之介/真矢みき ほか
クロノスヘヴン社の一室。部屋に置かれた透明ケースには、“愛を捧げぬくロボット”試作品1号(速水もこみち)が完成目前となっていた…。
製菓会社「ASAMOTO」の企画開発室で派遣社員として働く井沢梨衣子(相武紗季)は、憧れの先輩・石関隼人(姜暢雄)に告白する前にあっさりと振られた。落ち込んでいたところにスーツ姿の男・並切岳(佐々木蔵之介)から理想の彼氏を無料で紹介すると声をかけられ、クロノスヘヴン社にやってきた梨衣子は契約書にサインをする。翌日、会社で新商品試食会議が行われるが、御曹司でありながらグータラと評判の室長・浅元創志(水嶋ヒロ)の姿はなかった。新作ケーキを発表会に届けるよう言い渡された梨衣子は、キャバ嬢に電話中の創志を呆れながら、求められるまま新作ケーキについての意見を述べる。
ある朝、梨衣子の元へ裸の美青年ロボットが届けられた。それが5日間無料お試し期間の“理想の彼氏型ロボット”であることを知った梨衣子は、戸惑いながらも5日間だけと自分に言い聞かせ同棲生活を始める。そんな中、石関から誘われ有頂天でデートに出かけた梨衣子。しかし、梨衣子を愛するようにプログラムされているロボットはデート中にも現れる。邪魔をされたと怒った梨衣子はロボット返却を決意。そんな折、「ASAMOTO」の新作発表会が行われた。盛大な発表会にもかかわらず、石関のミスで肝心なケーキが届かない。石関をかばって自分のミスとしてみんなに謝る梨衣子。そして、梨衣子に会いにきていたロボットは、その光景を見て走り出し…。
速水もこみち/水嶋ヒロ/相武紗季/中村俊介/佐々木蔵之介/真矢みき ほか
<原作>
渡瀬悠宇「絶対彼氏。」(小学館Sho-Comiフラワーコミックス刊)
<脚本>
根津理香
<演出>
土方政人
2025年5月19日 現在